見出し画像

隙間に好きを埋め込んで

私は病院が苦手。
いや、得意な人はいないだろうけど。


来月に入院と手術をすることになっている。
(健康だけれど、今後のことを考えて念のために)

検査やら結果やらをしに、電車で1時間以上かけて、病院に行く日が最近は増えてきた。
早起きもしなきゃだし、遠いし、待ち時間はどえらいけど、だからこそいいこともあったりする。


そう、本がよく読めること


その日の気分に合った本を3、4冊ほど鞄に入れる。ジャンルはかぶらないように、小説やエッセイや勉強系など。

待ち時間が短そうなときはさっと読めるエッセイを選んだり、ちょっと向上心があるときは勉強系にしたり、しばらく呼ばれないときは没頭できる小説にしたり。本があるおかげで待ち時間が楽しかったりする。
(メインの診察はなかなか呼ばれないから、よーし読めるぞー!って嬉しくなる)

今日のおともの本

・ネコシェフと海辺のお店(標野凪さん)
・ごはんぐるり(西加奈子さん)
・血流がすべて整う暮らし方(堀江昭佳さん)



病院が終わったあとは、自分へのご褒美にカフェにいくのもルーティン。

普段は行かないエリアに病院があるから、カフェも行ったことないところばかり。最近はあまり新規開拓もできていなかったから、初めてのところに行くのはやっぱりわくわくする。


そして、この病院帰りにいくカフェが、まあ素敵のなんのって!
静かな居心地よさそうなカフェを探していっているのだけれど、毎回、私好みの素敵なカフェを見つけることができている。そしてなにより、おいしい…!


おいしいデザートを食べながら、また読みかけの本を読んだり、考え事したり。定期的にこうして〝好き〟を実感できる場所に身を置くのって大事だなと改めて思ったり。


病院に行っていなかったら、きっとカフェも見つけられなかったと思うから、病院に行くのもまぁ悪くないかな、なんて思ったりもする。



苦手なこと、億劫なことってあるけれど、その中でも楽しみや好きを取り入れたり見つけたりすると楽しくなる。そんな風に自分の好きを生活の隙間に少しずつ埋め込んで日々を暮らしていったら、きっと楽しくなるかも、なんて思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?