AIチャットボットをより賢く!データの力を最大限に引き出すmiiboの新機能『カスタムフィールド』
「社内の膨大な情報をAIに効率よく参照させたい...」
「AIチャットボットの回答を、状況に応じて柔軟に変えたい...」
このような課題に直面していませんか?
これらの悩みを解決する「カスタムフィールド」機能が、miiboのナレッジデータストア(AIが参照するデータベース)に新たに搭載されました!これは、データに自由にタグ付けができ、AIチャットボットの応答をよりきめ細かく制御できるものです。
「カスタムフィールド」機能とは
カスタムフィールドは、各データに付与できる"メタ情報"です。
例えば、「部署」「ジャンル」「更新日」「重要度」など、データの特性や用途に応じた情報を最大5件まで自由に設定できます。これにより、AIチャットボットがより文脈に即した適切な情報を選択し、回答することが可能になります。
カスタムフィールドのメリット
メリット1. 関連性の高い回答
カスタムフィールドに追加したキーワードは、ユーザーの発話に類似のキーワードが含まれると、そのデータのスコアが上昇しやすくなります。
メリット2. プロンプトへの確実な反映
カスタムフィールドの情報は、ナレッジデータの文字数に関わらず、必ずプロンプトの上部に含まれます。これにより、AIへの重要な指示を確実に伝えることができます。
カスタムフィールドの活用例
活用例1. 社内マニュアルの効率的な管理
営業部向けマニュアルに「部署:営業」「登録日:2024-08-01」「重要度:高」というカスタムフィールドを付与
↓
「営業部の最新の重要マニュアルについて教えて」といった質問に対し、AIチャットボットが最新かつ適切な情報を提供
活用例2. サービス説明とユーザー事例の分離
「種類:サービス説明」「種類:ユーザー事例」「対象業界:製造業」「機能:カスタムフィールド」というカスタムフィールドを設定
↓
-「製造業向けのカスタムフィールド機能について教えて」という質問に対し、製造業向けのカスタムフィールド機能の説明データを優先的に使用
-「製造業でのカスタムフィールド活用事例を知りたい」という質問には、該当する事例データを中心に回答を生成
活用例3. メール返信の品質向上
「種類:メールフォーマット」「種類:返信ノウハウ」「種類:製品情報」「顧客ランク:プレミアム」「対応:クレーム」というカスタムフィールドを設定
↓
AIチャットボットが顧客からのメール問い合わせに返信する際、以下のように処理
- 顧客ランクと対応種別に応じたメールフォーマットを基本構造として使用
- 返信ノウハウを参考に、クレーム対応に適切な言葉遣いや対応方法を選択
- 製品情報から具体的な内容を抽出して返信文に組み込む
これにより、顧客の状況に合わせたパーソナライズされた対応と、正確な情報提供を両立したメール返信が可能に
カスタムフィールドの活用方法
AIへの指示(プロンプト)でカスタムフィールドを活用することで、AIチャットボットの回答をより細かく制御できます。
例えば、このような指示により、ハウツー記事の内容を、読者にとって理解しやすい構造で提示できます。
ジャンルが「ハウツー」のデータを参照し、以下の形式で回答してください:
1.準備するもの
2.手順
3.注意点
カスタムフィールドの効率的な入力方法
カスタムフィールドは、ナレッジデータストアの管理画面からだけでなく、このように`custom_field_key`と`custom_field_value`をデータに記載することで、本文から直接設定することもできます。
@{custom_field_key=カテゴリ&custom_field_value=料金}
この方法には以下の利点があります
- 一括処理の簡易化:大量のデータを一度に入力する際、このフォーマットを含めたテキストを準備することで、カスタムフィールドの一括設定が可能になります。
- 既存ドキュメントの活用:既存の文書にこのフォーマットを追加するだけで、簡単にカスタムフィールドを設定できます。
まとめ
カスタムフィールド機能の導入で、AIチャットボットの活用範囲が大きく広がります。
部門横断的な情報共有と知識管理の効率化
顧客対応の品質向上と処理時間の短縮
複雑な製品情報や社内ナレッジの効率的な整理と活用
カスタムフィールド機能を使って、皆様の業務に最適化されたAIチャットボットを作成してみませんか?業務効率の向上や顧客満足度の改善など、具体的な成果につながるソリューションを実現できます。
まだmiiboを導入されていない方も、この機会に是非無料トライアルをお試しください!
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