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【沖ケイタさん×SAKIYOMI石川侑輝さん】1時間30分のSpaceを文字起こしして5分で読めるようにしました。~2024年以降のSNSの闘い方~

テーマ「2024年のSNSのこれからの闘い方」

📣スピーカー
沖ケイタさん(@namakemono0309
石川侑輝さん|SAKIYOMI代表(@sakiyomi_ceo

※この記事は、沖さんご本人に許可をいただいて公開しています。


ご本人も仰ってましたが、ガチ神回。

本noteで内容を5分程度でザっと確認できるようにしていますが、時間を作ってでもSpaceのアーカイブが公開されている間に聞いたほうがいいです。

文字だけと生の声では理解度が圧倒的に違います。


以下、Spaceの文字起こしです。5分程度で読めます。




最近のSNSのコンテンツの移り変わり


Brain、Tipsのアフィリエイト

「これ良かったです!」
「おすすめです!」

みんな紹介報酬が欲しくてよいしょする
本当に良いと思ってるかは分からないけど。


2022年12月~Brain辛口評論家アカウント開始

コロナが落ち着いてきて
コンテンツとして「刺激」があるものが求められていた。

BreakingDown / ブレイキングダウンもそのころグッと流行った。
コロナの時期はそういうコンテンツはウケなかった。

少し前に「プロレスローンチ」が流行ってたけど
ぶっちゃけもうみんな飽きてきた。

2024年のSNSの闘い方


アルゴリズムをハックするようなやり方は
これからどんどんキツくなっていく

アルゴリズム公開されたことで本質からズレてきている。

今、SNSで稼ぐのがブームになっている。
結論言うと、同じようなことしてる人めちゃくちゃ増えた

・自己投資が~
・旅行に行ってる間に~
・昔は僕もダメでした~

既視感が出て人はどんどん離れていく。
これからは

・総合力勝負
・実績勝負
・キャラ勝負

おもろいやつしか生き残っていかない
(ストーリー的なおもしろさ)

漫画やドラマや小説的なもの。
リアルタイムで魅せていく。

お役立ち系のツイートは、まだ伸びるけど
どんどん価値がなくなっている

その理由は

「AI」が出てきている
「SGE」Google AIが答えを返してしまう

役立つ情報は調べれば無料で出てくるから
どんどん価値がなくなっていく。

これからSNSで何が求められる?

・見てておもろい
・応援したい

「この人っていつも面白いことやってるな」
「この人次になにやるんだろう?」

そういう興味を引くアカウント運用。

ただ、そういうのを魅せようとすると難易度が一気に高くなる。
再現性がなくなっていく


「Brain辛口評論家」
フォロワー差があるのに本垢より反応が良いことが多い。
つまり、影響力がある状態。

みんな新しいコンテンツ出していくから
辛口評論家は話題が尽きない。
飛びつけるトピックが多い。

ついにあの人をレビューするのか・・・!


同じような動きを6~7年からしていたのが「イケハヤさん

【イケハヤさんの経歴】
ブロガー → YouTube → NFT

高知の山奥に住んでいる。
沖さん会いに行ったことがある

印象に残っている言葉
「ぼくは発信活動において一番参考になるのは漫画なんですよね」

漫画の主人公って必ずうまくいかないときがある。
必ず無謀な挑戦をする。
必ず目標がある。

右往左往しながら進むのが「おもろい」

イケハヤさんは
自分が漫画の主人公だったら面白いか?
という目線で動いている


「高知のド田舎に引っ越してブログで稼いでやるんだ!」

そんな人いないから、面白いからやった。

ブログがうまく行ってたけど全部手放して方向転換した。
面白いからYouTubeにいった。

面白さの出し方はなかなかノウハウとして出せないけど、
あえて言うならストーリーを面白くなる方法が2つある

ストーリーを面白くなる方法

①自分の失敗した話を出す
②新しいことに挑戦する

この2つは心理的ハードルがあるけど誰でもできる

➊失敗を魅せた大物の例

迫さん:Brain決済関連大変だった
マナブさん:病んでた。もう一回頑張って自分に負担ない形で100万目指す!

みんな終わって解決してから出す。
でも周りが知りたいのは『渦中のドキュメンタリー』

ワンピースとか、最後は必ずルフィが勝つって分かってるのに面白いのは
目標を達成するために挫折しながらも挑戦する過程に引き寄せられるから

「成功するまでのストーリー」を共有していくべし


❷について
「新しいコンテンツ作りました」って言う人はもう溢れている
(みんな出すから面白くない)

他の人がやってないことをやってみる

・自分の会社の主力の事業を子会社にして取り締まりになる
・ブロガーが集まるbar
「この人なんか違うことに挑戦してるぞ」って魅せるのが大事。


Brainアフィの戦い方


みんな新しいコンテンツが出たら色々紹介する。
逆に、1つのものを極めて発信し続けるのがいい

ちゃんと実践して「実践していく過程」を発信していく。
それをずーーーーーっと言う


X(旧Twitter)でそのアカウントが流れて来た時に

「見てて面白いか?」
「継続して見たいか?」

という視点で見る。


自分の報酬のために
買ってもないコンテンツをアフィリする人の
アカウントを見たいと思うか?

なんならブロックミュート案件。

「ミュートされないアカウントコンセプト」にすることが大事!


辛口評論家垢作ってやってる人もポツポツ出てきたけど
みんな挫折しちゃう。

2番以下ってどうしても見られなくなる

占い・スピ系、恋愛、物販、YouTube・TikTok系は
沖さんやってないから穴場。


SNSのコンセプトはどのように考える?


地球上で「この切り口で発信すれば自分が1番」ってところで発信する

「なんかイケる」ってコンセプトにしないと長期的に伸びていけない。

すでに大手がいる場合、
明らかに自分のほうがすごい!って
客観的に見て分かればOKだけど

難しいならズラすべき。

Webライターで発信するにしても

・女性で若くて顔出し
・50代で顔出し etc…


ここから、石川侑輝さんが Space に合流しました。

2024年のSNSの戦い方


SNSの闘い方は今後クローズドになっていく。

発信したら炎上する
言いたいことがストレートに言えない世の中になっている。

すべてがオープンになったからこそ
寄り戻しでクローズドになっていく

クローズドに勝てる人が勝ち残っていく

キンコン西野さん
「俺はチケット売れるけどベッキーは売れない」

それと似た現象が起きている。
インフルエンサーは憧れの対象であって「推し」ではない


学校で
めっちゃイケメンで憧れられてる人
→周りに人がいない(ただの憧れ)

それなりにイケメンで友達に近い学校中の人気者
→そいつがおすすめした趣味は学校中に広まる(推し)


「つまづいた時にちゃんといじられる人になろう」

失敗を出さないとただの憧れになってしまう。
もっと失敗談を出していこう!


広く浅く取ってしまったインフルエンサーは
ゴールが見えなくなって病むのがあるある。

▶本当に自分の価値観に「共鳴」してくれる人と
 友達作りをしたほうが今後の時代にマッチする


みんな正論が聞きたいわけじゃない。
「明日5キロやせる方法」が知りたいだけ。


SNSの運用代行って難易度高い。
お客さんのアカウントを二人三脚で運用していく。

それでも成果を出していくポイントは?

【SAKIYOMIさんのコツ】

正論ぽいこと言うと、
インスタの運用に最も重要なことは「その発信者の想い」

多少ダサいデザインでもいい。

企業のアカウントは社員の熱量が大事
共鳴っぽいものが生まれて広がっていく

組織論になるけど、
運用するメンバーに対して熱量持ってもらってる。

他と比べたときに、組織の作り方で勝っている。
全体の熱量が倍増していく。
運用担当者同士で情報のシェアがされている。


SAKIYOMIさんは圧倒的に業務委託の方が多い。

優秀な人が集まって片手間でこなすより
熱量ある人がひとつのアカウントに注力したほうが伸びる


【みんなが陥ってるテーマ】

そもそも「正社員で固める」って発想自体が時代と逆行している。
コロナが後押ししてくれた多様な働き方を受け入れる会社のほうが強いと思っている。

それを前提に業務委託を採用している。

業務委託=エキスパート
学生=イノベーター
※「外注」という扱いをしない。中の人として扱う

同じ目的に向かうコミュニティ。
役割や立場が違うだけというように設定している。

エントリの段階で課題をたくさんこなしてもらって、
SAKIYOMIというコミュニティは何のために存在しているのか?を理解してもらって意向表明を出してもらう。

本当に同じ船に乗って同じゴールにたどり着こうと思っているのか?

いわゆる踏み絵をしてもらって、仲間として受け入れる。
社員と同じような人事評価の仕組みがある
社員総会に業務委託やインターン生が参加してくれる状況が作れている。


おきさんは各々が独立して良い意味で独立している集団になっている

お互いの利益がズレたときにギクシャク・・・?
伸び悩む原因かも。


今って「スキルってそんなに重要ですか?」


スキルだけはオワコン。
時給換算したらコンビニバイトより低くなる。

従来の運用は基本価値なくなる。
今後は一部の優秀な人に仕事が集まる状況になっていく。

働き手を機能としてしか見ないでいると
発展途上なら成り立っていたけど、
今は満足を向上する方向にベクトルが向いているから
みんな良い条件のほうに流れていく。


【識学を導入して伸びた会社の例】
「UUUM」YouTubeのインフルエンサービジネス

遊離してしまった。
人を機能としてみてきた。
埋める工程まではうまくいくけど満足の向上がうまくいかなかった。

機能的な価値で繋がってると、
「満足の向上」というムダなものに一緒に向かえない。


【質問回答】


Q.チョコミントという、「狭い範囲だが熱烈なファンがいる」ジャンルで発信してます。イベントと絡めたマネタイズ方法を増やしたいと考えているのですが、沖さんだったらどんな方法が思いつきますか?

クローズドという意味で、パウンドケーキの素材をこだわって10個限定で月1回売り出すところがある。
1個7万円。そんなんガチファンしかいらない。

そういう「稀有なもの」を「クローズド」で売るのが今っぽい

たくさんあるものに価値はない。

稀有なものを生み出して一部のコアなファンに売り出すといい

おきさんの知り合いでは
「抹茶」が好きでそういう発信をしている人がいる。

100日後に○○する~~とか
文脈作ってやってくことが大事。


Q.古民家民泊のインスタ運営をすることになりました。
アドバイスをいただけたらうれしいです

なんで民泊を運営しているのか気になる

「なんで民泊なの?」ってとこが大事

SNSは儲かりそうだからって発信する人が多い
でもそういうのは根本的に上手くいかない。
機能を埋めているだけ。情緒がない。


Q.顔出しなし、声出しなし(AI音声)でAIやビジネススキル系の情報発信しています。コアなファンを獲得する上で、顔出しや声出しはした方がよいのでしょうか?

コンセプトがふわっとしている
ターゲットによる。

出していいなら出しちゃえばいい。
人間より2次元が好きな人も多い。
かなりのシェアいる。日本独特の文化。

ビジネスなら少ないかもだけど。


SNSサミットについて


今回2回目。このペースでやってるのすごい。

Q.開催する目的は?

A.あーいう場できっかけもらって変われる人がたくさん生まれている。

一歩踏み出せない人がたくさんいる。
そういう人の第一歩を踏み出すきっかけになれたらいい。
フロントエンド的な立ち位置で。

「一歩を踏み出せる場に」

企業としては、「SAKIYOMIはSNS全体でNo.1になるよ」ってイメージを付けるため

Q.あれだけのゲストをどうやって集めているの?

A.DM送ったらだいたい返ってくる。

大物が出てくれるように規模を大きくした。
今回出れなかった人も「行きたい」と言ってくれている
でも日程が合わないって人も結構いた。

過去の開催実績と本が売れてることで返信率が上がっているのもあると思う。

エイベックスに所属しているアーティスト
「香水」の瑛人さん
サミット出て歌いますよって言ってくれていた(日程の関係で×)「SNSがなければ平凡な人生でした」の代表


今後は美術館形式でルートが決められていてステップを通して学んでいくとか、2~3日は置いてあったりとか違うものも考えている


たくさんの人の協力があって成り立った背景があるから
次は視聴者としてきた人が仕掛け側に回れるように
「何かしら仕掛けたい人」に対して
SAKIYOMIが力を貸してみんなで何かをやっていきたい


2024年発信するならどんなジャンル?


これよく質問くる。
「お前が何が得意かによるだろ」って大前提があるとして・・・

全体的な流れでいうと2024年以降は、

「本当のことを発信するメディアがまだまだ少ない」と思っている


不動産投資が~って言ってる人
不動産投資何件やってるの?って話。
実はただの営業マンだったりもする。


単価の高い投資の話を聞くと、
年収1000万以下にはウソばっかり

おいしいところは億プレーヤーが取っていって
搾りカスみたいな案件しか回ってこない


【彼女と別れて東カレに登録したら・・・】

女の人たちって登録した瞬間ビビるくらい「いいね」が来る。
それで自己肯定感上がってモテたと勘違いして強い態度に出る人がいる。

そういうの発信したい。できたら面白い

1日返信ないだけで「会う気がないならもういいです」とか
友達にそういう態度なの?って人がいたりする。

そういうのに物申すアカウント。
マネタイズポイントは「マッチングアプリのアフィリエイト」

ナマ感あるのがいい

「プロレスローンチ」が人気なのもソレ
「ド素人ホテル再建計画」TikTokでバズってるのもソレ

みんなほんまもんのリアルが好き

ちゃんと存在していて「稀有なもの」にみんな触れたい

「誰が言うのか?」
その「誰か」って思われるジャンルで設計して発信していくことが大切。


みんな「発信」で有名になろうとする。
影響力をつけて実績を作っていこうとする。

でもそれって逆で、

こういう切り口こういう魅せ方なら
自分なら権威性出せるよねってところで発信するべき


「影響力」って1対1でその人の心を動かすこと
それができる人は2人、3人と動かすことができるようになっていく
(大原則)


影響力とインプレッションが混同しがち。

今後はしっかりクローズドで影響力を持ったほうがいい。

薄いインプレッションよりクローズドの影響力強化

沖さんのコミュニティで例えるなら

隣のライターさんとしっかり話してひとつの影響力を手にして
5人でも10人でも自分のライティングの価値観に共鳴してくれる人と
タッグを組んだりしたほうが影響力が大きくなっていく

フォロワー10万人より
近くのスナックの常連のおじちゃんのほうが大事


そっちのほうがシンプルに人生楽しい。

たまに斜に構えてる発信者いるけど
それだと人生楽しくないと思う。

結構、闇っぽくなってる人もいる。


SNSはオフラインコミュニケーションを拡張したもの。
使ってるのはみんな人間。

小学生のころを思い出して
目の前にいる1人とまず仲良くなることから始めないと
大人になったときに自分の周りにたくさん人がいる状況は作れない。


ズルなしでちゃんと人と向き合えないと
ハブられるし嫌われるし

大人になるとむしろ嫌いというより無関心

あくまで
「人間とのコミュニケーションである」
ということを忘れないようにしたい。


テクニックばかりだと根本を疎かにしてしまうので気をつけたい。


まとめると・・・


・これからはストーリー的なおもしろさを出せる人が生き残っていく

・「見てて面白いか?」「継続して見たいか?」という視点を持つ

・結果ではなく「成功するまでのストーリー」を発信していく

・地球上で「この切り口で発信すれば自分が1番」ってところで発信する

・今後はクローズドな影響力をつけていくことが大事

・誰かの「推し」になる

・みんなほんまもんのリアルが好き。ナマ感を出す。


以上です!
ここまでお読みいただきありがとうございました!

花咲みわ(@hanamiwa01


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