BBCドラマの『SHERLOCK』の話

半年くらい前、Dlifeで放送していた『SHERLOCK』を偶然見かけた。シーズン1-6話くらいだったかな。
(元々BBCでは1話90分のひとシーズン3話のようだけど、Dlifeでは各話を前後編に分けてひとシーズン6話で放送してた。)

マーティン・フリーマン氏を『ホビット』シリーズで見慣れていたので、「あ、ビルボだ〜」とそれから何となく見ていた。
カンバーバッチ氏はニガテだったんだけど、ビルボとスマウグっていう組み合わせも面白くて。
(でも『ホビット』と同時期だったりするんだね。)(カンバーバッチ氏、今はもう慣れました。)

観ていて、「これは面白いわ」とこの作品を特別にするくらいの、初めて体験する現象があった。
よく、楽しい時は時間が速く、つまらない時は遅い、っていうけど。
『SHERLOCK』は、「もう40分くらい経っちゃったかなー」と思っても、まだ25分くらいだったりする。
決して退屈だからではなく、観ている時間、入ってくる情報量が濃厚すぎて。

こんな時間感覚を得たのは初めて。
たとえば1分辺りに入ってくる情報量が、他の事を聞いてる時より多いんだろうね。
「このくらいの内容を聞いたなら、このくらいの時間経ってるだろう」を超えてくる。
(こんなに楽しんでるのに、まだこれだけしか時間経ってない!なんだか得した気分!とも思う。笑)

そして今年のお正月、シーズン1・2辺りを一挙放送していたので録画して観てみた。
この作品は、一気に観るには私は2・3話が限界。
ほんと面白いんだけど、情報量が多すぎるとかシャーロックの思考に私の頭が付いていかなくなるから。笑
でもシャーロックの思考の、聞いてて面倒くさくなるようなところが好き、楽しい。

最近はあんまりドラマを見ないので、私にとってはこの15年で1・2位になるくらい面白いし好きな作品かな。

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