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The end of their life. 091 ローウェル・ジョージ

The end of their life.  091
 
ローウェル・ジョージ(Lowell George)
(1945年4月13日-1979年6月29日)
アメリカのミュージシャン。リトル・フィートのヴォーカル、ギタリスト、バンド・リーダー。
アメリカ・カリフォルニア州ハリウッド生まれ。

小さな頃にハーモニカを吹き始め、ギター、フルート、尺八までも吹きこなした。
 
フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションを経て、1969年にリトル・フィート結成後はバンド活動の他に、ヴァン・ダイク・パークス、ジョン・ケイル、はっぴいえんど、矢野顕子などのセッションにも参加。
 
アメリカン・ルーツ・ミュージックにインスパイアされたサウンドに加え、ローウェルの力強いヴォーカルとスライド・ギターで存在感を放った。また、ネオン・パークの手によるジャケット・イラストレーションも話題になった。
 
1970年後半頃から薬物中毒に落ち入り、過食症にも悩まされ体重は140キロに。1978年に集大成的なライヴ盤『ウェイティング・フォー・コロンブス』を発表し、同年7月には初来日公演を行う。
 
1979年、唯一のソロアルバム『特別料理(イート・イット・ヒア)』を発表し、リトル・フィートを解散(88年にバンドは再結成)。アルバムのツアー中の同年6月15日、ヴァージニア州アーリントンのホテル滞在中に倒れ、6月29日、ドラッグのオーヴァードーズによる心不全で死去。34歳。

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