ふと

久しぶりにノートを開いた。
気がつけばずいぶんと投稿していなかった。

だれかに何かを伝えるということから
しばらく遠ざかっていた。

今日は久しぶりに
伝えたい気分になれたのだ。

今日から始まったドラマ
ゆとりですがなにか
をみた。
なんだか自分を見ているようですごく心が
なんというか痛く、なった。

わたしはいわゆるゆとり世代なのであるが
ゆとりにもきっと2種類(いやもっといっぱい？)あって、
このドラマはゆとり世代だけどゆとりじゃない世代にも、ザゆとり世代にもどちらにも属せないひとたちを描いている。
とりあえず会社に入れば安泰と思っていた、やりたいことがよくわからないまま社会にでた、相手にうまく伝えられない、先輩にも後輩にも接するのが下手、でもばっさり切る勇気はない、etc…
自分では一生懸命なのになぜか上手くいかない。じぶんより年下のザゆとり世代のほうが、割り切れていて世渡りが上手い気がしてしまう。
自分の中のなにかがいけないことはよーくわかっている。
でもなにがいけないのかわからない。
仕事が悪いのか？どこで選択を誤ったのか？むしろ育てられ方が悪かったのか？
結局わからず、どうしようもできなくていまの状況を続けていくしかない。
そんな負のスパイラル。

わたしもそうだと思う。
自分がやりたいことはなにか、
見つけられずにいる。

やりたいことを思い切りやっている人はかっこいい。
なぜなら覚悟があるからだ。
自分にはその覚悟がないのだ。
お金と安定が大事、と言いながらいまの状況を変えようとしない。
だからやりたいことをやっているひとから、なんとなく目を背けてしまう。

そのくせ事務とかのルーチンの仕事のほうがきっと自分には向いていただろう、なんて考えたりする。
その仕事の苦労も知らず、おそらく楽な方に流れたがる。

やりたいことを、向いていることを、教えてくれるひとがいたらどんなにいいだろう。
いまのわたしには、それを自ら探そうという意思さえもなくなってしまった気がする。

こんなにもたくさんのひとがいる。
どれだけのひとが、じぶんの望む仕事ができているだろう。

このノートに答えはないのだけど、
何かを求めて一生懸命ここに打ち込んでいるわたしは、
だれかの、何かの行動をまっているのか
それとも自らから湧き出る意思をまっているのか。

こんな状況にいるから(また何かのせいにしている自分も嫌いだけど)
最近歌を作ることもなくなったし、歌うこともすごく減った。
じぶんの好きがわからない。
だからなんとなくできるものをなんとなく少しずつ触って、暇つぶしをしている。

本当は何かに、本気に、なりたいのだ。
それを待っていてもやってこないのはわかっている。
探すことが大変なこともわかっている。
でも、わたしは、
こんな毎日から抜け出したい。
いきなり仕事を辞めて考えるというのではなく、好きなことを集めることからはじめよう。
わたしらしいものを、
一生懸命探しに行こう。
きっとそれがわたしの力になってくれることを願って。