良教材としてのIELTSスピーキング

IELTS(アイエルツ)は何か知っていますか?

英語圏、特にイギリス連邦の国では英語の非ネーティブスピーカーが専門学校や大学に入学する為やビザを取得する際に英語能力を証明する為の公式な資格試験です。

ただ私はこの資格試験が大嫌いなので、誰にも勧めていません。まあ簡単に言えば、ライティングとスピーキングの採点に人の主観が入るからです。

この特性もあって、度々採点の不正が行われている試験である事は事実。現に賄賂を受け取った人が逮捕もされていますし、試験官を引退した先生から金を包んできた人がいるという話も何度も聞きました。

全く普段の英語力が怪しすぎるのに、満点に近い点を取っていたクラスメイトにも会った事があるし、お金を渡せばいいのにとそっとアドバイスされた事さえあります。

最近では全てオンラインベースのPTEという試験があるので私はそちらを勧めたいです。

なのに、何故こんな題でこんな事を書くのかといえば、

IELTSスピーキングは表現のアウトプットの練習にかなり良いと思っているからです。

前もリーディングが良教材という事をここnoteに書きました。

要は試験採点や仕組み自体はゴミカスみたいな試験だけど教材としてみると優秀という事です。

真面目に教材として使えば、スピーキングセッションもかなりの良教材と思っています。

私自身、スピーキングセッションを練習した事で即座に自分の事を話したり、自分自身の意見を口に出したりする事がとても上手くなったと思っています。

覚えたフレーズを口に出してアウトプットする練習も、もし自分だけでやろうと思えばどうしても息詰まる時が出てくると思います。

そんな時に、このスピーキングセッションのお題を見て時間をしっかり測ってみながら自分の返答を口に出してみる。その時に録音して後から聴いてみる。そして自分の喋り方の癖を探し矯正していく。

こういう流れで教材にするととても効率が良い教材なのではと私は思います。

どんな構成になっているかといえば、

パート1は主に自己紹介や日常生活について
パート2はテーマが与えられ、それに関するスピーチ
パート3はパート2をもっと詳しくディスカッション

という感じになっています。

スピーチやディスカッションはこれから英語圏の大学などに通う人にはとても良い練習になると思います。

そこまで必要でない人は、パート1だけ使いアウトプットの練習をしてみるのも凄く為になると思います。

問題集を買わなくても、今現在はネットでスピーキングの問題は見つけることが可能です。

私は受験していたので、公式問題集にかなり金を注ぎ込んでしまったのですが、受けないのであればそんな事はする必要ありませんから。。。

有名なサイトとしては、Simon さんのページがお勧めです。

彼のノウハウ本のテキストは割と売れている事でも有名です。

スピーキングだけじゃなくて、リーディングの読み物もあるので良い感じと思います。

最近、彼は更新を止めているのですがサイトは残しておくみたいなので、もし良ければ見てみるのもお勧めです。

ただで教材が手に出来ると思えば良い感じと思います。

貼っておきますね!

他にも良教材について書いたものをまとめています!

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