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我が家にゾンビがやってきた

とつぜん現れたゾンビ。紛れもないわたし。本日はゾンビナイトstoryをお届けします。


ボサボサヘアーに、黒いクマ。ちらっと映った顔は無。全身ジャージ。ちょっとそこのあなた、ヨガ講師さん大丈夫ですか?今夜はハロウィンじゃないですよ声をかけたくなるほどのゾンビ化。


改めまして。ゾンビ役MIZUKIです。ヨガ講師をしております。わたしの娘は2歳。アトピーさん。軽い喘息。風邪をもらいやすく、長引きやすい。旦那さんは帰りが遅く、休めない。お互いの両親は仕事をしていて遠い。風邪を引いたら腕を捲って一馬力で24h厳戒態勢。あぁお風呂に入れない。今夜も今夜も….1日、1日と過ごして4日間。これがわたしのゾンビナイト。



控えめにいって、バタバタです。


こんな話をするとね、可哀想。大変そう。声が聞こえてきます。ちょっまって欲しい。世の中のゾンビ化したママは不幸なのか?決して暗い話だけではないんです。



わたしに関していえば、大変だけど決して不幸ではないこと。ゾンビバージョンのわたしもソコソコいけてます。


我が家のゾンビナイトは、大抵ワンダイレクションから始まる。そこからジャンボリミッキーと続いて最後はテイラーの曲でダンスパーディーが終焉。ゾンビ化したママに怖いものなどない。余分なものが削ぎ落とされて、楽しむことを純粋に楽しめるマインドになる。



たくさん吐き戻しで汚れたシーツは洗えばいい。永遠に抱っこだってする。何歳まで抱っこさせてくれるかわからないんだから。1秒でも長くなったと思ったら幸せな気持ちになる。


フリーランスの私は看病期間立ち止まって遅れている様な気分になる。一方でこの看病期間はヨガ講師としてのステップアップに繋がることも知っている。



先日満席になった骨盤底筋講座も看病期間に構想を練ったもの。無駄なことなんて何もない。


わたしの元に来てくれる生徒さんは、こどもたちの発達の悩み、ママ自身の悩みを持った方が多いから。生徒さんと同じ気持ちになれる機会が沢山あるのはわたしの強みになっています。


わたしのむすめは決して立つのも言葉を発するのも早くなかった。とにかく体重が増えては風邪で減る。


「何か異常があるんじゃないの」「こんな子いままで見たことない」「ママちゃんとご飯作ってる?」


同じ様な言葉を受け取ったママもいるかも知れない。私は数えきれないほどある。ゾンビ化のいいことがもう一つ。見えないハリセンを操れるということ。他の人にはね、見えない大きいハリセン。


言い返すのもエネルギーがいる。大切なエネルギーは大切な人のために使おう。心に矢を向けてくる人には、ゾンビお手製のハリセンで大きい一振り。相手にも私たちにもダメージゼロ。これでもう最高のゾンビナイトが送れる。


あなた自身がゾンビナイトを過ごしていたら、絶対にその時間は無駄にはならないこと。あなたの代わりに断言します。そして決して1人ではないこと。ゾンビ仲間はここにもいますよ。ヨガ講師兼ゾンビからのお届けでした。



素敵なゾンビナイトをお過ごしください。



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