noteをはじめる上でのまえおき 怠ける権利について考えてみようと思います。と言っても、なぜここで、このnoteとかいうサービスを用いて、このテーマについて書き始めるのかよく分かりません。 そもそも、書き始める時点で、僕はnoteを使って何かを発信したことが一度もないし、したがって、現時点において読者がいるわけもありません。ところが、すでに読者を想定して書こうとしていることを文体が前提としています。 自己紹介のようなものも必要かも知れませんが、読者は別に僕のことなんて興味
「滅多なことを言わないよ」という言い回しがある。「滅多なことを言うな!」と戒める言葉である。しかし、単語を切り分けて見ていくと、意味がよく分からない。 「滅多」とは何か。「滅」は「破滅」とか「滅亡」とか言うように、失くなることを意味する漢字だろう。「多い」ものが「失くなる」のだから、「少なくなる」それも「失くなってしまいそうなほどに少なくなる」ことを意味するのだろう。 「滅多にないこと」「滅多にない機会」というように、希少性を表す言葉でもある。また、希少性の高いものごと