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【英ダービー制覇】日本競馬史上、最強にして最高の大英雄ディープインパクト【オーギュストロダン】

一睡もできてない…w

正直、今週はダラダラ過ごすつもりで安田記念もソングラインとガイアフォースの2頭でも応援しとこうかな…と適当予想だったのですけど、海の向こうでディープ産駒のオーギュストロダンの英ダービー制覇を見て興奮して眠れなくなったw
これ、昼間はずっと寝ちゃうやつだろうなぁ…。

競馬ファン界隈でもドエライ騒ぎになっていますけど、それも当然でオイラも正直、英ダービーとか米国クラシック3冠制覇とかは生きてる内に見られないんじゃないかって思っていたので、まさかこんな日が来るとは…。

英ダービーの価値がよくわかんない…っていう人は、オーギュストロダンが第244代目の本国ダービー馬に輝いたって覚えておけば良いです。
つまり、それだけ長い間ずっと行われている権威のあるレースだってことですね。誇張でもなんでもなく、世界で最も権威のあるレースです。日本のメディアがよく騒いでる凱旋門賞とか、まだたかだか開催100回程度ですから。イギリスは競馬発祥の地として有名ですけど、まさかそこでダービーを勝つとはなぁ…。

オーギュストロダンを管理しているのは、オイラの記事でもたびたび登場する日本を懇意にしてくれているオブライエン大先生です。オブライエン大先生は、世界で最も影響力があるクールモアっていう大グループのサラブレッドを管理しているのですが、オーギュストロダンもその1頭ですね。

元々、このクールモアはサンデーサイレンスの血統を取り入れようともう10年以上も頑張っていたところなんですよね。実際にサンデー全盛時代には海外からこの血を求めて、結果を出そうとした勢力って結構いたのですけど全部失敗に終わってたって言う背景もあります。

よく今でもメディアなんかでは、サンデーが全盛の時代なら海外でもディープよりも活躍してた…って意味不明なことを言ってる人もいるんですけど完全な間違いなんですよねこれ。サンデー直子って、海外でも取り入れられて種牡馬入りもしてるんですけど、どの馬も後継を残すことは出来てないので。つまり、海外が手に入れた海外のサンデー直子って既に失敗してたんです。これが、海外でもディープが親父のサンデーを超えたって言われる大きな理由の1つですね。

ここらへんは、実際に海外のメディアでも過去に大きく取り上げられたくらいですから。それくらい、実は海外の馬産ってサンデーの影響が残っている血が欲しかったんですよ。

クールモアも、初期の段階からサンデーの血を取り入れるために日本のクラシック三冠馬であるディープインパクトに実はメチャクチャ注目をしていたって背景があります。ここらへんも、日本だけで競馬を見ているとわかりづらいんですが、海外では普通に特集を組まれるくらいに注目されていましたから。

で、こうして注目されていた理由も簡単で、ディープ自身がイギリスに縁のある一族だからです。これはもう有名ですけど、ディープはハイクレアの一族で女王陛下と縁のあるサラブレッドの血族でもあります。
というか、ディープの母ちゃんのウインドインハーヘアが現役時代にはこのクールモアに所属していたってことを知らない人も結構多いです。だから、この血統を持っているディープで成功させるのってクールモアの悲願なんですよね。

クールモア陣営は、サクソンウォリアーを走らせていたときから…
こんなに美しくて素晴らしい血統はない
ってずっと大絶賛していましたから、こういう熱量というか想いが今回のダービー制覇に結び付いたんだろうなぁと。
実際に、オブライエン大先生というか欧州の認識としても…
ディープ=日本競馬史上で最高の馬
で通っていますからね。今回のレース後も思いっきりそんな感じのことを言ってますしw 本国のイギリスに縁が深いから、こういう言葉が自然と出てくるんだと思う。

で、こういう事情があるからオーギュストロダンへの種牡馬への期待もメチャクチャでかいんだろうなぁと。もしかしたら、オーギュストロダンが欧州の大種牡馬になるんじゃないかって話ですね。オイラは、この可能性かなりデカイと思う。このグループ傘下の種牡馬だと、マジでガリレオみたいになっちゃうんじゃないかなぁと。

そう言える根拠があって、それがオーギュストロダンの母系の素晴らしさですね。欧州の超名門の血統で、近年だとマジカルとか出てるんですよね。ガリレオも、兄弟にシーザスターズとかクソ強い馬いましたけどオーギュストロダンの血統的な背景ってコレに近いです。

サクソンウォリアーも母父ガリレオでしたけど、血統的な背景が全く違っていてそこまで名門系じゃないんですよね。ないにもかかわらず、いきなり向こうでGⅠとってるあたり、血統的に当然オーギュストロダンはそれ以上の活躍が期待できるって流れなので、コレ本当に無事之で種牡馬入り出来たらヤバいことになるんじゃないかな?と。
まさか、ディープ最終世代でこんな怪物中の怪物が出てくるとは…w

オイラの記事を見てくれてる人はもうしつこいと思いますが、もう本当に何億回も言ってきましたもんね。
海外のクラシックディスタンスで勝ちたきゃサンデー系(ディープ一族やステゴ)を連れて行けっていう話。非サンデーに造詣の深い欧州じゃ、似たようなことやっても絶対に勝てないよ?って話ですね。
結局、それが正しかったってことを他でもないディープと本場のイギリス競馬が完全に証明してしまったって感じですね。
もはや反論の余地1つもないと思う。

元々ディープやステゴを筆頭としたサンデー系って日本の超高速馬場は別に得意でも何でもないんですよね。それこそオイラの記事でも何億回と言ってきましたけど。世界中でどこでも走りますから。
毎回、日本メディアに騙されないように…って何億回も言ってきてましたけど、サンデー系が日本の超高速馬場に強いとかいう論調はメディアや自称プロ血統家がバラまいてきた大ウソなので。
ここら辺の話も、最近したばっかりですよね。

オーギュストロダンって、本当にディープやガリレオの優秀な牝系を受け継いでる中~長距離向きって感じなので、将来的に海外でこの産駒が出てきたら今の日本の超高速馬場向きの種牡馬じゃ勝てないんじゃないかな?って思ってます。
本当にゲームや漫画みたいな展開ですけど。

まぁでも、だからといって日本の馬産が優秀じゃないのか?って話になるとそれは全然違っていて。環境や育て方は確かにあるのでしょうけど、でもさすがにまさかアレほどのディープ産駒が海外で出るとは夢にも思ってなかったと思う。根本的にそこですよね。

現実的にも、オイラ達競馬ファンですら…
んな漫画みたいなことあるかよバカか?w
って多少思ってましたからね。競馬歴が長い人ほどそう思ってただろうし。
だって、海外繁殖に種付けされたディープ産駒って数えるくらいよ?
こんな漫画みたいな展開、予想できるわけない。

まぁそう考えると、やっぱり10年以上も頑張ってきたクールモアの執念が勝った結果なのかな…って思いますね。脱帽というか、ひれ伏すしかないというか…w
本当に凄すぎた。

それにしても、ディープの二つ名である英雄って字面がこれほど似合う馬いるか?って感じですねw 
ディープの現役当時、武豊ジョッキーとメディアでこの馬の二つ名はどうしようか?って流れになって…
英雄
ってどうですか?っ話になったんですよ。

武豊ジョッキーが名付け親で、当時は『どういう脈絡なんだよ?w』なんてオイラあたりも思ったんですけど、土下座しなくちゃいけないですねw
いま記事書きながら土下座してます。
ほんま日本競馬のヒーローや。

まさしく、こんな馬これから出てくるのだろうか?と武豊ジョッキーのようなことを想いながら、オイラは眠りにつきたいと思いますw
本当に良い夢をありがとうディープとオーギュストロダン(/・ω・)/

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