パンデミックの中、NYへ移住
2020年3月5日、妊娠9月のお腹で米国NYへAnthony(配偶者)とLala(ボストンテリア)と移住。
2020年は色んな意味で特別な年になりそうなので、まずは1年限定でNY LIFEをNoteに書き留めようと思う。
渡米を決めた2019年の秋には、全く予想していなかった世紀の一大事が発生!渡米時には新型コロナウイルスの中国武漢での感染は拡大していたけどクルーズ船を含めた日本での感染者数(1000名程)がアメリカでの感染者数(750名程)を上回り、米国が日本からの入国規制をするのでは?という状況。そんな中、何とか無事渡米に至る事が出来た。
しかし!
安堵していたのも束の間!
渡米後は新型コロナウイルスの状況が日に日に悪化し、楽しみにしていたNY LIFEが吹き飛んでしまい、さらに妊婦としては不安と恐怖にさらされることに(苦笑)
あれよあれよという間に、現在3月21日時点での米国での感染者は2万人ほどになり(NY州で8千人)、スーパーマーケットとペットストア(ペットフードは必需品だと認識されている)、コーヒーのお持ち帰り以外の店舗は全て閉鎖され、街を歩く人はまばらになり、すれ違う人とは6feet (1.8 meter)離れて歩くようになり、デッドタウンと化。
勿論、美味しいレストラン巡りも出来ないし、NYの現代アートに浸る事も、Jazzに酔いしれる事も出来ず、産前までにマタニティーヨガなどでママ友も作れないし、NYに在住の友達や先輩とも会えない(涙)しまいには、NY市内のベッドを開けておきたいので、既に短い産後の入院期間を出来るだけ短くしたいと病院から要請されている次第・・・。
ネガティブな事ばかりに目を向けてもしょうがないので、この世紀の大問題に対しての米国の規制のスピードと厳戒さを、渡米してからの2週間刻々と変化する内容を冷静にメモしておこうと思う。
3月11日WHOが新型コロナをパンデミックと表明
3月12日NYのブロードウェイが閉鎖
3月12日EU26ヵ国からの米国への入国規制(16日に英国+アイルランドも追加)
3月13日トランプ政権が国家非常事態宣言
3月16日NYの公立校も含むすべての学校が閉鎖 3月16日NYのレストランやバーの閉鎖要請
3月17日トランプが10人以上集まる場を制限
3月18日米国とカナダの国境封鎖
3月18日米国非移民ビザの発行を停止
3月19日米国民に全世界への渡航中止を勧告、海外からの帰国要請
3月19日カリフォルニア州で外出禁止令
今後も暫くは更に悪化する気配。NY州でも現在揉めてる外出禁止令が出そうだな・・・。
我ながら、すごいタイミングで移住したものだ、と。(そういえば、今年の初詣のおみくじには転居はあまり良くないと書いてあったことを思い出した)
こんな最悪な状況で始まったNY LIFEなので、あとは好転するしかない!とポジティブな心を持って出産まで家でゆっくり過ごそうと思います。
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