財務スキル〜BS(賃借対照表)編〜
BSとは……
決算の期末時点での会社の持っているお金や
固定資産や会社の資金調達と
運用の状況などを表したものです。
と、言われても
なんのこっちゃ?!なので、、、
簡単に言えば
・会社にある財産の状態を表すもの
・会社資金の調達と運用を表すもの
この2つを主に見れるものです!
言葉だけだと分かりづらいので↓
簡単に図でまとめたものです!
右の部分で会社は資金を調達し、
左の部分で調達した資金を運用します。
まず、左の青い部分。
これは会社の "資産" です
資産を運用して企業はお金を調達します。
その回収するスピードに応じて
"流動資産" と "固定資産"
に分かれます。
・流動資産
現金、売掛金(後払い)、在庫
・固定資産
建物、トラック、備品
次に、右の部分。
これは調達した資金の詳細です。
おおまかに
"流動負債" と "純資産"
に分けられます。
流動負債にも返済期限の期日によって
"流動負債" と "固定負債"
に分かれています。
・流動負債
買掛、短期借入(1年以内)
・固定負債
社債、長期借入(1年以上)
純資産は
・株主資本
資本金、利益余剰金
・その他
評価換算差額、新株予約権
などの返済の必要がない
純粋に保持しているお金になります。
つまり、もっともっと簡単にすると
左は 「すぐ払えるよ!資産」
右は「すぐ払えや!負債」
と思えば覚えやすいです!
ちょっと言葉は荒いですが…
流動資産 > 流動負債 = 安全性(高)
流動資産 < 流動負債 = 安全性(低)
という見方ができます。
そういった会社の短期的な財務の
安全性の指標を流動比率と言います。
それも数値として出すことができます。
流動比率 =
流動資産 / 流動負債 × 100
これで数値を出して
数字が大きければ安全性も高く
小さいと安全性も低いと表せます。
※ 通常指標では200%が望ましいですが
日本では信用情報が発達しているので
150%程度でもOKです。
BSも読めるようになると
投資や起業の際にも役に立ちますので
ぜひ挑戦してみてください!