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日向坂46の曲の良さを伝えたい #2 『青春の馬』

日向坂46は神曲ばかり。
その良さを語りたい。

※個人的な意見なのでご容赦ください。
(こんな解釈もあるんだ、と曲を聞き直す
きっかけになれば嬉しいです)

曲の概要

日向坂46 2020/2/19 発売
4thシングル『ソンナコトナイヨ』
カップリング曲

歌唱メンバー

4thシングル選抜メンバー全員


曲の個人的解釈と考察

君はどんな夢見てるか?

君はどんな夢見てるか? 何も語らずに...
どんな辛い坂道さえ
全力で走ってく 青春の馬

どんな夢を見てるか?
そう語りかけるところから始まる。

人は誰しも大小さまざまな夢を持って生きている。
その夢に向かって全力で走っていく。

夢追い人を「馬」として表現している。

MVに登場する馬(ユニコ)と戯れる丹生明里

比較することが全てではない

自分の力とは どうやって測ればいい?
誰かと比較したところでわからないだろう

無謀と言われて笑われてもいい
本能のまま生きていく

何かと他人と比較してしまう世の中。
SNSや人間関係。
誰かと比較してもわからないと訴える。

夢は人に否定されない。
自分がやりたいように生きていく。
それこそ「馬」のように。

そういった願いが込められているのではないだろうか。

問いかけているものの正体

君は絶対諦めるな 何があったって...
足を止めちゃ そこで終わる もう走り出せない
夢が叶う 叶わないかは ずっと先のことだ
今は何も考えずに 無我夢中
目指すんだ 青春の馬

サビの部分。

この歌の中で「君」に話しかけているのは

【先駆者】

つまり
「君」よりも前に青春を生きていた
上の年代の人であり

『今まで夢を追いかけていた方』
ということがここでわかる。

「君」
(今青春を謳歌し、
 夢を追っているであろう"青春の馬")
に 先駆者 は語りかける。
「絶対諦めるな夢が叶う叶わないは先のこと」
と。

何度も間違えて結局遠回りして
疲れた身体が何かを覚えていくはず

楽しちゃ意味ない 汗かくしかない
乱れた呼吸が 情熱の証
不器用なくらいがむしゃらに...

やはり先駆者は「君」に

間違えてもいい。
間違えることで身体が覚える。
覚えることで夢へと近づく。
楽せずに遠回りして汗をかくことが大切。

と唱える。

先駆者の苦難

君はずっと信じるんだ いつか見たあの夢
目を開けても消えない夢 現実の世界だ

「いつか見たあの夢」
この歌詞から先駆者は夢半ばで諦めてしまった
ということが推測できる。

しかし、「君」には諦めてほしくないため
ずっと鼓舞し続けてる
ということではないだろうか。

「君」という馬に先駆者は自分の夢も重ねて
応援しているのである。

視点の変化

夜が明けていく 遠い地平線の彼方
世界はこんなにも広かったと知った
蒼ざめた馬が大地を駆け抜けていく
希望の光を浴びながら

ここで先駆者視点だった歌詞が
「君」視点に変わる。

先駆者に鼓舞された馬は
夢を諦めずに先へと進んだ。

その結果、「君」と呼ばれていた"青春の馬"は夢を叶える。

そして夜が明け世界が広かったことを知る。
夢を追いかけた先には
希望の光が広がっていたのだ。

その後

君はどんな夢見てるか?
今は何も考えずに無我夢中
目指すんだ 青春の馬

夢を叶えた青春の馬は、
次の世代へと問いかける。

「君はどんな夢見てるか?」と。

チャレンジしなくちゃ 生きてる甲斐ない
どこまで行けるか? 走り続けよう

かつて先駆者が語ってくれたように、
今度は「君」が夢追い人を鼓舞し、
青春の馬を見守る。

そう考えるとこの曲が4期生の課題曲になったことも頷けるのではないだろうか。
かつて夢追い人であった先輩たち。
それに憧れて加入した4期生。

先輩たち(馬として夢を叶えた”君”)の想いに
共鳴し4期生(次の世代の馬)が舞う。

青春の馬とは日向坂46のことだったのである。

馬として夢を叶えた「君」(先輩たち)
次世代の馬(4期生)

伝えたいこと

#1の『夢は何歳まで?編』でも書いたように
「夢は何歳まで見てもいい」
のである。

そして
「未来に自分の想いを乗せ、伝えていくことが大切」
とこの曲は語りかけているのである。

まとめ

青春の馬。
タイトルからは想像できないような奥深さ。

過去から現代、そして未来へ。
夢追い人の想いは受け継がれていく。

今回ご紹介した青春の馬。
上記しましたがYouTubeにMVがございます。

さらに
「青春の馬 ひなリハver.」
もございます。
息ぴったりのメンバーのダンスを
是非ご覧ください。

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