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恥ずかしがらない鈍感力[英会話上達]

今日は、英会話上達するのに必要な能力の1つと私が思っている鈍感力の重要性について書きたいと思います。

これは新しい事にチャレンジする時には、いつでも重要な機能。

全く恥ずかしがらない程の鈍感力を見つければ無敵です。

新しい事を覚えると、当たり前だけど最初はミスをしてしまう。全部急にできる人などいないですよね…。

特に周りにアウトプットすると、それが相手に伝わります。会話は特にそう。

ここで完璧主義の真面目さん達は細かい部分をついつい気にしてしまってこんな風に考え出すのではと推測します。

あっ!このフレーズ出てこないどうしよう…

変な事言ってしまった。うわっ!この人どう思うかな…

あれー、なんか言い間違えちゃった。。。ぎゃーーやばいーーー。恥ずかしいーー。周りネーティブばっかだしどう思うかなーー。

なんかどう言ったらいいか分かんないし、変な事言わないように黙っとこ!適当に笑って相槌でもうっとけばその場切り抜けられるし下手に恥かくよりマシマシ。

もちろん、対話は相手あっての事です。向かい合っている人がどう思うか想像する事は大事な事ですよ。

ただ、言える事はそうやって頭で考えている事が全て正しいか?という事です。

結局は自分の何かミスったら恥ずかしいという感情をもとにし、相手の反応を推測しているに過ぎない。そう考える事はできませんか?

その周りがどう思うかは、相手は他人なのでどういう風に思うかの正解はそんなに簡単に決めつけれる話でもありません。

それに考えてもみて下さい。あなたは相手が喋る時にそんなに人の細かい部分を気にしますか?そしてずっと覚えていたりしますか?

もしも覚えていたと仮定しましょう。でも、そういう風にあなたが言った1フレーズの最後まで鮮明に長期間覚えている人の割合ってどのくらいでしょうか??

よほどあなたの事が好きか嫌いな人達でしょう。

だけど、そんな人達であれいつまでも一語一句覚えていられるのでしょうか?

もしも覚えていたとして、そんなにあなたの事が好きであれば、変なところだって受け入れて気にしないはず。もしくは少しいじってきたり注意する事はあっても根にもたないです。

イジるのはあなたともっと対話するきっかけを作りたいからで語を間違えたからでないし、注意するのはあなたを思っているからです。間違えようが、全て良好のコミュニケーションなんです。

それに、もしそんなにもあなたの事が嫌いだったら言葉に間違いがなくたって他の部分の粗探しをし始めるだけ。言ってる事は攻撃材料の1つになるだけだから、そんな事は全体からすれば些細な部分で気にしたってキリがない話です。

まあ、まとめると大して人はあなたが思う程に他人の事にそこまで激しく興味を抱いていません。もしくは時が経過すれば細かい部分は忘れていきます。

もしもですよ、あなたに異常に固執していて話した事を細部までメモしたりなどして一語一句鮮明に記憶して分析を繰り返す。そんな人がいたとして関わりたいかという話です。普通に生活し、私生活がある人なのにそんな事していたら正直病的で離れた方がいい相手。そもそもコミュニケーションから除外した方が精神衛生上良いとさえ思います。

だから、結論を言うと

間違えたらどうしよう。。恥ずかしいなあ

とか必要以上に気にする必要はないと言う事です。

想像してみて下さい。子供が言語を喋りはじめる時を。。。なんとなく面白くて口から出してみた。そんな瞬間が繰り返されて習得していく。

私は自分が喋り始めた時の音声を聞かせてもらった事ありましたが、めちゃくちゃ支離滅裂で文章は繋がっていないし発音が違っている事もありましたよ。でも凄く楽しそうに笑ってました。

間違えて恥ずかしいなんて感情は子供の頃はなかったはずです。

オーストラリアでは日本語を勉強しているオージーに良く出会いました。その中でも、最も恥がなく鈍感力が半端なくて感心さえした人がいました。

その女性は日本の映画やアニメのみから日本語習得をしていた。

なんと、どの映画から覚えたのか知りませんが言葉が江戸時代風で喋りかけてきたんです。

思わず笑いそうになってずっとニヤついていました。

だってね。“拙者は”とか…言うんですよ笑

その後、ねえこれで合ってる??今勉強してるんだけど??とか聞いてくる事もあります。

もう凄く間違いだらけでメチャクチャな部分もある。

でも発音はいいし、合ってる部分はこの子日本人って言っても大丈夫だな。ってくらい上手に話してる部分もあった。

彼女の様子を見ていると、江戸時代言葉をマジな顔で喋ってるくらいだからとてつもない鈍感力です。恥ずかしさも感じられなかった。知ってる言葉を一生懸命引っ張り出しながらすごい喋りますから。。

でも別に全然嫌な気がしない。そんなに熱心ですごいなとか、それ以上に私は引き出しの開け方に感心しました。

えっ!?拙者はの部分は教えてあげたかって。。

もちろん、そのままにしておきましたよ!楽しすぎるんで笑笑 

それにそんな熱心に色々観てるんだから、その内に気付くはず!!分かった後にカーーーっと恥ずかしさが込み上げた方が、よく覚わるし細部に拘るようになって洗練されると思います。彼女の為を思って私は何も言わずずっとニヤついてましたよ笑笑

凝りに凝ってる人が最初から細部に拘るとろくな事ない。アウトプットに時間が取られすぎます。そういう学習者の失敗は意外に多い。

言語においては使う事が目的の人間はアウトプットを増やすに越した事はないです。

その時には時に恥ずかしいという感情がストッパーになりやすい。

音から覚えてまるで子供が楽しむかのように全体像から把握して、言語習得している鈍感力なしの天才に1つの間違いを指摘するなんて失礼というもの。

気づいた時の彼女はうわーーーーっと思って次からは間違えないだろうし、その時までほっとくのも良いと私は思いましたね。

あんなに熱心だったからきっともう気づいてもっと綺麗な日本語に洗練されてるだろなと思っています。

ただ拙者はというフレーズが彼女の口から出ない事が少しだけ寂しい感じもします笑笑

人なんて、失敗しながら洗練されていくのが当たり前だから本来は恥ずかしがる必要さえなく鈍感力を強化するべきなのかもしれません。

恥ずかしいという感情だって、完璧に分かるはずもない他人の感情を推測して勝手に自分で電気信号を発して作り出した感情です。正解ではない可能性だって大きいです。

そんなに人がどう思うか気にしていたら、英語を口から出す動作が出来なくなってしまいます。特に習得途中の人に限って言えば大問題。

他者の反応を気にし、喋れないような人はそもそも細部を気にしているので間違えてもそこはちゃんと後から修正される事が多いと思います。

恥ずかしさを捨てる事で英会話力の習得は格段に早くなると私は思っています。

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