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社会人が学生になって最初に学んだこと

4月から学生として新しい道へ一歩踏み出した。
人生の先輩方から、今までのご褒美と思って学生生活を存分に楽しまないと!と念を押されての出発。

ただ既に課題や予習復習、やることが盛り沢山。
やり甲斐を感じるまでにはもう少しかかりそうだけど、
それでも慣れない日々の大変さを、新しく出会えた人たちと共有し合い笑いながら過ごしている。 

入学式も参加した。会場に着き席に座ると、隣の席の子(なんとお歳は18才)が話しかけてくれた。
てっきりその子は同い年くらいの反対側の席の子と話すかなと遠慮してたので、びっくりしてほんの一瞬固まってしまい、えっと何話したらいいかな〜と慌てた。
でも気がつけば入学式が始まる直前まで、ずーーーっとアニメの話で盛り上がって喋り続けていた。
感動シーンを語り合い、共感の連続。入学式前にちょっと泣いて笑う。一体なんの涙かよくわからない。

…ということがありつつもブルーロックとハイキュー見ててよかったぁぁ。。と、あとになって胸を撫で下ろした。私はアニメをそこまで見る方ではないので、おすすめを教えてもらった。
式後、クラスは違うけどよろしくね、とお互いに自己紹介をして手を振る。18才の子がはじめてのお仲間。

ふと、そういえばゼロから人間関係を作るのはすごく久しぶりだったと気づく。
そしてさらに気づいたのは、社会経験を重ねてきた中で自分が人との間に無意識にカテゴリーを作ってしまい、見えない線を引く癖ができてしまったのかもしれないな。。ということ。
たとえば世代や立場が違うだけで、私が話しかけてもいいのかな?などと思って遠慮したり。学内には社会人経験者の方も多く、見ていて近しい部分を感じる事もある。だからか、じわじわじわ〜っと仲良くなる感じだ。

それに比べて学生を続けている子たちは線引きが少ないのかもしれないなぁと感じる日々。
突然ロッカーの収納を見せてほしい!と声かけられたり
朝から元気いっぱい話しかけてくれて毎日お喋りしたり
なんだか世代とか国籍とか色んなもので線引きして物怖じしてしまうのは勿体無いなというのが、入学して早々に学んだこと。
見習いたいなぁ、すごく素敵だなぁと思う。

会社を退社するときに後輩の子からもらった送別メッセージの一部を思い出す。
『幽霊とも仲良くなれちゃう○○さんなら、どこへ行っても無敵です‼︎笑』
幽霊は見えないのでもともと線引きできないけれど、新しく人間関係を構築する時は、線引きしないのが大切なんだな。後輩ちゃんはきっとそういう事も伝えようとしてくれたのかしら、と思う事にした。ありがたや。

幽霊と仲良くなった時のお話は、いずれ思い出話としてお話しする機会があれば。。

まずは日々真剣に、精進しつつ楽しく励みます。

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