迷走日記

本日はどうでもよい呟きゆえ、素のノリと勢い満載であります。文体もぐちゃぐちゃです。
ご容赦くだされ。

人生の休暇といえば、大それた言い方でありますが、つまりは休職して実家に帰省中であります。
そう、寄生虫であります。

日がな一日、本を読み、疲れては死んだように眠り、ねこと戯れるというルーティン。
たまにライターの案件を提出してはちょこちょこ書き物をするという……。

流石に体力が落ち込み、これでは冬は越せぬと危惧し、ルーティンに散歩が追加されたのであります。

カスッカスになった歯磨き粉のチューブを半分に切り、もったいない精神の関西人を発揮したところで、買いに行くかと散歩に出掛ける。そんな昼下がり。

外は暑いような寒いようなよく分からん気候ゆえ、散歩には半ば適さないながらも一着しか持ってきていないジャケットをたなびかせる。
なにカッコつけとんねん。

例年より少し時期遅れな金木犀が満開で、家々の軒先を秋色に装っている。
その薫りは、なぜかおセンチな（死語？）気分を誘うわけで……。

3日前までは、
「電話できて、ほんま嬉しい。ずっと○○さん（みっこの本名）が戻ってくるの待ってるから」
と、のたまわっておった年下男子。多分、語尾には♡だったはず。多分な。
どうやら、男心と秋の空らしいぜ。
どっかのかわいい年下ちゃんでも捕まえたんかいなとしみじみ。

目の前の交差点でバイバイし名残惜しそうにする中学生らしきカップル。
女の子の方が振り返って、男の子を見送る仕草を見せる。
なんとも素直でかわいらしいんだろう。と、アラサー女子はキュンとしちゃったよ。　

通り過ぎること数メートル。
今度は、お揃いのスポーツウエアに身を包み、ウォーキングに勤しむ老齢のご夫婦。
この上なくやさしい笑顔で見つめ合いながら歩いていらっしゃる。
おいおい、前を見て歩きなさいよ。こけるど。
無事に交差点を渡りきることを確認し、ズンズンと進む私。

歩くこと数十分。無事に地元民から根強い人気のドラッグストアコスモスに到着し148円のクリニカと兄ご所望の柿渋ボディソープを手に入れ、帰宅。

本日は両親の結婚記念日で、お祝いのごちそうが食卓を彩る。
祝日だったら毎年お祝いできるからと、この日を選んだと、いつぞやに聞いた覚えがある。
30周年だそうで真珠婚というらしい。
酸いも甘いも過ごした両親の共白髪を見ると、
まずはわたしも寄生虫から真人間への変貌を遂げたい。
「早く人間になりたーい」
「結婚はせんかもしらんからよろしくなー」
なんも威張って叫ぶことではないが。
甘えさせてくれている両親に感謝を。

年末には高校の同級生の結婚式が控えており、喜ばしいことこの上ない。
しかし、まだまだ一人気ままにふわふわしたい私目からすると、すごいなあと心から感心する。
周りから心配されても、当の本人は大して問題視しておらぬのだな。

しょーもない遊びを経験できずに育った大人子どもは今、しょーもない遊びに夢中なんだと思う。
お金も時間も自分の経験だけに投資したい。そんなわがままを叶えてる途中なんだわ。
そして、気ままに休んだり働いたり。
ほんまどーしよーもないけど、大人だって気まぐれだったり、わがままな時があってええんじゃない？ええとしとこ！

とりあえず、映画デートはするのか否かだけは確かめねばな。
ワイは早く「燃えよ剣」が観たいんじゃー。
一人でもええから早く観たい。
萌えよ剣……。