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The end of their life. 137   山口 冨士夫

The end of their life. 137
 
山口 冨士夫(やまぐち ふじお)
(1949年8月10日-2013年8月14日)
ロック・ミュージシャン。
東京生まれ。
 
日本人の母と、占領軍の黒人の父との間に生まれる。しかし家庭の事情から幼少時は孤児院で育った。
 
1967年「ザ・ダイナマイツ」でギタリストとしてデビュー。リード・ヴォーカルを務めたデビュー曲『トンネル天国』はスマッシュヒット。グループ・サウンズ・ブームの中で人気を博す。しかし1969年大晦日のステージで解散。
 
1970年代はじめに京都に移住し、柴田和志(チャー坊)と共に伝説のロック・バンド「村八分」を結成。ライヴにこだわり異色の楽曲を数々展開し、異能ぶりを示す。そして1974年、初のソロアルバム『ひまつぶし』をリリース。
 
1975年、ルイズルイス加部らと「リゾート」を結成。
 
1987年、元村八分の盟友青木真一、元フールズのメンバーと「ティアドロップス」を結成。
 
1989年、2nd.アルバム『らくガキ』で東芝EMI よりメジャー・デビュー。また、忌野清志郎との共演シングル『谷間のうた』をリリース。FM東京などで歌詞が猥褻として放送禁止となり、ザ・タイマーズが「ヒットスタジオR&N」出演中に同局などを罵倒する一因となった。
 
2013年7月14日、東京都福生市の福生駅前のタクシー乗り場で、アメリカ人の男性が男性を一方的に殴っているのを見かけ、止めに入ったところ突き飛ばされて後頭部を打った。それにより急性硬膜下血腫を起こし、都内の病院に入院。10日後の8月14日。脳挫傷のため死去。64歳。

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