The end of their life. 012　ペギー葉山

The end of their life.  012
　
ペギー葉山（ペギー はやま）
（1933年12月9日-2017年4月12日）
日本の歌手、タレント。
東京都新宿区生まれ。
　
歌が好きな少女だった。青山学院中学部時代に声楽家の内田るり子に声楽を習う。音大進学を目指したが、FENから流れるアメリカのポップスに惹かれてクラシックからポピュラー・ジャズに転向。進駐軍のキャンプで歌い始める。その歌声を認められ、当時の一流ビッグバンドである渡辺弘とスター・ダスターズの三代目専属歌手として活躍する。高校卒業後の1952年、レコードデビュー。
　
1959年には『南国土佐を後にして』がミリオンセラーを記録。ヒット曲が映画化される先駆けとなった。
　
1960年に渡米した際、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』を鑑賞。帰国後に劇中歌の『ドレミの歌』をペギーが翻訳し、自ら歌って、国民に広く知られる曲となった。また病気療養から復帰後の『学生時代』もロングヒットになる。ここで歌われた母校青山学院の礼拝堂前には現在、この曲の歌碑が建てられている。
　
他にも、『ひらけポンキッキ』や『ウルトラマンタロウ』など俳優、タレントとしても活躍。デビューから60年を迎えてもなお、第一線で活躍し続けた。
　
2017年4月12日、肺炎により東京都内の病院で死去。83歳。