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スペルは誰でも難しい

私がオーストラリアに行くまで、知らなかった事の1つに英語のスペルは誰でも難しいという事があります。

何言ってんの!?

と思われそうだけど、

これは“ネーティブスピーカー”でもという意味です。

私は英語のスペリングは難しいと思っています。だって、発音と全く違うアルファベットが使ってあるものがしょっちゅう見つかる訳だし…。

でも、ネーティブスピーカーは英語が母国語だから書き間違えないとか思い込んでいました。

でも、違うんです…。

彼らでさえ、難しいと思っている人がいる。それに、なかには間違えて覚えてしまっている人さえいる。

それは、特別頭が悪い人とかお勉強してこなかった人じゃないのー?

という声も聞こえてきそうだけど、そうではないんですよ。

英語を教える英語学校の先生でさえ、スペルのど忘れしてスマホで調べる人もいます。

それに、私は西オーストラリア州の専門学校と大学に通っていたのですがそこのアカデミックな先生方たちでさえスペリングを忘れたり、間違えたりしょっちゅうでした。

大学のレポート提出は、全てワード文書でと決まっていましたが、その提出時の注意事項でも、

「提出前は必ずワードのスペリングチェック機能を使う様に!」

と何度も注意を促す先生も多かったです。

その先生達の中には、

「今はスペリングなんて間違ってしまっても自動でAIが修正してくれる。なのに、なぜそれを利用して教えてもらおうと思わない。みんな自信を持っているかもしれないけれど、知らないうちに結構間違えている。それは、自分も同じ。だからワード自体にスペリングチェックをして貰う事は最低限必要じゃないか!」

と言う人もいました。

確かに人なんて間違う可能性はある。そもそも勘違いしている状態に陥っていれば指摘されないと気付かない場合もある。人は完璧出ないからそんなもんです。

だから自分は間違っていないと思いチェックをかけていない人が間違ったまま提出してしまうのでしょう。

知ったかぶりして、いつまでも間違うよりもさっと調べて書き直した方が良いに決まっています。

学校の授業でも、良く恥ずかしい先生がいました。スペルが分からないとわざとそこだけ誤魔化すために急にグチャグチャッと汚い字で書くんです。

私はわざと一部分だけグチャグチャにしているから、なんかインチキしてるな?と思い敢えて尋ねたりした事はないですが、中にはそこまで考えてなくて、

「先生、○○の横の字がなんて書いてあるか分からないので綺麗に書き直してもらえませんか?」

とか尋ねちゃう子もいました。

あちゃーーー

と思ったのは言うまでもありません。

すると大体そういうおバカな知ったかぶり先生は、何やら興奮して少し声を大きくして

「これは、XX という単語。自分でテキスト見れば書いてあるでしょ!」

と何故か微妙に怒りながら言ったり、そしてなんと懲りもせずに同じ書き方で大きめに書く人までいたんです。

なんか面白すぎて、ずっと笑いを耐えてましたw

もうエンターテイメント状態ですwww

知ったかぶりをしなければいけない状態に陥る人もいて、ネーティブスピーカーでさえスペリングには苦労している訳です。

スペリングは誰だって間違う可能性あるし、間違っても恥ずかしい事ではありません。

分からないスペリングがあったり間違う可能性があると思っていた方が余程恥ずかしくないです。

スペルは間違ってはいけないものだ。間違っては恥ずかしいんだ。すごく些細な事なのに気にし過ぎて誤魔化そうとしてみっともなくなってしまう。そんな人さえいるなんて思いもしませんでした。

英語のスペルは誰でも難しいんです。

それでも英語圏の人達は、英語を聞き取ったり話したり出来るから何不自由なく生活しています。

スペリングは、誰でも間違う可能性あるし、それは自分であっても例外でないと素直に認めればテクノロジーの力を借り修正をかけてもらったりサッと調べたりして完璧なスペルが分かる。

間違えてはいけない!そう思い過ぎるよりも、人なんて間違うものだと思いチェックする習慣をつける事の方が大事。

完璧な人間などいないですよって話。

調べ方を身に付ける事の方が完璧主義よりかはよっぽど大事と思います。

これはスペリングは誰でも難しい問題だけでなくて、なんでもそうかなと、、

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