徒然に音のある生活〜Mr.Children 30th anniversary tour 半世紀へのエントランス

久しぶりのツアー、久しぶりのライブ
に行けなくて、思いやり配信を試聴することに。

ネタバレなしで書こうかと思ったけれど、多分無理だ。
なので、ネタバレても良いよという方だけ、お付き合い頂ければと思います。

オープニングはthe森本さん×Mr.Childrenで圧巻。
いつかのあの時絶対聴いてるインストにこれから奇妙なチョコレート工場につれて行かれるのかといった感じのファンタジック感。音がちょっと歪んでるっていうかなんていうか。ただではないファンタジック感がらしいなぁ。
これからCHIRDREN‘S WORLDへ連れて行かれるのね。
でもそこはリアルな場所なんでしょう。とこちらも心構えをしっかりとさせてもらいました。

一曲目はやっぱりくると思ってた、brand  new planet
この曲初聴から「好きだな」と思ってた。
そして、櫻井さんは、裏切らない。今回もツッコミどころのある何とも言えない衣装で登場。いつもライブで?ライブじゃなくても?衣装をいじるのが恒例行事のようになっているのです。「はっ?」と思った皆さまごめんなさい。愛故にです。
でもこの楽しみ方、何気に色んな人がしているのでは?
そして、田原さんはまたもや、首にフリフリを携えて登場。コロナ禍以前を思い出すため?っていうかほんとにいつも思うにだけれど、田原さんは、ずっと長袖で暑くないの?心配になりますが、いつも涼やかです。(野外でも)

そしてもう一つまず目についたのは、「ジェンのドラムセット、とろろ昆布のままだ。」ということ。
あの柄とろろ昆布に見えません?というのは置いておいて、sound trucksで1番音が変わっていたのがドラムで、もちろん海外レコだったってのがでかいとは思うんだけど、スネアが軽くて乾いた音だった気がするんです。
でもライブではとろろ昆布使ってどっしりいくんだなと。ジェンの叩き方って跳ね返りがあんまり響き過ぎない鳴り方してません?
そして珍しく、白シャツ!(また衣装の話。)
そして、ナカケーは髪型。ナカケーの髪型はわたしは長髪が好きです。なので戻してほしい。そして結んでほしい。

とこんな感じがいつもの登場時の楽しみ方です。
ナカケーの髪型は、永遠の登場時のテーマになりつつあります。

2曲目
「マジか、そうくるか!」のyouthful days
そして櫻井さん、早くもちょっと着替える。青似合うね。
なんかバンドって歳を重ねると、若返る気がする時があるのですが、それって、追い求めるものがかくかくしかじかを経て、「純粋」戻るからなのかなって。
そんなことを思わせてくれた、youthful days。ぴったり。そして2曲目にこれは、テンションめちゃ上がった。そして櫻井さんが着替えてくれて良かった。そして何より楽しそう。楽しそうです何より。

3曲目
「あーそうくるよねー。わかるー。」
の 海にて、心は裸になりたがる
これは、歌えないあなたの代わりに全力で「おーおーおー」してるナカケーの顔に感動した。ナカケーもそうするんだって感動した。

なんかこのままいくと全曲紹介になってしまいそうなので、印象的なところを書くようにシフトチェンジします。日曜の夜にライブ全曲紹介は多分書いている私もありがいことに読んでくださる方もちょっと辛いはず。

なんと言っても櫻井さんの声は、喉の手術してからバリバリ絶好調で、安定感が増しましたね。以前は今日の声の調子はどうだろうと心配していましたが、酷使するんだから、凄い。大変な生業です。お仕事じゃなく、生業。
私らの生きる術を支えている、生業。そんなふうに言える仕事をしてみたいと思うけれど、凡人の私には重たくて辛くなっちゃうかな。なんて、だからやっぱり凄いです。
そして表現力は言わずもがな。弾き語りであんだけ聴かせる。ってかむしろギター、一本。歌うたい、一人。じゃないでしょうってなくらいの広がり。うちで寝る前に私だけのために弾き語ってくれないかなというのが永遠の絶対に叶わぬ夢です。

そして田原さんのギター、タガタメがカッコよかった。
テレキャスが良く鳴いて、かっこよ。エモ田原。
ニシエヒガシエもかっこよ。その流れでLOVEはじましたやって欲しかったな。LOVEはじめました、好きです。

world endはジェンの畳み掛けるドラムが曲をドラマチックにさせてる。野外でこの曲聴く時空に歩行機飛んでる率高くないですか?

ライブでのdancing shoesカッコよかった。これ早くも生で聴きたい。

そしてanyはずっと好き。
大学の時、チャリ乗りながらMD聞いてて段差でガタンてなると音飛んじゃう時から、好き。なんかanyはチャリ乗りながら聴く曲です。私中で。
そこからの僕らの音への流れ良かったですね。優しくて。

あの時のあの場面、思い出話等等たくさん浮かんで、書きたい事は山のようですが、なんだか月日が長すぎて、うまく整理出来ないので、この辺で。
確実に言えるのは、私の20代を支えてくれたのものひとつはMr.childrenの音楽だなって。

なんか前よく思ってたのは、ミスチル の音楽ってマラソンである「後何キロ」の指標みたいだなって。
走って走って、ヘトヘトになって、もうダメ!って思った時、「後何キロ」を見たら、もう少し頑張ってみようかなって思うじゃないですか。それ。そこで最高の音が流れるみたいな。

本編最後の
GIFT
これはきっとGIFTだろうなって。
シーソーとかリズムだけで、次シーソーだなってわかる曲もあるけど、何となく、音が鳴らなくても、ここはGIFTかなって。
25周年の時のthanksgivingのGIFTもめちゃくちゃ良かったけど、心の篭った音楽はやっぱり素敵ですね。

30%くらいは衣装の話でしたが、

30周年おめでとう!

10年先も 20年先も きみと 生きれたらいいな

読んでくれてありがとうございます。

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