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英語を話す時の表情について

英語をネーティブスピーカーと喋る時に、会話の内容や言葉の使い方はもちろん大事だけど表情も同様に大事という事を書きたいと思います。

特に日本人と英語話者の会話している時の表情は大きく違うので、その事について書きたいと思います。

え!?なになに??
表情まで作らないといけないの?

そう思う人もいるかもしれませんが、それは違って全くの逆です。

日本人は自分の感情を相手にちゃんと伝えるということよりも、周りに協調できるかどうかを考えて喋っている人が殆どです。


だから、日本人こそ表情を作って喋っている人が多いんですよ。まあ英語話者も違うとは言えませんが、自分の感情を相手にわかる様に伝えようとしていて誤魔化そうとはしません。

だから、感情もしくはそれに付随する内容と真逆の表情をとっても到底、英語圏では通用しません。

どういう事かというと、

真剣な話をしているから、真剣に聞いて欲しい時は真剣な顔をする。

怒っていてその腹立たしさを伝えたい時は、怒っている顔をする

人に注意したり間違えを正す時は真剣な顔、怒っていれば怒りが見える様な表情をする

とても楽しかったり嬉しい時はその喜びを顔に出す

悲しい時は悲しみを隠さないでその様な表情を伝える

という様に、とてもシンプルな事なんです。

日本人もそうでしょ!?同じだよね?
と考えた人は、自分が正直に感情を出している人であるか、もしくはあまり他人の表情は気にしない人のどちらかでしょう。。。

後者の場合は、英語圏の国ではそもそもあり得ない状況。

人の気持ちを感じ取るためにも表情はよく見ながら、そしてアイコンタクトもしっかり取りながら会話するので。。。

私も海外経験をしてから、人の表情を意識してみる習慣がつき以前よりも会話中の日本人の表情の作り方の違いに大きく気付くことになりました。

それは、異常に笑顔が多いという事。

私個人的には、笑った顔の表情はとても好きなので良いと思うのですが、その反面に言葉を発しているその人個人の真の感情が隠されているという事がよく分かり複雑な気持ちが起こる様になりました。

真剣な話の時に、ニコニコする必要は本当にあるのでしょうか?

ニコニコは楽しい時や嬉しい時にする表情ですよね?

みんながポジティブな気持ちで話を聴いてほしいから、印象が良くなる様にニコニコしている訳ですよね。

あなたの表情が良いから見ているだけで、真剣な話かどうかは顔からは伝わらないわけなんですよ。。。

これには大きな問題があります。

例えば、様々な国から集まった人達の前でプレゼンテーションをする場合。

話している間中、ずっとニコニコしていたら。。。

はっきり言って、かなり浮きます!

大抵の人は、この人なんでこんなに笑ってるの?

と頭の中が?マークで埋め尽くされるでしょう。

もしくは、重要な事を話してるのに何笑ってるんだ!?ふざけてるのか!?!?

と思う人さえいます。

中には、とても協調性のある人であれば(これはアメリカ人とかに割といそうです)

自分が理解できていないだけで、この人は何かどこかで彼(彼女)の国特有のジョークでも交えながら話しているのかもしれない!

これは笑う事なのか?いや待てよ集中して笑えるとこ探さなくては!

となってしまいプレゼンテーションの内容ではなくそちらに気を取られてしまいちゃんと内容が分かってもらえない可能性さえあります。

だから、話の内容とそれに付随する内容以外の表情である笑顔で会話を切り抜けるというのは世界では通用しないです。

笑いには照れ笑いというのもありますが、これも日本人を理解していない人からは良くない印象の方を生みやすいです。

何こいつニヤニヤしてふざけてるんだ!とか
なんかニヤニヤしてて何考えてるか分からない。きみが悪いな。。。

となり嫌われる確率の方が高い。

自信がないと誤魔化し笑いをする人もいますが、それも通用しません。

そもそも自信が持てる様に準備して発言すべきだし、しっかり筋が通っている事で有ればそれは自分の意見で誇りに思うべき。。

それを伝えないと損をすると考えることもできます。

伝えたい事が有れば演技してでも自信を持っている様に見せて発言しないと、奇妙で信用できない人と思われる事もあります。

わたしも実際ネーティブスピーカーから、

何故日本人はいつも笑ってるしたまにニヤニヤしてるの?

何考えてるか分からなくて奇妙なんだけど、なんでか教えてくれる?と聞かれた事もあります。

そういう習慣があって、会話の内容や感情と表情は結びついていない場合があるよと説明したらかなり不思議がっていたし、伝えないと分からないのになぜ分かりにくくするんだ?!と疑問に思って聞いてきました。

それを冷静に考えると、確かに人の感情なんて全員違うから100%理解できるものではないしちゃんと感情を口で言ったり表情に出したりして伝える努力をしないと伝えられないな。なるほどな!と思ったものです。

伝えるという努力は、とても重要なので自分の感情はちゃんと口に出して言う事をしよう!と私の意識は変わりました。

今、こんな事ができてて凄く嬉しくて楽しいからそう言って心から笑う。

そんな事は気分が悪いし、嫌いだからイライラすると怒った顔を出す。

ふざけている時は思いっきり笑う。

真剣な話や分かってもらいたい気持ちなどは真剣な顔で自信を持って話すし話せる様にする。


9年間以上のオーストラリア滞在中に私は自分の感情と向き合う方法、そして伝える方法を意識しながら身につけてきました。

みんな違うから、伝えないと分かってもらえる事の方が少ない。それに自分が分からない事は尋ねなくては、ちゃんと分からない。

相手がどう思うかではなくて、自分がどう思っていて何を伝えたいのか。

それが分かれば分かるほど自分の気持ちが何に起因しているのか、そして何を話したくて相手がどう感じる可能性があるかを考えて喋る事が出来る。

見た目の表情を気をつける事よりも、むしろそちらの方が余程大事と気づく事が出来ました。

表情を作る事が誤魔化しになっていないか、それに内容に気を配れば自然と表情もついてくる。

英語を話す様になってそんな事に気付くことが出来ました。

気持ちの持ち様で英語上達スピードも変わると思っているのでそんな過去記事を集めました!

他の場面でも応用できると思っています!!

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