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【競馬】優駿図鑑…炎上も大炎上でついに謝罪案件に。競馬メディアの愚鈍さとそれに同調する馬アンチの意見を鵜呑みにするとこうなりますよ、という典型的な事例【ウマ娘】

正直、初見でコーヒー噴いた。

すぎやまさんが亡くなって本当に今週の競馬とかやる気が無くなっていたのですけど、競馬本が何冊か自宅に届いたのでそれを静かに読破。そして、その中にあった一冊の本がオイラの心をかき立てました。久しぶりにゾクゾクしたというか、これほど気持ちの悪い本があったのかという衝撃というか。逆に性格の悪いオイラはちょっとテンションが上がる事態に。

とにかく、ぶっちぎりで今年読んだ本の中でウンコ控えめに言ってもワーストでウンコ。なんかウマ娘さんにも謝罪したくなりましたね。これだけ競馬への関心を一般ユーザーから集めたウマ娘って、本当に凄かったんだなと。だって人畜無害ですもんね、ウマ娘さんは。ウマ娘運営さん、今までゴメンね。あなた方は素晴らしいですよ。

これ、世間様の評価どうなってんの? こんなの許されるの?って思って調べたのですけど、悪評どころか大炎上していましたw↓

いや、そらそうだろ。☆1個もいらんて。

まぁ、この本を論評というか端的にレビューすると…

競馬メディアやそれに同調する馬アンチの愚鈍さを究極にまで濃縮した本

ですかね。あるいは…

狭い世界で自分たちの意見が正しいと思い込んだ少数派が、その考えを2chあるいは週刊誌感覚で世間に持ち込んだら案の定取り返しのつかない大炎上になりました

という感じです。つまり、アホです。はい。

言い過ぎじゃない?って思う方いらっしゃるかもしれませんが、正直これ馬主さんに許してもらえなくてもおかしくないレベルで酷いですよ。調べたら、出版社の方も公式に謝罪したみたいですし。チェック体制どうなっていたのですかね?

酷い点としては、競馬・そこに携わるすべての競馬関係者・そして文句1つ言わず競馬場を走るサラブレッドに対するリスペクトが皆無な点ですかね。ようは、競馬本として終わっているところです。これ、マジですからね。

書かれている説明や内容がグチャグチャなのから始まって、特定のサラブレッドへの暴言・誹謗中傷が尋常じゃないです。ハッキリ言って、言い出したらキリがない。特に気になったのがテイエムオペラオーのところですかね。テイエムオペラオーの評価が異常に低いのですけど、この論評って完全に当時の競馬メディアの論調と同じですね。本当に気持ち悪いです。

これ、知らない人は勘違いするかもしれませんけど、誤解しないでください。基本的に、テイエムオペラオーを筆頭とする特定のサラブレッドへの悪評を始めたのは、競馬ファンではなく競馬メディアの方です。これは本当に本当に誤解しないでください。既存の競馬ファンに対しても極めて失礼なことなので。

例に挙げたのがテイエムオペラオーだったので、この馬の話をします。元々、この馬って現役時代からたいして評価されていたわけではありません。この評価されていたわけではないっていうのが、競馬メディアの論調です。これは、歴史的な事実からも明らかです。

最たる例が、顕彰馬の選定です。顕彰馬というのは、簡単に言うとそれまでの競馬の歴史の中で傑出した活躍馬を称えよう、というものです。現在、テイエムオペラオーは顕彰馬に選ばれていますが、実は当時テイエムオペラオーは現役時代にGⅠ7勝で古馬完全制覇をしたにも関わらず顕彰馬に選定されなかったという衝撃的な事実があります。なぜかというと、投票権を有していた当時の競馬メディアの人間がこの馬を嫌っていたからです。

その前の世代である、いわゆる98世代(スペシャルウィーク・グラスワンダーの世代)との直接対決で負けた同馬は、この世代の馬よりも程度が低いという論調を競馬メディアは作っていきました。その同調圧力に納得をしたのが、いわゆる馬アンチと呼ばれる連中です。競馬メディアが、正当な評価をしなかった影響で馬アンチが増長して、その結果本当に強い馬が正当に評価されないという流れがこの時代に大きく作られました

実際に、テイエムオペラオーへの投票権を有していた競馬メディアは何の責任も取らず、顕彰馬投票に納得がいかなかった一般ファンの苦情・支援のおかげで、テイエムオペラオーは無事に顕彰馬になることができました。つまり、この馬を正当に評価していたのは徹頭徹尾、その時代に競馬に携わっていた競馬ファンです。そして、この流れは現代競馬まで全く変わっていません

実際に、この競馬メディアの愚鈍さはディープインパクトの時代でもありました。優駿図鑑にはなぜかディープが掲載されていない(この時点で意味不明)ですが、当時からファンの間でも史上最強馬と評されていた同馬も、実は年度代表馬選定で満票を貰ったわけではありません。理由は簡単で、当時の記者に満票は自分の推している馬(あえてどの馬とは言わないでおく)以外はありえないという全く持って意味不明な考えを主張していた人物がいたからです。ようは自分が好きか嫌いか、該当メディアにとって恩恵があるかないかで評価を決めているんです。異常でしょ? だから、現在でも競馬ファンの中では年度代表馬や顕彰馬の選定に一切メディアを関わらせるな、という論調が強く残っています。現実的に、去年の年度代表馬選考も酷かったですからね。言い訳の余地なく。

オイラは、今回の大炎上が発生する前々からもう何回言ったかわからないくらいに言い続けていますよね。競馬メディアは腐ってる、と。この腐り方って、今も昔も変わっていません。インターネットが発達して、こういったメディアの主張や論調を真に受けた馬アンチは、色々なところで書き込みを行ったりそれが正しいという主張を行っています。結果、それが当たり前のように風説されて、誤解をする人も増えているんですよね。つまり、始まりは競馬メディアでそれを広めたのは馬アンチ両方とも同罪なのできちんと罰した方が良いと思うんですけどね。そろそろ本気でさ。

テイエムオペラオーは正真正銘の名馬です。あの馬と同じことができる馬、現代に1頭もいないですからね。当然ですけど、クラシック三冠馬も弱けりゃなれません。この本にはミスターシービーをザコ扱いする論調もあるのですけど、去年の年度代表馬選考が競馬メディアが決めたものだと知っていたら、この内容もわかるでしょ? コントレイルが選定外になったのも、全く同じ理由。ようは、情報発信はそこから始まってるわけです。

日本競馬の100年以上の歴史の中でたった8頭しかいないクラシック三冠馬を評価しないこの論調は、中長距離路線をディスる近年の競馬メディアとまっっったく同じです。まぁ、心底気持ち悪いですよね。競馬の歴史を何も知らない人を洗脳しようとしている感じが。ウマ娘に便乗しようとしている感じも醜悪すぎる。

興味のある方・急激なダイエットをしたいと考えている人は、一読することをおすすめしますよ。吐き気を催すので。あと、ググったらそのまま馬アンチの主張そのものが出てくる内容ばっかりなので。炎上している理由がわかりますよ。

ということで、なんかちょっと競馬をやる気が出てきたので明日は馬券買うかもw

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