女子大生、ピルを飲む~vol1.生理不順治療編~

生理歴13年、ついにピルを飲む

女子なら避けて通れないもの、それが「生理」です。
私は、小学校5年生の4月(10歳)で初潮を迎え、それから生理とお付き合いして早13年になります。

そんな私ですが、この度、「ピルを飲んで生理をお休みする」という決断をしました。
これを機に、自分の体について振り返ってみようと思い立って、この記事を書いているわけです。

今回は、私が大学3年生までの出来事、主に「生理不順の治療」について触れていきます。

そもそも、「ピル」とは?

ピルは平たく言えば「避妊薬」です。
女性ホルモンが配合された薬で、これを飲むことで排卵をコントロールします。
ピルにも種類があります。簡単に説明しますね。

※この記事は、筆者が医師やネットから収集した情報を基に記述されています。医学は日進月歩ですので、正しい情報や読者の皆さん個々人の健康については、必ずかかりつけの産婦人科の先生とご相談ください。

①アフターピル(緊急避妊薬)

これは、妊娠を望まないのに、妊娠の可能性がある性交渉をしたときに用いられるピルです。日常使いはしません。

②中用量ピル

私が数回服用経験があるピルはこのタイプです。旅行等の前に生理を移動させるために使いました。

③低用量ピル

今後私が継続服用するのはこれです。子宮内膜症、月経困難症(いわゆる生理痛)、PMS(月経前症候群)などの治療に用いられます。

私がピル服用を決断した理由

一番は、「生理痛&PMSが重すぎて生活に支障が出るから」です。

小学生の頃から、生理痛はありました。しかし、ここ最近酷くなり・・・

症状は人によりますが、私の場合
PMS:生理1週間前から異常な眠気といらだち
1日目~2日目:腹痛、腰痛、眠気、下痢
3日目~:腰痛、頭痛、ふらつき

体調不良のオンパレード・・・
もともとは漢方薬である程度PMSを抑えていましたが、それにも限界があり、ピルに切り替えます。

体調不良が酷くなった理由

なぜ、小中学生の頃より生理が重くなったように感じるのか?
その理由のひとつは、「生理不順が治ったから」です。

生理不順にも、生理周期が近すぎる頻発月経、逆に周期が長い稀発月経、無月経など様々ありますが、私は「稀発」でした。

もともと生理周期は長めでした。初潮から何年かは、周期不安定でもそこまで心配ないとされています。
ですが私は、高校生になっても生理周期が整わず、大体40日~50日程度で来るかな~という感じでした。

大学入学後も不順でしたが、ある時丸2か月(60日)生理が来ない!これはまずい!となり、そこから本格的に治療が始まりました。

生理不順治療について

ここからは、実際の治療について記していきます。

①ホルモン剤の服用

生理が60日来なかったとき、処方されたのは黄体ホルモン(生理前に出るホルモン)が入った薬でした。
私の場合は、排卵が起きていなかったので、まずはホルモン剤で強制的に数か月生理を起こし、自然な周期で来ることを目指しました。
死ぬほどきつかったです・・・
PMSが一気にひどくなり、途中からは漢方薬も飲みました。

②ダイエット

私の生理不順の大きな原因は「肥満」でした。
ですので、標準体重(BMI22)を目指してダイエットするように指導されました。
一時期は30ほどあったBMIも、現在は22~23に落ち着き、ほぼ標準に。
痩せるごとに生理周期が短くなり、最終的には31日になりました。

生理不順の克服、そしてピルへ

かくして、生理不順を無事克服し一安心・・・
だったのですが、生理が月に1回確実に来ることに加え、毎回のPMSや生理痛もかなり重くなってしまいました。
体質の変化もあると思います。
生理が来るのが正常なのはわかるけど、これではきつすぎる・・・
重い腰を上げて、ピルの服用を始めます。

ピルを渋っていた理由は高いから。
私が処方されたピルは保険適用で1か月3000円でした。
高ッッッッッッッッッッッ!
まあ3000円で痛みと眠気が無くなると思えば・・・うん・・・

次回予告

次回、最後の生理レポ、ついにピルを飲み始めます!



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