NFTマーケットプレイス「BLUR」とは

22年10月に正式ローンチした、新しいNFTマーケットプレイス「BLUR」

BLURの特徴について
最近の取引量はETH全体において20%程度をキープ。この2年ほどOpenSeaが圧倒的1位のポジションをとっていた中で強い追い上げをみせています。
追記:23/2/14、ついにBlurの取引量がOpenSeaを上回りました

画像ソース: @sealaunch/Dune Analytics

ポイント①0%の手数料(使用料)
マーケットプレイスは売買のたびに発生する手数料によって売上をたてています。しかしBLurはいまマーケットプレイスの手数料は0%です。

OpenSea  2.5%
LooksRare   2.0%
X2Y2            0.5%
BLUR              0%

出品する側は1ETHのNFTが売れた時にOpenSeaと比較して0.025ETH変わっています。取引するなら当然安いほうが有利になりますよね。Blurは1月に発行するトークン $blur で収益をあげる計画となっています。
またBLURもロイヤリティのスキップを推奨している訳ではなく、ロイヤリティを設定するとエアドロップやトークン発生が多くなる仕組みとしています。

ポイント②マーケットプレイスでありアグリゲーターツールである
NFTにおけるアグリゲーションとは複数マーケットプレイスに対して取引できる第三者のツールを指します。これまでもGEMやGeanieというアグリゲーションツールがありOpenSea、LooksRare、X2Y2、SudoSwapといった複数のNFTマケプレ等にリストされたNFTを一覧表示、直接売買できるようになっていました。

Blurでも対応しているマーケットプレイスでの出品がすべて購入できるようになっています。

ポイント③スピードが速い
どこよりも高速であることをアピールしています。NFTが出品されたこと、取引が発生したことがGEMと比較して10倍速いようです。

https://mirror.xyz/blurdao.eth/2nba-2j0zHPrBX0iPSNGquZ9s_WotNH6B4e5usz85mM

ポイント④有名トレーダーやコレクターから資金調達
世界クラスの投資家やトレーダーから 1,400 万ドル以上を調達しました。
Paradigm、6529、Cozomo Medici、dhof、Bharat Krymo、Zeneca、OSF、MoonOverlord、icebergy、Deeze、Andy8052、Keyboard Monkey など

彼らへの信頼度も高く、注目される要因となりました。

ポイント⑤ETHでの入札、ガス代なしでの取り消し
OpenSeaの場合、LISTされているNFTに対して入札するためにはwETHが必要です。そのたびにwETHにSWAPする必要もあったのですが、BlurではETHのままの入札が可能。取り消し時のガス代もかかりません。

その他 エアドロップ
Blurは独自の仮想通貨$Blur をエアドロップすることを発表。これを受け取るためにBlurを使用するというニーズも生まれています。

1段階目:過去6か月にNFTを売買した量によってエアドロップ
2段階目:Blurに出品する、3つ以上のまとめ買い(スイープ)、
      他のマケプレより高くロイリティを設定し出品する
3段階目:BID(入札)をおこなう。フロアプライスに近いほど有利。

追記:23/2/14に初回の $BLUR エアドロップが実施されました。現在はシーズン2として次回のエアドロップに向けたミッションがスタートしています。

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