自分をうたう

逃げ腰になる自分が嫌だ
楽しようとしている自分が嫌だ
言い訳を作りそうになる自分が嫌だ

なんとなくまとわりついたそんなきもちを毎回毎回乗り越えようとして、なんとか工夫しながらお仕事をしてきた。8ヶ月。

一番近くで叱咤激励をきちんと具体的に言葉にしてくれる本当に素敵な大先輩に、実習生の前で私を褒めてくれた。

“この人一年目なんだけど。最初は本当に心配で、大丈夫かなって思ってたんだけど、(もう1人の担当と)見守っていこうって言ってたら、すごく伸びたよ。扱いが難しい中学生も最近はすごく落ち着いて、関係性築けているし、やっぱりきちんと時間を使って向き合ってるからなんだよね。”


わたしは褒められて本当に嬉しかったけれど、やっぱり真っ先にそのまとわりついて離れない、心地よくないきもちが思い浮かんで、そんなできたのかな?と感じて。

ゆっくり帰りながらその意味を反芻していたの。そしたらわかったの。

逃げ腰になっても、結局は逃げなかったんだろうし、
楽したかったところを楽しなかったんだろうし、
言い訳を作りそうになってもなんとか作らなかったのかもな
って。

結局のところは踏ん張れたんだなと。頑張ったな。

でもやっぱりそんな気持ちは簡単には晴れてくれないので、
いつか、いつか、
どっしりと構えていられて、
大変なことも笑いとばせて、
いつわりのないきもちを大事にしていけるような、
そんな人にわたしはなりたいよ。


そんなぎこちない自分讃歌をどうか、今回は、
目をつぶって。

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