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絵で会社を語ろう!絵で表現すれば、世界は何通りにもなる。

株式会社ミライフ の森数美保です。エグゼクティブキャリアデザイナーをしたり、企業の組織に関するお困り事を解決したりしてます。

🕊Twitter:@MihoMorikazu
🎙Voicy:組織とキャリアと私とボイシー


突然ですが、皆さんは絵を描いたりしますか?

私は絵心がゼロなので、絵で何かを表現しようと思ったことはないんです。絵が描ける人生をいきたかった…!

絵で会社を描く

そんな絵が描けない私が、「絵でミライフを語る」プロジェクトに参加しました。絵が出来上がっていく過程、絵ができた後 … 絵のもつパワーをこれでもか!ってくらい感じました。「何がすごいか」「何が起きたのか」を、ミライフ代表スケさんが執筆した記事の裏番組的な感じでnoteに記します。


時間を2022年3月に巻き戻します。
Twitterで公開転職活動中だった私は、スケさんから一通のDMを受け取ります。

「デザインの勉強をしている」と書かれていますね。
「スケさんはデザインの勉強をして、どうするのだろう」と思っていたのですが、ここがミライフビジョンアート誕生の入り口になります。


元リクルートマネジメントソリューションズで、現在はコーチ / コンサルタント / グラフィッカーとして大活躍中のケンスケさんに協力いただいて出来上がったのが、カバーにも使ったこの絵(ミライフビジョンアート)です。

この絵の制作ストーリーとケンスケさんについては、改めて記事を公開予定です。お楽しみに!


これまで私は、「言葉」を大切にして生きてきました。
"正しく" 思いを伝えたいという気持ちが強かった。
行動の源泉になるのは「感情」ですが、転職エージェント業やマネジメント業においては、ファクトベースで正しく伝えることが重要だと思っていたからです。

前職はフルリモート経営の会社でした。
そこで過ごした4年間で「言葉で正しく届ける」が加速したような気がします。フルリモートだとノンバーバルコミュニケーションが削ぎ落とされるので、ハイコンテキスト文化では運営が難しいんですよね。「察することと、察してもらうことを諦める」を、オンボーディングの最初に伝えていたくらいです…笑

前職でミッション・ビジョン・バリューを作った時も、「みんなが正しく理解できる」ことに重きをおいていました。

- なぜ、このミッションなのか。
- このバリューはどういう意味なのか?
"言葉" にして繰り返し伝えていたんです。


言葉を絵に置き換えるとどんなことが起こるか?

みてください。
先ほどの絵に色をつけるだけでも、同じ絵でも印象が変わります。

見る人によって、捉え方や解釈が大きく変わるのも絵の特徴ですよね。

最初にこの絵を見た時に、私が注目した1つが「柵の杭」でした。
ミライフは「個人の業績目標なし」を打ち出してることもあって、ゆるふわに見られがち。でも(当然ですが)、なんとなくではなく、意志を持って経営方針を決めています。絵に描かれた1本ずつの杭は、その意志を表していると感じたんです。

このことを作者のケンスケさんに伝えると「たしかにー!」と。私としては、「ケンスケさんの表現ポイントみーつけ!」のつもりだったけど、ケンスケさんにとっては、予期せぬ解釈だったんですよね。つまり、受け手の解釈で "絵が表す世界が広がった" 瞬間でした。

言葉でミライフを "説明" したものではなく、絵で表現したからこそ生まれたものだなと思ってます。


ちなみに、よく見ると動物もいるんですよ🐼🐧
もちろん動物にも意味がありますし、ミライフのメンバーも描かれています。実は、私も絵の中にいます!どれかわかるかなーーー?

正解した方にはプレゼントがありますので、ぜひ目を凝らして私を探してみてください🕵️‍♀️



絵は完成して終わり!ではない

ミライフビジョンアートは、「ミライフメンバーへのサプライズにしたい」と思っていたので、水面下で進めていました。

そして、待ちに待ったお披露目の日!!
「絵を味わう会」をミライフのみんなでやったんです。
絵の解釈について語り合い、最後に 社長になったつもりで絵の解説をプレゼンするという楽しい会です 笑

緻密に描かれた絵を観察するのは、宝探しのようで楽しくて。
でも、なにより収穫だったのは、

「みんなの解釈を足し合わせると、絵がさらに豊かになる」

ことに気付けたことです。

絵の解説をする "前" に、みんなで解釈を語り合えたことは大きかったです。先に解説をすると、それが「答え」のようになって、解釈の幅がなくなってしまう。アートに正解はないはずなのに。


このプロジェクトのスタートは、「言葉で表現しにくい 複雑な "ミライフの生態系" を絵で表すことで、理解が進むのではないか」でしたが、絵について語り合うことで当事者意識がさらに高くなり、相互理解が進み、この先の未来にもっとワクワクできるようになりました。

ミライフはこれからも進化します。
これからやることも全て繋がっているんです。根っこは同じ。

ミライフのミッション「働く、生きるを、HAPPYに」を実現するためには、転職支援やキャリア教育だけでは足りません。いくらキャリア戦略上 よい選択をしても、会社そのものが良い状態じゃなければ「働く、生きるを、HAPPYに」とはいきません。だから、性格の良い会社を増やす取り組みもしていきたいと考えています。周囲にある木が、性格の良い会社たちです。

子どもたちに「働くって面白い」が、私個人のミッションです。そのためにはまずは大人から!と思ってます。

事業と組織を良い状態にするフレーム(モデル)は存在します。
これから5週連続、毎週火曜に ミライフビジョンアートに関する記事を公開予定です。その中の1つに、前述のモデルについて書いたものがあります。ちなみに次回は、ミライフの組織崩壊ストーリーです。お楽しみに!

https://www.miraif.co.jp/miraifculture


さいごに

絵で会社を語り合う世界は、想像以上に最高でした!
みなさんの会社を絵で表現するとしたら、どんな絵になりそうですか?
#絵で会社を語ろう のハッシュタグで、発信してもらえたら嬉しいです。


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