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The end of their life. 121 キャス・エリオット

The end of their life.  121
 
キャス・エリオット(Cass Elliot)
(1941年9月19日-1974年7月29日)
アメリカのシンガー、女優。
アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモア生まれ。
 
高校生の時に、ミュージカル『ザ・ボーイフレンド』で初舞台を踏む。
 
1965年にママス&パパスを結成。『青空を探せ』(Go Where You Wanna Go)でデビュー。キャスの歌声は折からのフォーク・ロック隆盛とサンフランシスコを中心に盛り上がりつつあったフラワー・ムーヴメントの流れにも乗って、『夢のカリフォルニア 』(California Dreamin’)『マンデー・マンデー 』(Monday,Monday)『愛の言葉 』(Words of Love)などの大ヒットを連発。1967年にはモンタレー・ポップ・フェスティヴァルでもステージのトリを務めた。
 
ところが1968年に入ってメンバー間の不倫をきっかけにグループは崩壊への道をたどり、キャスはソロ活動を開始。同年、ソロデビュー曲『私の小さな夢』(Dream a Little Dream)がヒット(ママス&パパスの正式な解散は1971年)。さらにテレビシリーズ「怪獣島」の映画版「怪獣島の大冒険」に出演するなど女優やテレビスターとしてもキャリアを重ねていった。
 
1974年、ロンドン・パラディアム劇場でのコンサートの後、ホテルで就寝中に死去。32歳だった。彼女の部屋で食べかけのサンドウィッチが発見されたことから、「ハムサンドを喉に詰まらせて死んだ」という都市伝説も広まったが、検死の結果、死因は心筋梗塞と断定された。

『夢のカリフォルニア』を聴くと、反射的に映画「恋する惑星」が思い浮かぶ。いい歌だ。

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