見出し画像

オリジナリティって、作ろうと思って作り出せるものではなく、自然と滲み出てくるもの。

オリジナリティって、作ろうと思って作り出せるものではなく、自然と滲み出てくるもの。自分は自分以上になれないけど、自分以下にもならないんじゃないかな?と考えています。

オリジナリティは、その人の生き様そのものだと思います。どんな環境にいて、どんな人と出会って、どんな経験をして、何をして、何を考えてきたのか。

その人が身につけてきた、いろんなフィルターを通して生まれてくるものが、オリジナリティなのかなあと。

なので、同じものを見たり経験しても、他の人と私では、感じることも受ける印象も違います。

======

自分以上になれないけど、自分以下にならない、というのは、デザイナーをやっていて思ったことです。

数年前までは、Webサイトをまるっと自分でデザインする仕事をしていました。

自分でもデザインするし、たくさんのデザイナーさんと知り合いましたが、スキルのある人って「適当に」作っても、上手いのだと痛感しました。

適当にやろうとしたって、その人は、その人以下には、なかなかなれない。

逆に、経験が浅くてそれなりのスキルの人が、どれだけ時間をかけても、それなりだと思います。

そして、ほとんどの人には、なんとなく得意なジャンルがあります。女性向けきれいめテイストだと、いくらでもアイデアが浮かんでくるけど、かっこいいクールなのは苦手とか。

そこまでに手を動かしてきた時間、思考の深さ、人生経験などが、デザインに反映されるのだと思います。

これも、オリジナリティなんじゃないかと。

=====

そして難しいことに、本当のその人のオリジナリティは、本人では気がつくことができません。

まるで呼吸するようにやっていることなので、あたりまえすぎて、オリジナリティだとは思っていない。

まるで呼吸するようにできているからこそ、その人のオリジナリティなんです。

=====

今の私の仕事は、ブログの記事を書いたりコンテンツを作ることが多くなっていて、この業界でも「オリジナリティ」はとても大切と言われますが、やはり、デザインと同じなんじゃないかと思います。

今まで生きてきて、何をして何を考えたのか。

そこからオリジナリティが生み出されるのであって、オリジナリティを出そう、として出せるものではないのではないか、といつも思います。

そしてそれは、自分にしかないもので、他人が何をどうがんばっても完全にマネすることができません。

なぜなら、自分とまったく同じ人生を、他人が生きることは不可能だからです。

ブログの業界は、マネやパクり問題がたくさんあり、とても神経質になっている人も多いのですが、上記の理由で、気にはしつつも、あまり気にしすぎないようにしています。

マネされて、すぐに自分を越えられてしまうようであれば、それだけの浅いオリジナリティだった、と考えてあきらめるしかない、と思うようにしています(※著作権の侵害レベルはダメぜったい、なのは前提で)

今日も、自分だけの人生を生きよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?