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【母と1型糖尿病と私】高齢になってからの発症は情報がさらに少ない、というか見つけられない

1型糖尿病を発症する人はとても少ないとどこを調べても書いてありますが、私の調べた感じでは80歳を過ぎて発症する人は更に少ないだろうという印象です。

とにかく検索に何も引っ掛からない。
私の検索能力が低いのかもしれませんが、全然情報が出てこない。
chatGPTに聞いてみれば、高齢者の発症は稀(少ないではない、稀!)と出てくる始末。

母が病気を受け入れられないのを見て、何とか似たような人のお話を読んだり聞けたりする機会はないかと探しましたが、今のところ見つかっていません。

若い方の患者さんが発信してくれている動画やブログ、スポーツ選手の方の本などはありますが、ちょっと難しいかなと・・・。若い方はその後の人生が長く重要ですのでその点がポイントとなるのですが、母の場合はもう高齢なのでQOLとの兼ね合いを見ながら、時には妥協もしながら、というところが難しいかなと思うのです。

診察していただいている病院にも問い合わせましたが、その病院では患者の会のようなものはやっておらず、糖尿病勉強会は開催しているものの2型の方向けなので参考にできるところは少ないだろうということでした。その際、そちらの病院で高齢の1型糖尿病患者さんはいらっしゃるのか聞いてみたところ、うちでは一人もいないとの回答。やはりだいぶレアなんですね。

尚且つ、発達障害も併せ持つとなればもう皆無に近いのではと、途方に暮れてしまいます。

同じ糖尿病だから2型の人のお話でもいいのではと思うかもしれませんが、やはり1型と2型の決定的な違い、「同じ名前だが違う病気である」「完治しない」という点があるので、参考にできるところはあれ、前提が違うというのは難しいと思わざるを得ないのです。もちろん2型にもいろいろあるのは勉強しております。

もうこうなったらパイオニアの気分で、試行錯誤を繰り返す覚悟を決めるしかないようです。
幸い、時間とともに母も本当に少しづつでですが受け入れてきているように感じます。母には母のやり方を見つけるしかない。

そして患者の家族である私たちには私たちのフォローの仕方、コミュニケーションの取り方を作っていくしかないですね。


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