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Candy Dulfer:リリィ・ワズ・ヒア(Lily Was Here)隔離版

日本公演の際もここ数年「世界へのパスポート」になった曲として
感謝の言葉と共に毎年披露している1989年の大ヒット曲です。

この曲のプロデューサーのデイヴ・スチュワート(Dave Stewart)とそれぞれの自宅のキッチンで隔離セッションを行ったものをInstagramとFacebookに投稿していたので、翻訳してお届けします!


本文:Candy Dulfer 

出典:

Lily Was here isolation Version
#musicinmykitchenchallenge featuring @davestewarteurythmics

『リリィ・ワズ・ヒア 隔離版」
#自宅のキッチンで音楽チャレンジ
ゲスト:デイヴ・ステュワート(ユーリズミックス)

This is epic! We don’t get to see eachother a lot, but when we do, it brings out so many great memories and good vibes! Here’s Dave in his kitchen in the Bahamas, and me in my Amsterdam kitchen, somewhat colder but fortunately sunny!

これは大作!デイヴと私はそんなに頻繁に会えないけれど、会うとたくさんの素晴らしい思い出が蘇って、気分がとっても上がるの!
彼はバハマのキッチンから、私はアムステルダムのキッチンからよ!ここはいつもより少し寒かったけれど晴れていて良かった!

I’ve known Dave since I was 18 years old and he took a chance on me just by listening to a raggedy old cassette tape that someone sent him (Ben Verbong at the very persistant insistance ☺ of the great @thomhoffman)

デイヴのことは私が18歳のころから知っていて、誰かが彼に送ったボロボロの古いカセットテープを聞いて私にチャンスを与えてくれたの。(素晴らしい映像作家のThom Hoffmanがかなりしつこく☺️ 勧めてくれて映画監督のBen Verbong が送ってくれたの)

Then he welcomed me into his amazing world that’s always full of love, humour, creativity and overal chillness! He surrounds himself with the most amazing musicians, and his talented blended family always make you feel at home.

それから、デイヴは私を彼の素晴らしい世界に歓迎してくれた。いつも愛やユーモアや創造性に溢れ、落ち着いた雰囲気が流れていたわ!彼は一流の素晴らしいミュージシャン達に囲まれていて、才能ある仲の良い家族がいつもホームにいるような気持ちにさせてくれた。

Prince did a lot for my career, but Dave even more by giving me a magical song to float on, recorded in 5 minutes, but the positive vibe and succes have been sustaining us both for more than 32 years!

プリンスも私の経歴でとても大きいなものを与えてくれたけれど、デイヴは魔法のような曲によってそれ以上を与えてくれたの。それはたった5分でレコーディングしたものだったけれど、ポジティブな雰囲気と成功が32年以上も私たちに続いているの!

I always smile when I think of how we met and how stupid I was to underestimate our own world hit 🙈🙈🙈
(I thought it would never work and hated the way I played)

デイヴとどんな風に出会ったか、そして私がこの世界的なヒットを見くびってどれだけバカだったか、考えると笑っちゃうわ 🙈🙈🙈
(そんなことある訳ないと思っていたし、自分のその時の演奏が嫌いだったの。)


Every day I get messages from people all over the world telling me what the song means to them. #lilywashere has taken on a life of its own and for someone like me who thought she never wanted for a Hitrecord, it’s been a double blessing to experience this.

毎日のように世界中の人々から、この曲が自分にとってどんな意味を持つか、メッセージをもらうのよ。Lily Was Hereは独り歩きしはじめて、私のようなヒット作を一度も望んだことがなかった人に、このヒットは、2つの素敵なことを与えてくれたの。

Firstly because it showed me the beauty of being part of a song that really means something to so many people, and secondly for showing me that trying to control your career or life path is senseless. I still try to do it sometimes (I’m a Virgo) but hearing this song always makes me stop doing that and smile.

それは何かというと、一つ目に、たくさんの人に意味を持つ曲に携わることの素晴らしさを教えてくれた。そして二つ目に自分のキャリアや人生の道をコントロールすることは無駄なことだと教えてくれた。まだコントロールしようとしてしまう時もあるけれど(私は乙女座なのよ)この曲を聴くとそれをやめて、笑ってしまうの。

Hope you love this isolation version as much as we do.

この隔離版も私たちと同じくらいあなたが好きになってくれるといいな。

Big big thanks to @roosjeetje for playing keyboards, mixing and editing us together into one great big worldly kitchen!!

キーボードを弾いて、ミックスし、この映像を編集して、私たち二人を一つの素晴らしい大きなキッチンにいるようにしてくれたRoger Happel(@roosjeetje )に大感謝よ!!

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以上が投稿された文章です。

いかがでしたか?キャンディー・ダルファーさんの謙虚な人柄が伝わってきて、翻訳していてグッときてしまいました。


インタビュー紹介

彼女のインタビューはこれまでに数回担当させて頂いたのでまとめてみました。もしよろしければこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

●サックス・ワールド Vol.3

巻頭特集で10ページに及ぶロング・インタビュー。使用楽器の紹介やライブレポートまで。私の海外プレイヤーインタビューのデビュー作となりました。

●サックス・ワールド Vol.12

表紙&巻頭特集で私の参加するユニットsax triplets(サックス・トリプレッツ)と対談インタビューが実現しました!初めてのレコーディングの話など貴重な話を伺いました!

●サックス・ワールド Vol.16

50歳を迎えた彼女の元気と美しさの秘密や日本公演を行なっての感想など。この雑誌でしか見られない現役で美しい彼女の写真も魅力!

●BLUE NOTE TOKYO “JAM”

NEWS & FEATURES  (日本公演前にメールインタビュー。サイトから全文読んで頂けます。)

●BLUE NOTE TOKYO “JAM”

MY INSTRUMENT  (愛用する楽器のお話を伺いました!こちらもサイトから全文読んで頂けます。)


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