幼なじみにマルチに誘われて、しつこいから本人の家族に暴露した話①
ネットワークビジネスに染まった幼なじみケンイチの話をしようと思います。タイトル通り最終的には彼の家族に暴露しちゃいます。
ケンイチに誘われて、共通の友達ナミと私の3人でランチに行くことに。
お店を探してる最中から様子はおかしかった。「最近俺、健康すぎるんだよね〜」「このサプリ飲みはじめてから腸の調子が良すぎて困る」と、謎のアピールをしていた。
ランチはカレーのお店にした。注文を終えるとケンイチがついに切り出す。
「一緒にこのサプリを売って儲けよう」「チームになって売るから、色んな人が儲かる」「稼がせてあげるよ!!」
悲しかった。親切で勧めているのかもしれない。でも、何で私に声をかけたんだろう。
横を見たらナミも唖然としていた。
私達は商品の話しをされても「大丈夫だから」と、流した。彼の活動を止めることも否定もしなかった。
その日から様々なものに誘われた。
セミナーの誘い、海外に口座を開いて欲しい、エステ体験、主催が怪しそうなバーベキューやスポーツ大会などなど…セミナーだけでも5回は誘われた。
私みたいに断わってる人が多いみたいでケンイチは腹立てていた。
「話しすら聞かないで断わる人が多いけど、おかしいと思う」「会社勤めってバカらしくない?笑」「俺の友達社長ばっかりなんだよね」「尊敬してる人が親と連絡とらない方がいいって言ってたから縁切った」
と、彼のバックに強力なメンターの存在を感じた。洗脳って怖い。
ちなみに、この頃の彼は飲食店でアルバイトをしていた。インスタにはオーダースーツを注文する様子や謎のパーティー、ブランド物などキラキラ投稿。後に、借金をしていたことが分かる。
最初の勧誘から3年経ち、彼からの連絡はネットワークビジネス関連の誘いのみになっていた。
おさまる気配もないので、謎のスポーツ大会に誘われた時「個人的な誘いならいいけど、知らない人がいるイベントには今後誘わないで欲しい」とLINEで伝えた。今思えば大したことないけど、当時の私にとっては勇気を出した記憶がある。
「俺みたいな奴しかいないから緊張しなくていいのに笑笑 人見知りはよくないよ!また誘うね!」
違う違うそうじゃない
その後、人見知りしている訳ではないことと、付き合う人間関係を整理している事を伝えた。翌月この事も全く伝わっていなかったことが分かる。
この頃、私の父が亡くなった。
父と仲良くしてくれた友人が多く、私のインスタに亡くなったことを更新した。
更新した5分後、電話が鳴った。ケンイチからだった。
この電話がタイトルの親に暴露のキッカケになる。
ちょっと長くなりそうなので、後半②また更新します〜!彼のおかげで、今の私は超ハッキリ断れる人間になりました。そこはすごく良かったです。
ネットワークビジネスって、たまにカフェで勧誘してるの見るけど第三者からするとカオスですよね。独特の雰囲気があります。
断わり辛い人っていい人過ぎるんですよね。どう断わるのがいいかも②で触れる予定なので、よかったらまた遊びにきてください。
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