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「離乳食からの道具たち」について

三保原屋本店では、
●静岡で活動されている「Ami助産院」さん
●おおのたろうさん
●瀬戸内デザインさん

のご協力をいただき「離乳食からの道具たち」というカタログ(以下では、離乳食からの道具カタログと記載。)を作成しました。
作成経緯を纏めておこうと思い、noteに記載します。


はじまり

静岡で活動されている「Ami助産院」さんより、
「離乳食や子育てで悩まれているお母さん方の身近になってくれるお店が商店街にあって欲しい」
という想いをいただきました。

ちょうど私個人として
●私が家庭で子育て中に課題を感じたこと
●静岡は、転勤や結婚を機に、県外から引っ越してくる女性が多く、街中に何があるか分からないこと

と、いくつかの課題が頭にあったため、「離乳食から使える道具」を紹介したらどうだろうか?と思い、企画がスタートしました。

ちなみに「Ami助産院」さんは、静岡では伝説的な助産院さん。独立開業されているお弟子さんも多く、助産院の内部もお母さんがリラックスできるよう作りこまれています。

イラストをおおのたろうさんに依頼

今回の離乳食からの道具カタログ作成の1年以上前から、「おおのたろう」さんのデザインが可愛いねと、会社では話をする機会が増えていました。

実際におおのたろうさんに頼めるのか!?と、謎の自問自答を繰り返して、、時間をかけてしまいましたが、イラストをおおのたろうさんにお願いし、OKをいただくことができました。

おおのたろうさんに商品を知っていただく

実際に使ったことがない商品のPRになってしまうと申し訳ないので、おおのたろうさんに対して、今回のカタログに掲載予定商品のいくつかを送らせていただいたところ・・・
その中の商品で、すでにおおのたろうさんのご家庭で使われてたものがあるということも分かりました。

わざとらしいプロモーションにしたくなかったので、このような偶然は本当に嬉しく思いました。

おおのたろうさんのイラストの良さ

子育ては本当に大変で、特に赤ちゃんと長い時間、1対1で接しているお母さん(お父さん)は、本当に大変なことばかりだと思います。

その中でも、
●ふとした瞬間に見えるかわいらしさ
●終わってから気がつく、自分が好きだった瞬間
(私の妻は、子供がオムツを卒業した時に、喜びとさみしさを感じたそうです。もりもりとしたお尻が可愛く感じていたようです。)
を、おおのたろうさんが絵にしているのが秀逸だなと感じました。

現在はスマートフォンで何枚でも画像・動画が撮れる時代。
そんな恵まれた環境であっても、赤ちゃんが見せる一瞬・一瞬をカメラで撮るのは至難の業です。

写真に残るものと、記憶に残るものは違うことが多い・・

また、可愛い仕草をしたとしても、カメラを向けると、突然再現してくれなかったり・・・
あっという間に成長してしまったり・・・
と、思い通りにならないことの方が圧倒的に多くあります。

おおのたろうさんのイラストを見ていると何故かニヤニヤしてしまう。そんなイラストのパワーを存分に活かした離乳食からの道具カタログにするべく、企画は始まりました。

想い

おおのたろうさんと実際にお話をさせていただくうえで気がついたことがあります。
「子育ては本当に大変で、実際に悩んでいる方もいらっしゃる」という前提で、おおのたろうさんも、三保原屋も
どこかで子育てに対して「楽しんで欲しい」という想いや「この瞬間が大切」という想いがある共通点があるなと思いました。

結婚や出産以外の人生の選択肢も沢山あるなかで、いろいろな方法で子供と関わることがあります。

どんな方でも、この離乳食からの道具カタログを見ただけでおおのたろうさんのデザインのパワーで、ちょっと癒されるといいなと思っています。

編集に瀬戸内デザインさん!

おおのたろうさんとのやり取りの中で、今回の離乳食からの道具カタログの編集は「瀬戸内デザイン」さんに入っていただくこととしました。

私たちの想いが、離乳食からの道具カタログを手に取る方にちゃんと届くように、しっかりと最後まで調整をかけていただきました。
周りの方への細かい心配りも上手で、より良いものにしていこうという想いを沢山いただけました。

最後に

今はインターネットを含め、情報が多い時代。
まるで正解のように書かれた情報もありますが、そこまで思い詰める必要がないものもあるのではないでしょうか。
私たちとしては、静岡で子育てをしている方に、楽しく静岡子育てライフを過ごしていただきたいと願っています。

また三保原屋本店は、呉服町商店街という商店街の中にお店がありますが、そのような公共性のある場所において、気軽に道具の相談ができるお店を目指しています。

買う・買わないではなく、静岡という地域に、こんな変わったお店があると知っていただけると本当にうれしく思います。

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