モリミュOp2初日の備忘録。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』の幕が上がった。

舞台の幕が上がり、公演期間を走り抜け、千秋楽のカーテンコールで役者の想いを聞く。当たり前のように感じていたこれらのことは、2020年から当たり前ではない。奇跡になった。

そんな大切な初日の7月31日、奇跡が重なり当日券が当たった。私は約4か月ぶりの生の観劇に、ソワソワが止まらないまま席に着いた。

このnoteは、そんな奇跡に巡り会えたこの感覚や気持ちを書き残すために書いた。あくまで備忘録なので文章おかしいかもしれない。でも残したかった。笑

本編ネタバレが嫌な方は静かに閉じてください。

本編

M1、聴き覚えのある曲が流れた。
あぁ、これだ。モリミュがまた生で観れている。。

M2、予想外に早くも出番がきたワトソン!&ハドソンさんとシャーロック…!うぉー!今回は早いな!しかもソロ〜;;

M3、あああテーマ曲……もう泣くしかない。

エモすぎるオープニングだった。曲は新しくなるものばかりだと勝手に思っていたが、全体を通しても初演の曲がいくつか散りばめられているのが最高にエモい演出。

フレッド、モラン、ワトソン。前回はあってもソロ一曲+複数人曲といった配分だったような気がするけど、今回は少なくとも2曲以上各キャラがメインになる曲がある。ハドソンさんまでも…!アイリーンに対抗するハドソンさん、かわゆい。
主線のお話やキャラの説明を厚くする必要がなくなった続編だからこそ、サブキャラがより濃く描かれていた印象。

じゃあメインキャラは?というと、表とは違う別の顔を垣間見ることができた。

初演のインタビューでよく聞いた知識人・平野さんの「シャーロック・ホームズ」人物像。実は薬やっててバイオリンも弾けて……いや全部今回に詰め込められてるやん。キレキレに狂ってた、最高。

ウィリアムは安定の高音で、勝吾さんどこから声出してるんだ?と少なくとも7回以上は感じた。
お二人共、曲のレベル上げがハンパない……。シャーロックの早口曲、えげつなかったなぁ……それを歌いきる力量すごい……。

一幕ラストの全体曲、最高にミュージカルで憂国のモリアーティ感あってめちゃくちゃ好き。初演に無かったテイスト。

一幕、1時間20分で休憩へ。
風の音が流れる…これが意味するのは?

今回初登場のアイリーンとマイクロフト。いやぁぁあ、モリミュのキャスティングのレベルすごない?歌うっまい人しか居ないよほんとに…
男装もお手のもののアイリーン。声の出し方がすごいなぁと思っていたら、やはり宝塚出身だとか。さすがです。

カーテンコール

平野さん、勝吾さんの順にそれぞれ挨拶。

「あなた方がいるから、私たちは息をしている」
「(客席含め)みんな覚悟を決めて、ここ(劇場)まで来てくれている」

印象に残った言葉たち。
けんけんさん、遠目からでも分かるくらいうるうるしてた……

初日終演

「すごいものを見た気がする」
その感覚は、1年前の初演と同じものだ。

やっぱり西森さんの、そしてこの役者たちが力を惜しまずつくる舞台が大好きだ。「作品」と呼びたくなるクオリティにスタオベしたくなる。

アンサンブルも見覚えある面々でうれしかったなぁ。初見だと、アンサンブルだったの?!ってひびる活躍を見せてくれるブルズたち。

しゅんりーさん出番増えたね👏🏻祝
(初演はOPおわったら二幕に出てた)

ありがたいことに今日、そして配信でまた観れる。
それまでに原作漫画を読みたい。見逃しているかもしれなお芝居や演出を理解すると、さらに楽しくなる。

このミュージカルが、どうか千秋楽まで無事に走りきれますように。

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