楽曲「日向坂」が2023年のライブで披露されなかったことについて

坂道グループにはそれぞれグループ名を冠した楽曲があります。
乃木坂46「乃木坂の詩」、櫻坂46「櫻坂の詩」、そして日向坂46の「日向坂」です。

グループ名を冠しているだけあってどの楽曲もライブで頻繁に歌われる楽曲です。
しかし、2023年に行われた日向坂46のライブで、楽曲「日向坂」だけは披露されていません。2019年にデビューしてから一年間にわたって一度も披露されなかった年は2023年だけです。

ここで、2023年に行われた日向坂46のライブ(セレモニー含む)を整理してみます。

  • 2023年2月12日:四期生 おもてなし会

  • 2023年4月2日:4回目のひな誕祭

  • 2023年7月19日:影山優佳 卒業セレモニー

  • 2023年10月15日:Happy Train Tour 2023

  • 2023年11月30日:新参者

  • 2023年12月10日:Happy Train Tour 2023 追加公演(9日は潮紗理菜 卒業セレモニー含む)

※複数公演の場合は最終日のみ記載しています。対象は単独ライブのみとしておりTIFなどは考慮していません。

少し補足をすると、ひなくり2022(2022年12月17日・18日)から披露されていません。

これだけの公演がありながら、一度も披露されていないことに違和感を覚えたので、自分なりに思ったことについて書いていこうと思います。
一応、各ライブのセットリストは確認していますが、このライブで「日向坂」が披露されてるなどありましたらご指摘ください。

私が気づいたのは、3坂道のライブ「新参者」を観て、乃木坂46・櫻坂46はグループ名を冠する楽曲を披露しているのに、日向坂46だけが披露されなかったことです。
最初は「ひらがなけやき」が代替になるのかとも思いましたが、やはり日向坂46として公演しているので違和感があります。

次に特別なライブである「ひな誕祭」についてです。
デビューカウントダウンライブ・2回目のひな誕祭・3回目のひな誕祭と毎年披露されていますが、4回目のひな誕祭では披露されませんでした。

他のグループとの比較として「おもてなし会」についても触れます。
近しい所で櫻坂46の「三期生 おもてなし会」があり、こちらは披露されていますが、日向坂46の「四期生 おもてなし会」ではやはり披露されていません。

意図的に外されているのではないかと感じていますが、どうでしょうか?

ここからは私の妄想も入りながらの考えなので、話半分で読んでいただければと思います。

昨年末に考えていたのは、2022年9月に四期生が加入したことによる対応です。
四期生は表題曲には入らず、別動隊として活動していたため、SNSでは「本体+別動隊」という表現をよく見られました。

しかし、私は四期生含めての日向坂46だと考えていましたので、合流するまでは「別動隊(一期生・二期生・三期生)+別動隊(四期生)」の位置づけで、日向坂46本体としての活動は無く、そのため「日向坂」を披露していないのではと考えていました。

その後、私は仕事の都合上いけませんでしたが、展示会「We R!」に行かれた方の記事を読んで各メンバーが「第5章 未来を見つけに行く」期間だったのだと知りました。

「君はハニーデュー」のType-Dの映像特典「Behind the scenes of 新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」に「日向坂46四期生とは[ ? ]」の問いが出てきます。

同じく一期・二期生・三期生にも同様に「日向坂46とは[ ? ]」の問いがあったのだと思います。

そのため、日向坂運営チームは、メンバーから感じ取ったのか、話し合いの結果なのかはわかりませんが、答えが出るまではグループ名を冠する楽曲「日向坂」をライブで披露することを控えたのだと考えを改めました。

ちなみに、5回目のひな誕祭では1日目に楽曲「日向坂」が披露されていますので、メンバーの「日向坂46とは[ ? ]」を見つけることができたのでしょう。
今後どんなライブを見せてくれるのかすごく楽しみです。

ここで、もう少し書かせていただきます。
なお、ここからは完全に私の妄想なのでご注意ください。

2023年11月8日に2ndアルバム「脈打つ感情」がリリースされました。テーマは「ライブ」なのですがSNSなどでは「なぜライブ?」「唐突じゃない?」などの感想が見られました。

個人的には日向坂46のライブが一番好きで、魅力の一つと感じていたため、そこまでの唐突さは感じず、改めて何となく皆が思っていたことが明言された程度の認識でしたが、確かに、このタイミングには何か意味があるのではないかとも感じました。

運営の意図は様々あるでしょうが、私は、過去を含めたライブへの意識を高めたかったからではないか、と推測しています。

優れたクリエイターは、一つのことに様々な意味を込めます。過去のライブ公演に込めた意図を、ファンであるおひさまに感じて欲しかったのではないでしょうか。
少なくとも私は、このアルバムと「新参者」を受けて過去のライブを調べようと思いました。

そう考えると「W-KEYAKI FES.」の発展的な解消も、ひなくり2023ではなく「ひらがなくりすます2018 & ひなくり2019~2022 Complete Box」の発売も、ファンであるおひさまが思っている以上に何かしらの意図があるのではないかとも思います。

皆さんはどう思いましたでしょうか?

「日向坂」が2023年のライブで披露されなかったことについて考えてきましたが。ただ単に日向坂46も楽曲が増えたので、優先度の高い楽曲が披露されただけかもしれません。
「日向坂」というグループ名を冠した楽曲が披露されなくても、2023年に行われたライブが最高に楽しかったのは間違いなく、楽曲の幅広さを改めて感じました。
私自身「日向坂」は好きな楽曲なので、またライブで披露されて嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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