見出し画像

魂の記憶

前に、亡くなった親友Aくんのお話を書きました。
彼はゲイで、彼氏と一緒に住んでました。
私が前世を見てきた時に、中国で彼が私の夫だったのが見えたわけなのですが、
そういえば、中国といえば、、、というお話がありました。

久しぶりにAくんとショッピングに出かけた時
中国物産展のような催事場がありまして
ちょっと見てみようと会場に入っていきました。
私はそこで、一目惚れしてしまって気に入ったキャビネットを見つけ購入しました。
Aくんは大きな壺や、大きなキャビネットやインテリア雑貨を多数購入しました。
「これいいわねえ!可愛い!こういうの好きなのよお」
ぽんぽん買い物が進むAくん、ここまでこういうの好きだったんだなあと知ったひと時でした。

荷物が搬入されたと聞き、後日遊びにいきました。
広いリビングは、オリエンタルモダンテイストになっていて、
こんなインテリアコーディネートも楽しいなあと見てました。
大きな屏風があり、とても目を惹きました。

彼は話し始めました。

実は小さい頃から、こういう中国テイストのものに惹かれるのだと言いました。
幼稚園の頃、家族旅行で温泉に行ったそうです。
温泉の玄関を入ると、目の前に大きな屏風がディスプレイされていたそうです。
まだ小さい彼は、靴を脱いで上がると屏風の前に正座をして座り、
ジーーーーっとしばらく見つめたあと、頭を床につけて挨拶をしました。
旅館の女将さんが、「あら、お坊ちゃんはお目が高いのね♪」
と声をかけ、「これは中国から取り寄せた屏風なんですよ」と言ったそうです。
とても貴重な高価な屏風なのだそうです。
なぜ彼は深くお辞儀をしたのかは覚えてないと言ってました。
それからも、大人になってもどうも中国の高級雑貨品は気になってしまうんだと言ってました。

たまに前世の魂の記憶が今世で思い出し、その土地のものが気になったり行きたくなたりすると聞きます。
実際、前世が視えた人の生活スタイルが前世に近いということもたくさん見てます。
彼もきっと魂の記憶がこうやって小さい時から出てたんじゃないかなと思いました。

魂の記憶を考えると、とても不思議な気持ちになります。

魂繋がりのお話ですが
私の従姉妹のお腹にいる赤ちゃんと私は、何度かお話をしたことがあります。
話をした、、というよりも、お腹の中から遠隔でメッセージを伝えてきました。
面白いのが、「うわ !ちょっと、、これはやだ!」と言われたので従姉妹にすぐ伝えると、
健康に良いって聞いたから酵素を濃くして飲んだんだwww と笑ってました。
「もっとゆっくり動いて!」というので、何かしてたか連絡してみると
「ええええ、、、運動してたよwww」と笑ってました。
男の子と分かってたので、従姉妹夫妻は名前を決めてました。
すると時同じくして、私に「それは嫌だ!」と言ってきたので、すぐ連絡すると
「どっちの名前にしようかって、こっちかな!って二人でしゃべってた!」と言いました。他にも色々あったのですがちょっと忘れちゃいました。
動物たちからメッセージをもらうときみたいに、すーっとメッセージが降りてきました。お腹の中にいる赤ちゃんと思うと、とても神秘的でした。
従姉妹のお腹の皮膚の下に、話しかけてくる赤ちゃんがいるわけです。
生まれてくるまで、いろんな不思議なことがありました。
助産院のある場所がとても不思議な素敵なパワーがあるところでした。
人気の助産院らしいのですが頷けました。
ものすごくキラキラした小さな光がいっぱい視えました。

前世の記憶、、、、を経て、次の世に生まれるにあたり
生まれてきた子はしゃべることもできないし、目も見えないわけですけども、
お腹の中にいる魂は、私に話しかけることができたのです。
生まれてきたから、「おおおおーい!みーたんだよお?」と話しかけたって
眠ってるばかりで何も話してはくれませんでしたからね。
それがちょっと面白いなあと思いました。

魂がとても不思議です。
あっち飛んだりこっち飛んだり
記憶があったり、、、
無くなったり、、、
私は自分の魂が抜けやすくなってる感じがちょっと心配ですけども
体の中に魂があるだけのことなんだな
みたいな感覚はとても強くなりました。
繰り返しこうやって生きては体から抜けを繰り返すのが魂なんだから
もうなるようにしかならないってことですものね。

私のあのモテモテイケイケな優しい父は
実はもう亡くなってます。
結局、何番目かの奥さんと暮らし、突然難病にかかって亡くなったそうです。

亡くなる少し前に、一度だけ電話がかかってきました。
実家で電話番号を聞いたと言ってました。
親子って不思議なんですよね
こんな寂しい思いをさせられても、小さい頃から離れて暮らしてても、一瞬で親子の感覚になるのです。
私が小さい頃の思い出話を昨日のことのように話し、
そのくらいしか思い出ないですからね。 それでも、一瞬でも父は私を愛してはくれてたのかって、嘘でも嬉しくて、笑いながら涙を流しながら話をしました。
もうこの電話が最後かもしれないなと、私のただの勘ですが思いました。

父が亡くなったと聞き、そろそろ魂が抜けて挨拶にくるんじゃないの?なんて思ってました・・・・・が・・・
あれ?・・・・こない?おかしいな?おーい!
はい、、、全く何もサインすら来ませんでした。
私のこと守ってくれるでしょ、、、いえ、、、、全く感じないんです。
魂になっても父らしいなって思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?