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オリジナリティって、作ろうと思って作り出せるものではなく、自然と滲み出てくるもの。
オリジナリティって、作ろうと思って作り出せるものではなく、自然と滲み出てくるもの。自分は自分以上になれないけど、自分以下にもならないんじゃないかな?と考えています。
オリジナリティは、その人の生き様そのものだと思います。どんな環境にいて、どんな人と出会って、どんな経験をして、何をして、何を考えてきたのか。
その人が身につけてきた、いろんなフィルターを通して生まれてくるものが、オリジナリティなのかなあと。
なので、同じものを見たり経験しても、他の人と私では、感じることも受ける印象も違います。
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自分以上になれないけど、自分以下にならない、というのは、デザイナーをやっていて思ったことです。
数年前までは、Webサイトをまるっと自分でデザインする仕事をしていました。
自分でもデザインするし、たくさんのデザイナーさんと知り合いましたが、スキルのある人って「適当に」作っても、上手いのだと痛感しました。
適当にやろうとしたって、その人は、その人以下には、なかなかなれない。
逆に、経験が浅くてそれなりのスキルの人が、どれだけ時間をかけても、それなりだと思います。
そして、ほとんどの人には、なんとなく得意なジャンルがあります。女性向けきれいめテイストだと、いくらでもアイデアが浮かんでくるけど、かっこいいクールなのは苦手とか。
そこまでに手を動かしてきた時間、思考の深さ、人生経験などが、デザインに反映されるのだと思います。
これも、オリジナリティなんじゃないかと。
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そして難しいことに、本当のその人のオリジナリティは、本人では気がつくことができません。
まるで呼吸するようにやっていることなので、あたりまえすぎて、オリジナリティだとは思っていない。
まるで呼吸するようにできているからこそ、その人のオリジナリティなんです。
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今の私の仕事は、ブログの記事を書いたりコンテンツを作ることが多くなっていて、この業界でも「オリジナリティ」はとても大切と言われますが、やはり、デザインと同じなんじゃないかと思います。
今まで生きてきて、何をして何を考えたのか。
そこからオリジナリティが生み出されるのであって、オリジナリティを出そう、として出せるものではないのではないか、といつも思います。
そしてそれは、自分にしかないもので、他人が何をどうがんばっても完全にマネすることができません。
なぜなら、自分とまったく同じ人生を、他人が生きることは不可能だからです。
ブログの業界は、マネやパクり問題がたくさんあり、とても神経質になっている人も多いのですが、上記の理由で、気にはしつつも、あまり気にしすぎないようにしています。
マネされて、すぐに自分を越えられてしまうようであれば、それだけの浅いオリジナリティだった、と考えてあきらめるしかない、と思うようにしています(※著作権の侵害レベルはダメぜったい、なのは前提で)
今日も、自分だけの人生を生きよう!
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