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The end of their life. 102 シュガー・マイノット

The end of their life.  102
 
シュガー・マイノット(Sugar Minott)
(1956年5月25日-2010年7月10日)
ジャマイカのレゲエシンガー、プロデューサー。
ジャマイカ・キングストン生まれ。

ダンスホール・レゲエの創設者。
1969年に「アフリカン・ブラザーズ」のメンバーとして音楽キャリアを歩み始め、ラスタファリ運動の影響を受けたルーツ音楽を制作した。
 
1978年に同グループは解散。同年発表のデビュー・アルバム『Live Loving』がジャマイカの名門スタジオ・ワンからリリース。ロンドンの同レーベル店から火がつき、ラヴァーズ・ロックと呼ばれ、大きな人気を得る。
 
1980年代に入ると、シュガーは特徴的なベースラインのリディムに合わせて新たなレゲエを作り、ダンスホール・レゲエの先駆として知られるようになった。
 
1981年、マイケル・ジャクソン『おしゃれな恋 (We’ve Got A) Good Thing Going』のカヴァーが全英シングルチャートで最高4位を獲得するヒットとなった。また、1984年にスライ&ロビーのプロデュースで発表した『Rub A Dub Sound Style 』はラガを先導する楽曲と評価される。
 
後年は自らのレーベル「ブラック・ルーツ」で後進の発掘にも尽力した。
 
2010年7月10日、キングトンの西インド諸島大学病院で死亡。54歳。死因は公表していない。
 
シュガーという名前のもととなった甘い声とレゲエのリズムが心地いい。ずっと聴いていられる。

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