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【弥生ディープ記念】クラシックに向けていよいよ本格化。各レースを徹底的に予想分析【チューリップ賞】

ついにきたか…。

藤沢大先生が引退をして何か寂しい気分になっていたところに、JRAのアドバイザー?みたいな形で契約するらしいというニュースが。まだまだ活躍してくれそうでかなりうれしかったり…w 藤沢先生には一生競馬に携わっていて欲しいものである。

ちゅーことで本題。春のクラシックに向けていよいよ各陣営が本格化。オイラの予想のやる気も本格化してくる季節でいよいよか…っていう感じです。さっそくですけど、ディープ記念とチューリップ賞の両方を分析。ただ、この2レースに関しては予想することは同じでわかりやすいですね。もちろん穴狙いで外れたらしゃーない精神でいきますw で、絶対に忘れてはいけないポイントが以下の3つ。

2歳時との力関係

やっぱり今年もトラックバイアスが酷い

賞金を既に持っている陣営が本気で前哨戦を勝ちにいくかどうか

クラシック前哨戦で重要なのは、本気で賞金やクラシック出走の権利が欲しい陣営と別にそうでもない陣営が混ざっていることですね。ディープ記念に関しては特にですけど、有力どころは既に皐月賞~ダービーに出走できるだけの賞金を持っていますのでここで賞金加算やクラシック出走権利を勝ち取るだけの競馬をしなくても良い立場にあります。ようは、勝ちに行く競馬しなくても良いんですよね。これ、毎年この現象が発生して有力どころが負けていますので本当に気を付けた方が良いです。

オイラがこの時期の3歳戦で馬券がポコポコ当たるのもこれが大きいですね。共同通信杯のときも豆馬券の穴が当たりましたけど、アレも期待が大きな馬ほど皐月賞やダービーを見据えた騎乗をしなくちゃいけないので、ダメージが残りやすい勝ちに行く競馬をする陣営なんて一握りだとわかっていたからです。オイラみたいにムダに競馬歴が長いと、こういう邪推から予想をしちゃうんですよねw でも、考えたらものすごく単純だけど真理だと思いませんか? やっぱり、人間が走らせてるわけですからそういう感情はありますよね。

逆をいえば、ここで本気に勝ちに来た陣営って実は本番じゃ勝ち目無しであることがほとんどです。これもデータ上で明らかなので。

例えば、前哨戦のディープ記念とスプリングS。ディープ記念に関しては勝ち馬が10年以上も皐月賞で勝ててないですし、実はスプリングSに関しても2013年のロゴタイプ以後は1度も勝てていません。つまり、中山が超高速傾向に移行した2014年~2015年以後で2つのレースの勝ち馬は本番に全く直結しない状態になっているという共通点があるのです。実は、これはチューリップ賞も同じです。同時代に超高速化が加速してから、このレースの勝ち馬は実は桜花賞を1度も勝っていません。前哨戦とは?という感じですよね。

以前まで、これらのレースの勝ち馬って出世することも多くて本番に直結することも多かったのですけど、現在ではこの感覚は昔のものになっています。

じゃあ、なんでこんなことになっているのかというとこれはもうオイラが100億回は言い続けている超高速馬場の弊害です。超高速馬場で短期間で何度も走らせると、それだけ馬に対するダメージは大きくなるので連続好走をしづらくなるんです。若駒のときは成長段階ということもあってダメージが残りやすく、その後に順調な成長を遂げられないようになっています。そのため、近年では間隔をあけて使える共同通信杯組やホープフルS組が皐月賞では圧倒的に良い成績を上げています。去年のダービーもそうでしたよね? 毎日杯から直行したシャフリヤールがあのエフフォーリアを見事に返り討ちにしました。こういうふうにみると、キタサンブラックや近年ではディープボンドの身体の丈夫さってそれだけでも素晴らしいってわかりますよね。

このいわゆるトラックバイアスに関する情報って競馬マスコミは全然発信しません。だから、知らない人も多いです。似たようなことをフェブラリーSの予想のときも言いましたよね? あのときも、中距離以上の馬がやってくるイメージは前時代のもので、近年の東京ダートマイルはストームキャット持ちなどのアメリカダート寄りの短距離血統が圧倒的な舞台に変わっていると言いました。その通りの結果になりましたよね? でも、ダートの砂質に関する情報なんてほぼ出ませんでした。こういうこと平気でスルーするから怖いんですよね、今の競馬マスコミって。まぁ案の定の本線の決着で馬券的には何も面白くなかったですがw

でも、例えば今開催の阪神に関しても既に先週と先々週にレースに出走した騎手が…

内の路盤が固い

ってハッキリと言っていますからね。ようは、固めてるんですよ。馬場造園課ってこういうとき必ず言い訳をするんですけど、この傾向って去年も全く同じでした。去年と同じことしてるんだから意図的にやってるのは明らかです。京都競馬場で開催ができないので、長期開催でより良い状態に、また速い馬場状態にするために路盤を固めてるわけです。これ、オイラは1年前(というか春天のとき)にもボロカス書いたので絶対に忘れませんw 本当に去年と変わっていないですね。予想するときは、この春開催のトラックバイアスの真実を知っていないと本気で馬券当たらないので、知っておいた方が良いですよ。

あとは、2歳時と3歳になってからの力関係ですよね。ここも当然ですが重要。これに関しては、過去にも種牡馬別で指摘した通りだと思いますよ。↓

自分で言うのもなんですが、だいたいその通りになってるじゃないですか?血統って不思議なもので、やっぱりそういう方向性で行くんですよね。相変わらずキズナはアベレージ高いですし、エピファネイアは一発出して終わりですし、2歳で活躍したハーツは伸び悩んで終わるって言う。

今回の注目としては、やっぱりハーツクライですね。2歳で活躍したハーツクライって、ほぼ例外なく成長せずに終わってしまいますので。ハーツクライが晩成型って今でもオイラは意味がよくわからないんですよね。ハーツクライで本当に晩成だったのってジャスタウェイとリスグラシューの2頭だけですからね。他は早期持続型か早熟ですし。

具体的には2歳で活躍したハーツクライ産駒はダービーまでは何とか持つんですけど、3歳秋になると他の有力馬に追いつかれて逆転されるっていうのがパターン化しつつあります。今回も、圧倒的人気の馬がハーツクライ産駒なんですけど、どこまで持つのかな?っていうのが正直な感想ですね。ただ、ドウデュースに関しては5月生まれなのでそこらへんはちょっと注目ですね。例えばオイラが愛してやまないサリオス君とか1月生まれでしたから。サラブレッドの4ヵ月差はメチャクチャでかいです。そういう意味でも、ここは本当に注目。まぁ、馬券的にはおいしくないのは確かですね。

そして、チューリップ賞。こっちも人気どころが全然信用できないですねw予想をする上ではこんなに楽しいことはないというか面白いというか。馬券が当たろうが外れようがこれが春競馬の楽しさだよなぁ…とウキウキしますね。性格が悪いですがw ほんま予想が楽しい。

圧倒的な人気が予想されるサークルオブライフ。強いのは当然として実力に疑問符が付くのではなくて、あくまでも体調面ですね。最近始めた方はちょっとわからないかもしれませんが、この厩舎が前哨戦を使ってきた場合はもう真っ先に疑ってかかった方が良いです。牝馬三冠獲ったアパパネですら負けましたからね。最近でもマジックキャッスルだのカレンブーケドールだの牡馬と走らせても強いだろう馬が前哨戦でメチャクチャ人気を集めてぶっ飛んでより大きな舞台で巻き返すというのが国枝先生の真骨頂なので。オイラはそういう意味じゃここの厩舎を最大限に信用・信頼していますw 今回もそれでお願いしたい。

特に、チューリップ賞は登録頭数が多いのにサークルオブライフとウォーターナビレラ以外は桜花賞やオークスに向けて全馬が全く賞金が足らないので、権利を獲得するために着狙いに徹して競馬する陣営がいてもおかしくないです。ここは本当に注意ですね。だいたい、このレースって【上位人気がメチャクチャ固いパターン】と【人気馬2頭+穴馬】の2パターンを抑えておくのが鉄則なので。オイラみたいに2連系が中心の人は、人気馬と相手に穴ってやり方が一番面白いです。変な馬といったら失礼ですが、人気薄が着狙いで突っ込んでくるイメージは持っておいた方が良いですので。

まだまだ言いたいことはあるのですけど、今日はここまで。前哨戦は見てるだけでも楽しいので本当に楽しみだど(/・ω・)/

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