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2022.06.13 Keep going # 8 下北沢SHELTERにて(上野さん弾き語り)

2022.06.13 Keep going # 8
下北沢SHELTERにて(上野さん弾き語り)

上野さんのセットリスト


海月の散歩道
Inner Lights
ダフネ
さよならの向こう側
ブルー・ドット
窓に射す光のように
オルゴールの恋人
春の香りに包まれて
(アンコール)雨に唄えば

この日はThe Cheseraseraの宍戸さんとThe Songbardsの上野さんの弾き語り
上野さんの弾き語りは久しぶりなので、喜んでいそいそと会場へ
宍戸さん、バンドでは聴いたことがあったけど、弾き語りは初めて

上野さんがTwitterで「やばい」とおっしゃってたので、とても楽しみ

宍戸さんのステージから始まります

宍戸さんのアコースティックギター

ステージに上られた宍戸さん、前髪が眉の上でパッツン
前髪が緑?青緑?鮮やかな色
シュッとしたお顔にとても似合う

以前バンドで聴いた曲が、弾き語りで歌われる
弾き語りの分、宍戸さんの声が強く感じられる

だれかを思い出す歌声……と思って、後から繋がった
「つんく♂さん」
記憶にあるつんく♂さんの歌声と宍戸さんの歌声がリンクした
記憶と実際は違うでしょうが、それくらい宍戸さんの歌声は印象的だったのです

上野さんが「やばい」とおっしゃるの、納得しました
上手く言えないけど、緊張感も感じて、リラックスもできて、良い意味で安定しない
寝ちゃいそうな瞬間、切なさでいっぱいになる瞬間、元気をもらえる瞬間……いろいろな感覚が押し寄せてくる
すごく迫力がある
宍戸さん、すごく奥深い歌い手さん……そう思いました

宍戸さん、6月29日に新曲をリリースなさるとか
偶然、The SongbardsのGrow Old With Usと同じ発売日
その曲を聴かせてくださいました
打ち込んできた曲に合わせて歌います、とおっしゃって曲を流したら
歌も入ってました(ノω<`*)
「間違えて歌入ってる方を流しちゃった」
って笑いながら慌ててやり直す宍戸さん、めっちゃかわいい😊

どのような曲だったか、もう記憶の彼方ですが、オシャレな印象を持った記憶があります

ステージが終わった宍戸さん、爽やかな笑顔でステージを後にしました

宍戸さんが終わると、次は上野さんのステージです
弾き語りのステージ、バンドに比べると撤収もすぐ

上野さんが姿を現しました
手にはThe Songbardsのプラボトル
アコースティックギターを繋ぎ、準備をします
アコギを爪弾く上野さん
弾き語りの落ち着いた佇まいに心も静まります
準備が終わったら、上野さんがステージから降りることなく、そのままステージが始まりました

優しいアコギの音が響きます
聴き覚えのあるフレーズ

海月の散歩道

時計の秒針のような音
ギターの音色がそっと会場を包みます
上野さんの静かな歌声
日常に疲れた心にそっと寄り添ってくれる上野さんの歌声
心の棘がハラハラと落ちて行くようです
上野さんの歌声に客席は静かに聴き入ってます
転換の空気から、一瞬で上野さんの世界になりました

Inner Lights


弾き語りでもお馴染みの名曲、今日も聴かせてくださいました
バンドも良いけど弾き語りも良い……
直接メッセージを受け取れるような感じ

!?
上野さん、一瞬、止まりました
一瞬の間の後、続きを歌う上野さん
そのときの「あ……」みたいな笑顔
本当に愛らしい😊😊😊
歌詞を忘れてしまうのも、飛んでしまっうのも、ライブならではの楽しさ

MC


・歌詞飛んで変なことになっちゃった
かえって止まるならまだしも……😅
ちょっと恥ずかしそうにお話する上野さん、堪らなくかわいい😊

・宍戸さんの弾き語りは、やばい
宍戸さんはAnt Lilyの頃から知ってた
宍戸さんのライブには何回も行った
宍戸さんの弾き語りを聴いたとき、衝撃を受け、いつか弾き語りをご一緒したいと思っていた
今日一緒に弾き語りができて、とても嬉しい

・新曲を……


ダフネ

「ダフネという曲」
上野さんが紹介
ステージの照明が落とされます
暗くなったステージ、注目して曲が始まるのを待ちます
…………始まらない……
上野さん
「もうちょっと明るくしてもらって良いですか?
暗くて見えない……」
客席からさざ波のような笑いが起こりました

照明がぐっと明るくなり、また少し落とされ、ちょっと暗い程度になったステージでダフネが始まりました

弾き語りのダフネ、やばいです
これを聴くために今日は来た……そう思いました
バンドでも迫力あったけど、それがダイレクトにぶつかってくる
少しの幸せを含んだ、切なさ、苦しさ、悲しさ……張り裂けそうな想いが胸に直接流れ込んできます

上野さん、表面上は淡々とした表情ですが、歌は泣いてる
心は慟哭してるのに、表面では日常を送ってる、そんな人の姿
上野さんの歌を聴いていると、景色がリアルに目の前に浮かびます

この日の照明、上野さんを後ろから照らすことが多くて、上野さんのお顔に影が射す場面が多くありました
そのお顔が多くの想いを秘めているようで
ますます心を揺らしてくださいました

弾き語りのダフネ、多くの方々に聴いていただきたい……そう強く思いました
こんなに心を揺らしてもらえる機会、滅多にありません

曲が終わった後も、会場はダフネの余韻に満ちていました
今日もたくさん涙しました

弾き語りver.のダフネ、公式のTik Tokに上がってます
まだの方にはぜひご覧になってください!!と申し上げたい……
本当に素晴らしいから

さよならの向こう側

弾き語りでカバー曲を……と前置きした上野さんが歌われたのは、山口百恵さんの曲
実はこの曲、聴くの初めてです
どなたの曲かも知らず、ただその歌声が描く世界に飲まれました
悲しいけど、強いね、美しいね、もう人生が交わることは無いのだね……
上野さんの歌声、様々な想いや感情を生まれさせてくださいます
「唯一無二」上野さんの歌声を聴く度、いつも浮かぶ言葉
上野さん、ギターを指弾きなさってました
ギターを弾く上野さんの手が、指が、ヒラヒラと舞うようで
とても美しくて
まるで夢の世界のようでした

ブルー・ドット

イントロを聴くと遙かな空間があたまに浮かぶのは、私だけではないと思います

絶望しているようで希望も感じる、不思議な曲
今はバラバラでも、目指す世界が同じなら、いつか協力できるのではないか?と残酷な希望を持つ
地球を離れて、蔑ろにして、生きていけるのだろうか……?
大切なものを大切と認識するには、自分は目が曇りすぎているようです


窓に射す光のように


サカスプでは聴けなかった曲、ここで聴けました
どうもありがとう
弾き語りは上野さんの歌声が直接届けられて、こちらの心も剥き出しになるような感じがします
心に鎧をつけても飾ってもそれをすり抜けて、直接、心に話し掛けてくる
慌てずゆっくり、対話したい
急ぐと、ささやかな変化は見えなくなってしまう

オルゴールの恋人


まさか冬の曲、聴けるとは思っていませんでした
心が揺れる曲、ありがとうございます
上野さんがどのように曲を作ったかお話してくださって、何となく感じていたたくさんの感覚が胸に落ちた曲
いろいろと自分と重ね、想像し、味わえる曲
100人が聴けば、100通りの物語がそれぞれの胸の中に生まれるのでしょう
上野さんの切なくも美しい歌声が会場を包みます
心を揺れるままに任せ、上野さんの歌声とその世界に浸りました
イントロ、上野さん、指弾きです
上野さんが優しく力強く弦を弾くと、会場にギターの音が広がります
上野さん、イントロが終わると、右膝に置かれたピックを手に取り、ギターを弾かれました
指弾きの手も、ピックを取る仕草も、全部が美しく目に映りました

春の香りに包まれて


冬のオルゴールから、春を迎えます
バンドの重厚な始まりが大きな物語だとしたら、弾き語りは身近な春の訪れ
ふと木の芽が膨らんでいるのに気づいたとき
氷柱の先からぽとりと水滴が落ちるのを見たとき
そんなイメージ
小さな変化から春が来ていることをしみじみと感じます
上野さん、淡々と春の訪れを歌います
その分、自分の春に自由に想い巡らせ、喜びを感じられます

会場を温かな空気に変え、ステージが終わりました
上野さん、ギターをスタンドに掛けると、上手からステージを後になさいます

大きな拍手が起こります
拍手は鳴り止まず、そのままアンコールを願う手拍子に変わりました

上野さんのアコースティックギター


上野さんがアンコールに応えてくださいました
上手からスッとスマートに姿をみせた上野さん、ギターを手に取ると、
「一曲だけ……」
とおっしゃって、歌ってくださいました

雨に歌えば


以前はライブの定番曲だったのですが、最近はアンコールで聴くことが増えました
雨という一見気分が落ち込みやすい天気でも、捉え方次第で変わるよ
泥臭い努力を続ける雨のような日々の先には、晴れの日のような素敵な日があるよ
そんなメッセージを受け取っています

傘をさしてると気づかないけど、実はもう、晴れは近い
頑張って毎日を生きる人たちを、遠回しに応援してくれてる曲
今日も素敵なメッセージを勝手に受け取りました
ありがとうございます

歌い終わった上野さん、
「ありがとうございました」
とおっしゃると、ステージを後にしました
客席が明るくなり、ステージの終わりが告げられます
ステージの写真を撮る間にも、スタッフの方々が椅子をたたみ、片付けの作業を進めます

お聞きしたところ、今日は物販は無いそうです
マネージャーさんもお姿が見えません

今日は月曜日、一週間が始まったばかり
明日も仕事です
写真を撮ったらライブハウスを出ました

駅までの道、仲間と分かち合いです
上野さんの素敵さ、可愛らしさ、MCの内容などなど
短いけど、楽しい時間😊

駅で皆、別々の路線へ
現実の生活に戻ります
バンドとは違う魅力に浸った夜は、穏やかに過ぎて行きました
また、ステージの上野さんに会いに行きます
今夜も、ありがとうございました

照明がつき、機材が片付けられたステージに
上野さんのアコースティックギター


後半にもMCがあったのですが、どこだったか、覚えてません
また、MCのお話、ごっちゃになってます
ご了承ください


MCでお話してくださったこと


①宍戸さんとの素敵なエピソード

6月29日に2ndアルバムGrow Old With Usを発売するThe Songbards
その制作エピソードを話てくださいました

1stアルバムを出した後、3部作を出すことになった
シングルではなく、ミニアルバムを2枚挟んでのフルアルバム
上野さんと松原さん、二人で曲を作るので、作れる曲が多いから、と提案された
その方が多くの曲を届けられるからと思い、そうすることにした

でも、やってみたらけっこう大変だった
フルアルバムでは精神的に大変なときもあった
そんな中でも、ライブであちこちに行ってた

あるライブで宍戸さんと一緒になることがあった
終了後、宍戸さんから「会わないか?」と連絡があった
その時の上野さんはいっぱいいっぱいで、余裕が無いことを宍戸さんに伝えた

すると、宍戸さん
「(上野さんが泊まってる)ホテルに会いに行く」
と言ってくださって、会うことになった

宍戸さん、「案の定」ホテルに来てくださった
ドリンクも持ってきてくださった
その頃、宍戸さんもいろいろと考えることがあった様子
ホテルの部屋でいろいろお話した

素敵なエピソードをお話する上野さん
穏やかながら感極まった様子
大きな目が心なしか潤んでいるように見えました

宍戸さんが上野さんを支えてくださったお話、心に良いさざ波が起こりました
宍戸さん、魅力的なお方
上野さんを支えてくださった
Grow Old With Usを聴くとき、宍戸さんにも感謝して聴きたいです

そして、ご自身の「案の定」という表現にご自身でツッコむ上野さん😊
「案の定ってめっちゃ失礼やな」
と「やらかした!!」って顔になった上野さん、とても愛らしい😊
会場に笑いが起こります
大丈夫、きっと宍戸さんも笑って許してくださる🥰

この日の夜、上野さんのあげたストーリーには
「案の定楽しかった」
の一言がありました😊


②対バンツアーのお知らせ

アルバム発売に伴い、ツアーがあることをアナウンスした上野さん
「ツアーが8、9月にあります」
😊😊😊😊😊
本当に8月ならお盆休みを取りやすいから助かるのですが……
こういうところも
上野さんの堪らない魅力
可愛らしくて仕方ない😊
もう、このままスクスクと育ってほしい😆
(正しくは9、10月)


その他


①左脚かわいい

弾き語りしてる上野さんの左脚、リズムに合わせて踵が上下して、タンタンしてました😊
その様子が何だかとーーーってもかわいくて🥰
上野さんというだけでかわいいのに、可愛らしさ倍増🥰
理由なんて分からないし、分かろうとも思わない
ただかわいい、それで良い😆


②影が印象的

ダフネでも書きましたが、この日の照明、ステージの下手側からと上野さんの後ろから当たる場面が多くありました
下手側から当たればお顔の上手側は影になります
後ろから当たればお顔が影になります
この日の上野さん、お顔に影を落として歌われる場面が多かったです

そのせいか、いつもの上野さんより大人びて見えた
弾き語りの静かな雰囲気も相まって、憂いを含んでいるようにも見えた

そのせいもあるのか、切なさを含む心を揺らす曲、とても沁みた


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