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2023.08.07 上野さん Unplugged Live 祖師ヶ谷大蔵 BOOKSHOP TRAVELLER にて

2023.08.07 上野さん Unplugged Live 祖師ヶ谷大蔵 BOOKSHOP TRAVELLER にて




ソングバーズのボーカルとして活躍中の上野皓平さん
機械を一切使わないライブに挑戦なさった


セトリは公式からLineで公開された
誰でも見られるTwitterやインスタではなく、お友だち登録した方にだけ公開されている
それを踏まえ、演奏された曲のうち、特に印象に残った曲についてだけ書くことにする


MCについて
バチバチのライブというより、曲毎に上野さんがお話される感じだった
内容を覚えていても、どのタイミングで出たか定かではないこともあるので、それは後にまとめて記録する


当日の物販のお知らせ


上野さんのライブ、BOOKSHOP TRAVELLERさんも力を入れてくださってた


https://twitter.com/hanadagumi/status/1688432771352727552?t=B2zz23EQGw_0Wj_DLk3y8w&s=19


扉に描かれたロゴの写真を撮りたくて、ちょっと早く行く
写真撮ったらサクッとその場を去ってご近所に迷惑かけないようにしよう、と決めていた


お店の前にはわきてんさん、お客さんとにこやかに談笑なさってる
お話が終わったわきてんさんに写真撮って良いかお声掛けし、中を見ると……上野さん!!
リハの前?後??

……写真、後にしました
撮ったら上野さんが写り込んでしまう
盗撮、良くない🙅‍♀
上野さんのお姿を拝見できただけでも僥倖です
(。-人-。)


当日のリハの様子、公開されました
上野さんも、観客役の俳優さんも、必見です


お店の前を離れ、スーパーで持ち込み用のドリンクを購入
ライブハウスじゃないから、ドリンクは自分で用意する
これもライブとして新鮮な体験


会場は本屋さんの1階
中央にある本棚を壁側に移動させて作った空間
長方形の会場
長辺の中央に上野さんの席
向かいの長辺に沿って2列、上野さんの左右にも長辺に沿って2列、椅子が配置されている感じ


店内にはわきてんさん……BOOKSHOP TRAVELLERの店長さんです……の計らいで、The Songbardsの曲が流れていた


短辺の片方が入口
反対側の短辺がレジ
レジ前には上野さんの選書が並べられている


レジには岩田さんの姿
岩田さん、ご自身の出演なさらないライブでも必ずいらっしゃって、物販の対応をしてくださる
とても仲間を大切にされる、優しいお人柄だと思う
バンド内で協力し合う様子を感じ、これからも応援したくなる


松原さんのお姿が見えないけど、表から見えない仕事を山のようにこなしてらっしゃる
上野さんを大好きな松原さん、本当は来たかったろうな……
松原さんの胸中を思うと胸が痛む


皆さん、お身体お大事に……

入口から見覚えのある青年
やまもとはるとさん
上野さんの歌を聴きにいらした様子


上野さんがとても近い
正面だと、お腹が鳴ったら聞こえてしまうと思う
労働の後、汗臭いのもバレそう……その席じゃなくて良かった気もする😅


近くの仲間と
「近いね」
「上野さん、何回『近い』って言うかな?」
と話したりした


上野さんの椅子の近くにはクラシックギターとウクレレ
いつものアコースティックギターがいない
アコースティックギターは、後で上野さんが登場なさるとき、一緒に持っていらした


Unplugged Live

プラグを刺さない、使わないライブ
完全生音
上野さんの歌声をそのまま受け取れるライブ
大人数ではできない
30人くらいだったのではないかと思う


今回のライブで知ったこと
機械に頼らないからこそ受け取れるものが、こんなに大きいとは思ってもいなかった


ちょっと時間を押してライブが始まった


BOOKSHOP TRAVELLER外観
一階は一箱本屋さん
二階は特設展
面白い本と出会える本屋さんです


開演


上野さんがレジ近くの階段を降りてらした
この階段、傾斜がすごい急
昔の家にある階段
降りるとき、毎回落ちる未来が視える階段です
上野さんが無事に降りて来られて良かった


すぐ隣の通路を上野さんが通る
爽やかな風のようだった
上野さん、いつものカーディガンを羽織ってらっしゃる
以前からお召しのカーディガン、拝見するとホッとします


席に座った上野さん、第一声が
「近いな……」
という呟き
やっぱり近いですよね😅


「僕の椅子のほうが低いですよね」
「何かこう、威圧感がすごい……」

すみません
圧かける気はないのですが、前のめりになっちゃってるかも😆
みんな上野さんが大好きだから


青の旅



いきなり2番から歌い始めて
「違った……」
と歌いなおす上野さんかわいい♡

その後は上野さんの綺麗で力強い歌声に酔いしれた


I will / The Beatles



ウクレレで聴かせてくださった
チューニングは携帯のアプリでなさってた


機械を通さない歌声で聴く上野さんの歌

オリジナルと違う魅力で沁みる
ウクレレを爪弾く上野さんの指がヒラヒラと美しかった


上野さんのウクレレ
かわいい
椅子の上には上野さんの古書も


フィラメント



やっぱり柴田さんを想う
ライブハウスとは違って上野さんが近い
涙がバレていませんように……バレても良いか……泣かせておいていただける優しさに甘えよう


旅をする木



アコースティックや弾き語りライブだけで聴ける曲
これまではエフェクターを通した音楽として聴いてきた

エフェクターを通した「旅をする木」
遠くまで意識が広がるような音楽に感じていた
遥か遠く、この世ではなく、異次元か無意識の奥で歌われているような、そんな印象
ずっと遠くから語りかけて来るように感じていた

生で聴く上野さんの歌声は、逆だった
歌声ははっきりと人間の形をもっていた
上野さんという一人の青年
今ここに居る、目の前の青年から感情が流れ込んで来るようだった


どちらが好きかは、聴く方の好みやそのときの心に依ると思う
どちらも素晴らしいと感じた


ブルー・ドット



アコースティックギターで歌う上野さん
途中、「ボン!!」と鈍い音がした
?と思ったら、キラキラ煌めく弦が下がってる
細い方から2番目の弦が切れてしまっていた
大阪では一番細い弦が切れた
夏は弦が切れやすいのかな?


それでも歌いきり、ニコニコと
「(ギターやウクレレを)たくさん持って来てて良かった」
と穏やかにおっしゃった


上野さんのしなやかな強さを感じる瞬間だった


朗読



この日、上野さんはご自身の古書を持って来てくださった
どのような古書か、興味津々


上野さんが持ってこられたのは、次の本たち
・世界はうつくしいと(長田弘)
・わすれられないおくりもの(スーザン・バーレイ)
・印度放浪(上下巻セット)(藤原 新也)


このうち、「世界はうつくしいと」から2編の詩を朗読してくださった
「朗読の練習をしていないので、もし噛んだら笑ってください」
とおっしゃってた


最初、電気を消した中、ランタンの光で読もうとなさる
でもやはり読み辛くて、電気をつけて読んでくださった


言葉を丁寧に読んでくださる上野さんの声に、耳を傾ける
詩の言葉から情景が頭に浮かぶ


贅沢な時間だった

朗読が終わり、上野さんの古書は販売するというお知らせ
「ほしい方で殴り合いが起きても何ですから、じゃんけんで決めましょう」

客席から笑い🤣🤣🤣
殴り合い、ですか🤣🤣🤣
上野さん、ご自身のファンをどう見てらっしゃるの🤣🤣🤣


上野さんとじゃんけん
買った人は、ライブ終演後、レジに申し出て本を購入するシステム


「わすれられないおくりものは、まだ売ってるんですよね」
「この二つ(世界はうつくしいと、印度放浪)はもう絶版なのかな?」


2冊と1セット、どれも購入希望者が複数
じゃんけんで幸運な方の手元に旅立った
(希望したけど、もちろん、負けた)


かざぐるま


上野さんの歌声の美しさが、ほかの曲よりなぜか強く感じられた
どの曲でも綺麗なのに、不思議


上野さん、機械を通すより、生の歌声の方が美しいんじゃないだろうか?
多くの方々に歌声を届けるには、どうしても機械が必要
でも、機械で失われるものもあるのかも知れない……
このときのかざぐるまは、そんなことを思わせた

それくらい、美しかった

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選書紹介


BOOKSHOP TRAVELLERで扱っている上野さんの選書を、上野さんご自身が紹介してくださった

BOOKSHOP TRAVELLERで扱ってる上野さんの選書は3冊
破局(遠野遥)
センス・オブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)
7つのチャクラ(キャロライン・メイス)


破局



純文学と大衆文学の違いをお話された
作者が若くして芥川賞を受賞されたことも

読み進めるうちに感じてくる不気味な感覚を覚え、結末を迎えたときに「うーん」となったらしい
上野さんのお話を伺うと、読みたくなる
上野さん、プレゼン上手

センス・オブ・ワンダー



作者の紹介、沈黙の春で有名
BOOKSHOP TRAVELLERで出会った本
本の内容の紹介もしてくださった

お話を聴いて調べたら、センス・オブ・ワンダーは、「自然に触れて深く感動する力」という意味らしい
子どもの頃はすぐ見つけられた虫や小動物、今も居るはずなのに、歳を重ねた自分は見つけられない
イモムシもトカゲもカタツムリも、何処に行ってしまったのだろう
居る気配はするのに

幼い頃に自然から感じ取れたものを、今は感じる手段を奪われている感じ
貧しい世界になってしまった
妖精は幼い子どもにしか見えないというのも、納得できる

7つのチャクラ


チャクラという考えからこの本に入った、という上野さん
上野さん→インド→ヨガ→チャクラ
綺麗に繋がってますなぁ


人には7つ、チャクラがあるという話から
スピリチュアルに抵抗が無ければ……とお話してくださった
スピリチュアルなお話であることに気を遣いながらお話される上野さん
大丈夫です、みんな大人ですから、自分で選べる……はずです


作者は患者を見た瞬間にどこが悪いか分かるらしい
それに因んで、上野さんが通う針の先生の話もしてくださった
針の先生、上野さんを見て
「ここが辛そうですね」
と指摘なさり、それがドンピシャだったりするらしい


そういう能力を持った方がいてもおかしくない
ただ、偽りの能力を騙る人も多いから、スピリチュアルなものに対し、誰もが当然のように警戒心を抱く
疑いから始まることが当たり前だし、嫌う人も多い
お金や名声、権威のために使う人が減れば、もっときちんと扱えるのに……と思う


上野さんも、本当に気を遣いながらお話されていた
上野さんに邪心がないこと、ファンを騙そうとしてないことは、わかってる
それでも気を遣いながらお話しなくてはならないくらい、デリケートな話題
上野さんが安心してお話できたら良いのに……

上野さん、かわいかった
最初の作者紹介で
「シカゴ在住……シカゴって、アメリカですかね?」
極上の和み、いただきました
上野さん、堪らなくかわいい🥰🥰🥰


ちゃんとその後
「アメリカか……アメリカ在住ですね」
と認識してらっしゃった


上野さんの選書
ライブ後、全てソールドした


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センス・オブ・ワンダー


聴くのは2回目
残念ながら、まだ歌詞はちゃんと入って来てない
鬱蒼と繁った森の中を散策してる感じ
幼い頃は目に飛び込んできた生き物たち
今は見つけられなくなった命たちを偲んだ


上野さんの涼やかな歌声、まるで森林で吸うひんやりと気持ち良い空気のようだった

ガーベラ


「ウ、ウ、ウ~ウ~ウ」
を皆さん歌ってください、と上野さん
上のパートと下のパートを練習する
「あと、有志が歌ってる場所、あそこも皆さんに歌って貰おうかな……」
……😅
歌詞、大丈夫かな……?
自信たっぷりには歌えない気がする……


もちろん、みんなで楽しく歌いました
自信ないなりに小さな声ですが、歌いました

お客さんが歌ってるときの上野さん、すごく優しいお顔
まるで小さな子を見守る保護者みたいなお顔

大人になると、こういう眼差しで見守っていただけることって無くなるから、嬉しいものですね

上野さん、ありがとうございます


終演


最後の曲が終わり、上野さんがレジ横の階段から2階に上がる
拍手がアンコールの手拍子に代わる


階段をリズミカルに降りる音がした
上野さんが再び姿を見せる


アンコール



「階段を降りる音で分かっちゃうっていうね……」
穏やかに微笑みながら上野さんがおっしゃる


「聴きたい曲、何かありますか?」
上野さんが客席に問いかける


ちょっとだけ間をおいて
「斜陽」
と声が挙がる


上野さん
「斜陽……って、誰かと思えばはるとじゃないか😊」
ニコニコと嬉しそう
やまもとはるとさんがリクエストしたらしい

「……ほかにありますか?」
「夏の重力」
客席から季節にぴったりのリクエスト


夏の重力も聴きたいけど、どうしてもリクエストしたい曲があった
過去に1回しか聴いたことのない曲
堪らなく孤独で、消えてしまいたくなる気持ちを歌ってくださった


上野さん
「……他には……?」
上野さん、ありがとうございます!!
手を挙げて「漂流」をリクエストする


上野さん
「漂流……またマニアックな曲を……」
ちょっと考えあぐねてらっしゃる様子
「今日は歌詞を書いたスケッチブックが無い……」
「やめておきましょう」


上野さん、ありがとうございます
みんなの為でなく自分の聴きたい欲で出したリクエストなのに、きちんと考えてくださって


上野さんがクラシックギターを鳴らす

夏の重力



子どもの頃の夏休み
いつまでも続くように感じていたのに、今はたちまち過ぎて行く


その切なさを、上野さんが歌い上げる
機械を通さない上野さんの歌声、やはり美しい


終演後



お店の奥のレジで物販
岩田さんが立ってくださってる


この場所、ドコモは相性が悪い
電波が全然、届かない
ほかの携帯会社は大丈夫らしいけど……


せっかくPayPayを用意してくださってたが、結局、現金で購入した
蛇足だが、このときの経験が、後日、新宿のミュージッククロニクルでも役立った
新宿のMARZも電波が悪く、PayPayが使えなかった……でも、慌てずに済んだ


周りには本を買い求めるお客さんがたくさん
上野さんの選書3冊が飛ぶように売れて行く
たちまちソールドした


お客さんが減った店内
一箱毎に違う本屋さんが受け持っている棚
面白い


ホーガンの本ばかり置いてある棚が目を引く
ハードSFで有名な作家さん
もう亡くなって随分経つ
店主さん、良い趣味をしてらっしゃる
その棚を見て、ロバート・チャールズ・ウィルスンの本を読みたくなった

お店を出て帰途につく
仲間とセンス・オブ・ワンダーの話で盛り上がる
感受性の豊かな、とても素敵なお嬢さん
いつも優しく相手してくださって、ありがとうございます
この日も楽しいお話を聞かせていただいた


「また明日」
松原さんの弾き語りが翌日
楽しみな約束をして別れた


終演後の呟き
撮ってくださったのは、岩田さんでしょうか?
それとも、わきてんさんでしょうか?
お客さんの顔が映り込まないように気配りのある撮影、どうもありがとうございます


終演後の上野さんの呟き
やっぱり近かったですよね😅
でも、これに懲りずにまたお願いします🙏

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上野さんのお話


・落語?


カーディガンを羽織って登場なさった上野さん
「見てるだけで暑いと思うんですけど……」
「温まったら羽織を脱ぐ落語スタイルで……」


時間が経ち、カーディガンを脱いで
「落語だとマクラの後に自然に脱ぎますね……」
上野さん、脱いだカーディガンを畳んで座っている椅子の隣に置かれた

こっそり、「上野さんの抜け殻」と思った
抜け殻も愛おしい😊

上野さんのお話には八っつぁんも熊さんも出てきませんが、毎回楽しくうかがってます


椅子とクラシックギターの間に
いつものカーディガン♡
このカーディガン見ると、
「上野さんだなぁ」と思う


・違います


クラシックギターを手に取った上野さん
「アコースティックギターとクラシックギターでは、この印の場所が違うんです」
ギターのネックに付いてる印の説明をしてくださった

「途中までは同じなんですけど……」
具体的な数字を挙げて説明してくださる


知らないことばかり
知らないことのお話を聴けるの、楽しい
……でも、ごめんなさい
アコースティックギターとクラシックギターの違いも分かりません……

どちらも瓢箪型で、中が空洞
その程度の認識
無学だと、上野さんのお話を理解もできないのだなぁ、と残念に感じた


・本好き


上野さん、周りを見回して
「いやー、本の中でできるって、良いですね……」
「昔、本屋さんになろうと思ったくらい、本が好きなんです」

・アンケート その1


上野さん、弾き語りだとアンケートでファンと交流してくださる


「この中で、めちゃくちゃ本が好きっていう人はいますか?」
ほとんど手が上がらない


「じゃあ、そこそこ好きって人は……?」
ほとんどのお客さんが挙手


「『めちゃくちゃ』と『そこそこ』の違いって、何でしょうね……?」
客席、笑い


めちゃくちゃ好きで聞かれたとき、「The Songbardsより好きかな?」と考えた
めちゃくちゃ好きと言えるほど立派じゃないと思った

・アンケート その2


「この中で初めてThe Songbardsライブ来た方は……?」
手が挙がる
「それはまた変わったライブにいらっしゃって……」
上野さんの言葉に客席から笑い🥰


・アンケート その3


「この中で、BOOKSHOP TRAVELLERに下北沢の頃も含めて来たことがある方……」
たくさんの手が挙がる


「初めて来たという方……」
何人かの手が挙がる


「BOOKSHOP TRAVELLERさんには、以前からお世話になってて……」
「CD置いて頂いたり、選書を置いて頂いたりして……」


First E.P.、BOOKSHOP TRAVELLERで買いました
アコースティックツアーで知り合った方にお贈りして、気に入っていただいて嬉しかったです


そして、コレクション展!!
The Songbardsファンにとっては幸せすぎる空間だった
関西からも観に来られた方も多くて、The Songbardsがどれだけ愛されているかを実感した
このとき、展示された写真にサインに来られたメンバーさんのチェキ、今もBOOKSHOP TRAVELLERのレジの上に貼ってある
今も行くとそれを見て、柴田さんに会ってる


コレクション展のときのチェキ
下北沢から持ってきて
貼ってくださってる
柴田さんに会える数少ない場所


・恥ずかしい



お客さんの近さに戸惑う上野さん
「水を飲むのも恥ずかしいですね……」
「どこ見て歌ったら良いんだろう……」
この日の上野さん、何回も「恥ずかしい」とおっしゃってた

・メンバー紹介

「いつもお世話になってる、わきてんさんです」
BOOKSHOP TRAVELLERの店長さん、わきてんさんが帽子を脱いでお辞儀なさる
とても親しみやすいお兄さんなような雰囲気の方です

続いて女性の方も紹介してくださったのですが……本当に申し訳ないのですが、お名前を忘れてしまいました
レジで電波が悪くてオタオタしてたとき、いろいろ教えてくださった、とても親切な方です


「隠れてますが、ヨシヒデです」
レジカウンターの後で座って作業なさってた岩田さん
顔を上げてくださった


「いきなりメンバー紹介みたいになってますね😊」
上野さん、ニコニコとお話される
上野さんのライブを支えてくださるチームメンバーですね


・視線を外す


歌い終わった上野さん
「今日は物販も持って来てます」
カウンターの方を示す

お客さんの視線がカウンターや天井近くのTシャツに集まった間に、喉にスプレーをシュッ!!
ほかの気づいた仲間と、あまりに可愛らしくて、笑いが漏れてしまった🥰


上野さん
「何かそんなに可笑しかったですか?」


「わざとですよね……」
「視線を外すために……」


上野さん
「皆さんがあっち見てる間に、喉にスプレーしました😊」


スプレーするのも恥ずかしい距離……
上野さん、気にせずどんどんスプレーしてください……って、気になっちゃいますよね😅


上野さんの喉スプレーに協力したTシャツ
天井近く吊るすなんて、
見せ方がうまい!!


・明るい


「この恥ずかしさは、明るいせいもあると思うんですよね……」
「電気消してみたらどうかな……?」


わきてんさん
「真っ暗になります」

上野さん
「真っ暗……何も見えなくなっちゃう……」
「やってみて良いですか?」

電気が消される
真っ暗になる店内
入口からはいる外の光だけで、楽譜も見えない
ライブするのに視覚に頼れない


客席から携帯使う?みたいな声が上がる中、わきてんさんが電気のランタンを出してくださった
これが素晴らしかった!!
ランタンの光に照らされる上野さん……なんとも美しく、雰囲気があった……


「アウトドアみたいですね」
「怪談も合いそう……怖い話、苦手なんでやりませんけど」
フムフム、上野さんは怖い話が苦手なんですね
メモメモφ(•ᴗ•๑)


・お地蔵さん


「僕の実家に仏壇がありまして」
「……何だっけ……?」
「……お坊さん……?」
「……お坊さんで良いのか……?」
「……うん、お坊さん」

時間をかけて「お坊さん」という言葉を思い出す上野さん……かわいらしすぎ🥰


「実家に仏壇があって、お坊さんが来てお経を読んでくれたんですよね」
「幼稚園くらいのとき、ピンポンて鳴って、出て」
「『お地蔵さんが来たよ』って言って、家族が爆笑するっていうね……」
「本当に来たらホラーですよね」
「電気消して話せば良かったかな?」


客席、和みまくる


・ゆっくり読んでる


去年の目標が
「本を100冊読む
だった上野さん

去年はそれのために数を読むことに重点を置いてらした
その反動で、今年は本を読む時間がすごく短くなっている
その分、大切に読まれているらしい


・読み方はいろいろ



本を読まない時期があっても良い
読まなくても充実した毎日を送れていれば良いと思う

そんなお話をしてくださった
上野さん、多様性を抵抗なく取り入れてらっしゃる


・成長した


ライブの終盤
「電気消したりして、やっとこの雰囲気にも慣れました」
「今日でまた成長しました」


距離が近い弾き語りライブ、またあっても大丈夫……ですか?


・「えーっ!」


上野さん
「次が最後の曲です」


客席
「えーっ!」

上野さん
「この『えーっ』は嬉しいですね」

「普段は『えーっ』って言われるのって、余程のことをやっちゃったときだけですから……」


上野さん……🥰🥰🥰🥰🥰


上野さんのクラシックギター
アコースティックギターの弦が切れて
大活躍した


🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊


初めての完全生音ライブ
上野さんの美しい歌声を堪能できるライブでした

今回のライブで感じたこと、いくつもありました


その一つが、機械を通すことの勿体なさでした


多くの人に音楽を届けるため
曲のイメージに近い音を作るため
機械は大きな力を発揮してくれます


でも、同時に、バッサリ切り捨てられてしまっているものも多いのかも知れない……
上野さんの生の歌声を聴いて、そんなことを思いました
スピーカーを通して聴く歌声より、ずっと豊かで幅広い感じがしたのです


もちろん機械の力を存分に借りて届けていただける音楽も、大好き
堪らなくかっこいい


それに対し、生音のライブは、歌を聴く喜びの原点に戻った気がしました
もちろん、それを感じられるのも、上野さんの実力があってこそ
今回、機械に頼らない上野さんの歌声を聴けたのは、ものすごい贅沢だったと思います

それくらい、素晴らしかった


生音だからお客さんも少人数、頻繁に求めることはできません
でも、また機会があったら、また行きたいと強く思います


祖師ヶ谷大蔵駅前には
岩田さん……ならぬウルトラマン
地球の平和は岩田さんに託されました!!
(岩田さんのストーリーへのオマージュ)

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