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音としてのBasically という単語

Basically という単語知っていますか?

よく知られている意味としては、

基本的に、要は 

などがあります。

ここで英語で意味を調べると、Basically は

“the main or most important characteristic or feature of something”

な時に使われる単語と分かります。

この文を簡単に訳すと、

“主に何か重要な特徴”

を言いたい時に使う単語だと、説明できます。

Basically は文の最初につける言葉だから、これから大事な事を言うよ!

という掛け声みたいにもなる訳です。

英語を常に訳して日本語で考える癖をつけていると、この文頭のBasicallyに意味を求めてしまいやすい。

これは、最初に述べたように

“基本的に” とか “要は” とか言うふうに、、

ただ、英語圏の人と話している内に私は大して意味を持たない音としてのBasicallyが存在する事に気付きました。

周りに注目して欲しい時に、この部分を強く言って聞いてもらおうとする人。よし!みたいに使っている人。口下手の人が頑張って人前で話す時の気合い入れ、などなど。。。

色んな口癖としてのBasicallyを知りました 笑

あまり意味を持たない音として存在している時も多々あった。

最初は、私も“基本的に”の意味を込めて喋ってるんだなと思う時代もあったけど、そのうち話を聞いて欲しい人が音として注目させる為に使ってる事もあるのを知りました。

言語というのは、単語そのものに意味がありそうでない場合もあるんだなという事を学びました。

一つの単語の意味を拘って考えるよりも、相手の様子を見て全体の文脈から何を伝えたいのか見極める事が大事な例は沢山あります。

日本では、英語を勉強する過程で全体の英語の音よりも一つ一つの単語を正確に訳す事ばかりに気を囚われがちな教育をしている。

だからどうしても全体よりも細部に拘ってしまう。

一度、目の前の単語を疑って英英辞典でどのようなニュアンスを元に使われているか知ると、直訳されているものと非常にズレているものがあるのも事実。

細部に拘らず全体的な音からのニュアンスと文脈を読み取る事が出来るかも、英語を使えるようになる為には非常に重要。

直訳する事から離れるのは如何に大切かが、音として使っているBasicallyのような単語がある事からも明らか。

Basicallyは、“基本的に”とか“要は”と単純に決まらない。音を含めた、全体的なニュアンスで判断しなきゃマズいよという話でした。

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英単語について、いろいろ!

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