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犬に名前をつけた日

犬を飼うことにした。ずっと犬を飼いたいと思っていたが、掃きだめ賃貸はペット禁止の物件だったのであきらめていたが、去年犬が飼える広さのある部屋に引っ越して、根本的な問題は解決できたのだけどやはり旅行や出張で不在にすることも多いうえに自分の飼育もままならないのに、生き物の面倒なんて見れるのかという思いもあって躊躇していた。
何度もブリーダーさんのサイトを訪れたり、犬種調べてみたり、毎朝すれ違うよく見る知らない犬のオーナーさんにリアルな話を聞いたりして、飼いたい思いだけ募らせていた。

事前に見ていて前提知識になっていたコンテンツが沢山あって、犬を飼うということは、正直なところキラキラした話ではないことを充分すぎるほど充分調べて検討していました。

飼う前から、犬と接するときのふるまいについては DOG SIGNAL でお勉強。躾の仕方や、いろいろな子に合わせて人間が柔軟に犬と共存するために歩み寄るのだよということがよくわかる漫画です。
作者のみやうち先生のSNS見ると、スタンダードプードルとトイプードルの多頭飼いでどちらも高齢なので、犬が老いたときにどんなことが必要になってくるのか、歩み寄ることがどう必要なのかみたいなリアルも理解できます。


朔ちゃん

お迎えした子は、なんの因果か飼うのがむつかしい臆病な子で、1歳になる日に偶然トライアルの日程になったというタイミングだけは抜群な子。トライアルの初対面から甘えん坊でぺろぺろ舐めてくるし、ストーキングしちゃう分離不安の傾向が少しあるタイプ。
ショップで保護犬の子や保育園の子、飼われている子と一緒に室内で放し飼いではあったけど、ちょっとマイペースでおっとりしていて、臆病だからか尻尾で愛情表現できない甘えん坊さんでした。

所謂売れ残りって言われる子で、1歳になる直前に当初の価格の半額で販売されていたので、不憫に思い(不憫だから敢えて難しい選択をするのかと思うと私も酔狂だと思う。)お迎えすることにしました。

後で保育園の子と遊んでますって動画見たけど、この子だけおむつさせられてて、きょとんとしてて、一緒に遊んでんのか?これ、という気分…
ショップの人との認識の違いがどんどん大きくなるので、セカンドオピニオンや獣医さんなどの意見もいれていきながら、このこと仲良くできたらと思いました。

下手な保護犬をお迎えするよりもむつかしい子をなんとなく選んだ自分、相変わらず人生ハードコアモードだなぁと思いました。

最初からダメっていうことはしないし、ビビりだから勝手にもの触らないのは非常に助かります。雷や地震が怖くないのもTVが怖いのは3日で克服っていうのも。でも、ストーカー気質なのにいなくなった瞬間に粗相しちゃうのは、自分でもタイミングがまだ読めないし、トイレトレーニングのむつかしさを感じる(ビビりすぎで散歩に行けないので、自宅できちんとする習慣つけさせるしかない)ので、ハードコアモードだなぁと。

まだお迎えして4日目なので、徐々に本性チラ見せしてくれるのを待っています。


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