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着物というもの。



今、週に一度着付け教室に通っている。子供の頃から割と着ることが他のお家よりは多少多かった私が着付け教室に通うことにしたのは銀座で着物を着る機会があるから。
自分で着付けしたんですよー!ってお客様に言いたいっていうのもあったと思う。まぁ、話のネタになればいいよね!ぐらいな感じ。

着付け教室は大手の着付け教室。3ヶ月10回5000円で自分で着付けできるようになりますよ!と。もちろんそんな安く着付けできるようになるためには着物や帯の押し売りもある。
その度に、なんだかなぁ〜って思っていた。
もちろん商品は素晴らしいのは重々承知なんだけどなんせお金の話しかしない。

今買っておかないと勿体ないよ!と。不安を煽るような売り文句に電卓を叩きまくるスタッフさん。これじゃ、せっかく着物に興味あるのにみんな嫌がって逃げていくわなと思わずにえなかった。

私たちの世界でもそうだが決して安くないお金を払って来てくださっているお客様へ、今シャンパンお得で安いから飲もう!!飲まないと勿体ないよ!!っては決して言うことはない。というか言ったら絶対お叱りを受けるし、無理矢理飲むシャンパンほど不味いものはないと思っている。

お客さまが私たちに高いお金を払って頂いてる分、私たちは自分がお客様に何ができるか、どうやってお返しができるかを日々考え行動に移さなければいけない。

それがあるからかどうもお金だけどれだけお得か伝えられても買おうと思う気持ちになれないのだ。せっかくの良い商品がそんな感じでお客様の元へいかないのは勿体ない。中途半端な損得勘定で付き合う人間関係ほど短命なことってないからね。

まぁ、あと買ったところでモヤモヤしそうだしね。という着物の営業の話でした。



もしよろしければご一緒に乾杯してください🥂💓 後日、お礼にお伺いに参ります☺️💓