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【香港国際競走2022】世界レベルと当たるとやっぱり差は大きいという結果…超高速馬場でもたらされた日本競馬のレベル低下は深刻で重症【回顧】

個人的には、ウインマリリンよく頑張ったと言いたい。

香港国際競走、見てましたか? オイラは予想する時間も馬券を買う時間すらもとれなくてイライラがマックスになりかけているんですけど…w なんとかこのレースだけは全部見ましたよ。結果は、皆さんのご存じの通り。
でも、本当にお疲れさまでしたと言いたいですね。そもそも、行かなきゃ勝つも負けるもないわけですし。

今回、凱旋門賞に続いて香港でもズタボロにされて…
日本競馬のレベルやばいんじゃ…?
っていよいよ不安になってる人メチャクチャ増えてますね。実際に、ボロカス言われまくってて凄いかわいそうなんですが…。
まぁ元々、超高速馬場になってから日本競馬のレベル低下は深刻だったんですけど、今回というかまぁ最近はずっとそうですから。
直前に散水したからだ!って意見もあると思いますけど、全然関係ないですね。香港Cなんてレコードですし。極めて日本馬向きの馬場ですよ。それで普通に負けたって言うのが問題なので。

特に衝撃的だったのがやっぱりロマンチックウォリアーで、まぁウインマリリンが勝てたのはこの馬が2000mに回ったからって見解はその通りだと思いますね。ワーザーのときもそうでしたけど、香港でクラシックディスタンスまで走れる馬って基本的に2000mしか使わないので。向こうはこの区分が賞金が一番高いからね。
運が悪いことに、そんな馬が2000mなんかに出てきたもんだから…w 実際に、ロマンチックウォリアーが2400mに行ってたらダノンザキッドが普通に今年もこの区分では勝てたわけですし。

でも、それまでも挑戦して基本的に近年はディープ産駒と外国産馬しか2400mでは勝てなかったんだから、メンツはどうあれきちんと勝ったウインマリリンは本当に偉いと思いますよ。あの爆発力こそやはりロベルトというか…w ロベルトはデータクラッシャーで有名ですけど、大系統を崩すのってだいたいいつもロベルトですね。
上でも言いましたけど、レース出ないと勝つも負けるもないからオイラはウインマリリンを最大限に褒めたいです。素晴らしいですよほんと。

本題で、じゃあなんでコレだけ今回ズタボロにぶっちぎられたのかって言うとコレはオイラはもう何回も言っている通り、そもそもここ数年は日本どころか香港やドバイでさえ海外の全盛期の超一流どころとなんて一緒に走ってなかったからですね。だから、地元の超一流がいた今回は普通に負けたってただそれだけの話で。

というか、ロマンチックウォリアーって凱旋門賞やキングジョージでもお馴染みアイルランド生産ですから。別に香港生産の馬じゃないですからねアレ。育成が香港ってだけで。
今でも誤解してる人メッチャ多いですけど、香港に馬産なんてないですし。

欧州生産馬は適性的に高速馬場は走れない別競技だとか全く理解できない意味不明な主張してたメディアの人間もさすがにもうこの現実を見た方が良いと思う。結局もう生産段階で欧州に負けてるんですよ。超高速馬場のせいで。これだけ結果出てるのになんで頑なに認められないのか。
で、多分この欧州生産馬って都合の悪い事実も隠されるんだろうなぁと思う。

この話も何回かしましたけど、そもそもここ数年ってコロナ渦や紛争の影響で特に海外陣営がまともに遠征・競馬すらできないってことが多いんですよね。今年のJCも欧州の治安関係で日本への遠征がメチャクチャ酷いことになってて、時間がかかっちゃったりとか。コロナ渦って、それ以上に酷い制限がありましたから。

日本でもコロナ渦で輸送制限がある中でボロボロになりながらコントレイルやクロノジェネシス、あるいはラヴズオンリーユーやグランアレグリアが海外や東西の遠征でメチャクチャ頑張ってましたけど、まともな体調で出走できたことの方が少ないですからね。
で、ここらへんの功績をやっぱりまともに1個も評価できなかったのが今の競馬メディアなので、本当に信用できないんですよね。年度代表選考や顕彰馬選定をみたら既に誰でも知っていることですが。

こういう背景もあって、今に始まったことじゃなくて中長距離以上の適性を持っている海外の超一流どころと一緒に走るとやっぱり手も足も出ないって言うこの流れってマジでもう何年も続いているのが本当に深刻だと思います。
本来は絶対にここら辺の事実をメディアが指摘しないといけないんですけど、マジで誰も何も言わないですからね。レコード出て喜んでるくらいだし。本当に今の競馬メディアって頭痛くなるレベルで程度が低いと思う。

さすがにファンの声も大きくなってきてますけど、間違いなく今の日本の馬場施策が原因ですからね。日本競馬のレベル低下って。この影響で、馬産や育成は超高速化に対応しないといけなくなったので、遠征競馬の中長距離に耐えられるスタミナも持続力も育たなかったってハッキリと答えが出てるので。
これだけ世界的に廃れてるミエスク牝系のキングマンボやアメリカ型の母系が増えたら普通は気づかないとおかしいんですけどね。
なんかおかしいぞ…って。

上でも言いましたけど、まぁ欧州で生産された馬が高速馬場の適性が低いって言い続けたメディアの責任って本当に重いと思いますよ。本当にココですね罪深いのは。これもうオイラは100億回は言い続けてますのでしつこいと思いますが。
こんな主張は完全なデタラメだよって。

ということで、長々と回顧でした。関係者の皆さんは本当にお疲れさまでした。今の情勢だと向こうに馬を連れていくだけでもしんどいと思いますしね。
何より、ウインマリリンちゃんおめでとう。もう今年は君とタイトルホルダーが年度代表馬でも良いよほんと(/・ω・)/

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