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The end of their life. 132   ジェローム・ジョン”ジェリー”ガルシア

The end of their life. 132
 
ジェローム・ジョン”ジェリー”ガルシア(Jerome John "Jerry" Garcia)
(1942年8月1日-1995年8月9日)
アメリカのミュージシャン、ギタリスト。
アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
 
アメリカのロック・バンド、グレイトフル・デッドのリーダー、リード・ギタリスト。
  
4歳の時、家族で休暇に訪れていたサンタクルーズ山脈で事故に遭い、右手中指の3/2を失う。でもそんな右手を自分のシンボルのようにして前向きに過ごしていた。
 
1965年、ボブ・ウェア、ロン”ピッグペン”マッカーナン、フィル・レッシュ、ビル・クルーツマンとグレイトフル・デッドを結成。同年、「意識の解放・拡大」をうたう作家ケン・キージーが主催するアシッド・テストに、ジャック・ケルアックの記念碑的作品「路上」の主人公のモデルとなったニール・キャサディや「ホール・アース・カタログ」を出版したスチュアート・ブランドらと参加。
 
グレイトフル・デッドはその後独特のグルーヴと、ジェリーのカリスマ、メッセージなどで、カウンター・カルチャー、サイケデリック・カルチャーのアイコンとなっていく。心酔するファンはデッドヘッズと呼ばれ、ツアーを追いかける者も多数現れた。ライヴ・ツアーの収入は長年、全米でトップ3に入るほどの人気を誇った。
 
ソロ活動や多くの他のミュージシャンのアルバムにも積極的に参加した。
 
後年は糖尿病やヘロイン、コカイン中毒で苦しみ、1995年8月、カリフォルニアの薬物リハビリ施設に入院中に心臓発作のため死亡。
53歳。
 
ジェリーの死を悼み、カリフォルニア州庁舎は半旗を掲げ、米大統領ビル・クリントン(当時)はネット上に「i」を並べ蝋燭に見立て、哀悼の意を表した。
 
ローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第13位、2011年の改訂版では第46位に選ばれている。

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