明日のためにその1

生きていると色々なことが起こるものです。
先日も、家族の失態が露呈しました。
後々になれば笑いごとになると思うような出来事ですが、今はまだショックが大きい状況です。

このような時に私が陥りやすいことを記し、その結果どうなるか、最悪の状況にならないために今時点でどう対応するのがベストかを振り返って見られるようにしておきたいと思います。

まず何が一番いけないかというと、当事者と同じ位置に立ってしまう事です。
家族に起こったことのなので、我が事のように受けてしまうのはADHDでなくてもあるとは思いますが、私の場合はちょっと必要ないレベルまでシンクロしてしまいます。その為、とても辛い思いを抱えて日々を過ごすことになってしまう訳です。それによって何が起こるかというと、私が行動すべきだと思い、当事者がやらなければいけないタスクを背負い込んでしまうという状況に陥ってしまいます。

こうなると予測できるのは、
1.心に重いストレスがかかった状態で、今までの日々のタスクの他に、当事者の状況を改善するためのタスクまで追加される。
2.タスクがこなせなくて、状況が悪くなる。
あるいは、多くのタスクをこなそうとするため更に心に余裕がなくなり、尚且つ当事者への不満がつのり、他の家族に当たり散らす。
3.他の家族が辛い状況になり、タスクがこなせなくて状況が悪くなり、という良いこと何もなしどころか、悪い事しかなく不幸への道を転がり落ちていく。

これが今まで何回もやらかしてしまった道のりです。

でも今回はその道に陥らないように、頑張っています。

どの様にしているかというと、最初に書きました「当事者と同じ位置に立ってしまう」ということをしないよう意識しました。

やってはいけないことをやらないというシンプルな解決方法ですが、これがその状況になってしまうとその位置に立たないということがとても困難なところがやっかいです。グレーゾーンだからなのでしょうか。

多分、発覚直後は当事者にシンクロしてしまう事は避けられないと思うので、その後そこから脱出するべく、落ち着いて考える時間を持つべきだと今は考えています。

しかし問題が発生すると、まず状況を確認し、その後何をすればいいのかを決め、そして迅速に動いていくというのがセオリーだと思うのですが、そのスピードが速いと、陥った位置から戻るための時間を作ることが難しいですね。

それでも早急な対応が一段落した時でもいいので、少し(私の場合、かなり時間がかかるけれども)時間を作って、落ち着いて考えるということをするとよいと分かりました。

・同じ立場に立たない
・タスクが発生しても、それを実行するのは当事者、私は当事者がやれるよう環境を整えるお手伝いをするのと、タスクをこなしたかどうかをチェックするだけに留める
・この件に関するタスクを私は持たない
・私は動かない

これらを心に留めて、家族が不幸にならないように、道を正すことを意識することが大事だと感じました。
「だいたい、1日に3つ以上のタスクをこなすことが無理なんですから、いきなり10個とか増えてもこなせるわけがないし、やりたくないことはやらないという臭いものに蓋をしてしまう悪い特性があるから更にこなさないタスクが出てくると思うし。そうすると絶対イライラしたり不機嫌になったりするの分かっているよね、わたし。」ということを冷静に自分に問いかけられるようにしたいです。

まだ起こったトラブルの状況は改善していませんが、これ以上家族が不幸にならない様に、何を避けるべきかを幾つか明らかに出来たので、忘れないように何度もこの文章を読み返していきたいと思います。

過去が不幸であっても、今と未来も不幸にする理由はない。


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