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生き抜くための雑記帳

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自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
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2019年1月の記事一覧

一生人を傷つけない人はいないし、毎度毎度傷つけるわけでもない

放っておくとどんどん口数が減っていって、いざという時にうまく話せなくなる。 "うまく話せない"は、上手いこと言えないとかそんな高等なものではなくて、単語単語で息継ぎをしないと次の言葉が出てこなかったり、目の前にいる相手に話す内容を、30秒くらい考えてしまうことを指す。 話したいことはもちろんあるはずなのに、脳みそがうまく動かなくなってしまうのだ。そしていつも、「あぁ、またちゃんと話せなかった。嫌われてしまったかな」なんて妄想しては自分を責める。もっと早く、言いたいことがぽ

自走するには、どっぷり依存するところから

スマホの充電のように、物事にはパラメーターがあって、それがMAXまで満たされると自走できるようになる。 小さい頃にたっぷりの愛情をもらっていた子どもは、大人になって「一人でいる」ことが苦にならないという話を聞いた。逆に、十分な愛情をもらえていなかった子どもは、孤独が怖かったり、パートナーに依存してしまったりする。 依存も同じ原理が働く。親にたっぷり依存した経験があると、次第に一人で立てるようになる。師弟関係だって、だれかについてみっちり教えてもらえば、その後自分の型で進め

思考を改める基準は「自分にストレスがかかってないか」

「どんな考え方も、正しい・正しくないとか、よい・悪いとかは無くって、自分が楽しければそれでいい」 しばしば、「こんなふうに考えるからよくないんだ」と思うことがある。お昼まで寝てしまった休日は「時間を無駄にした…」と思ってへこむし、人前で話したり、発表するときには「失敗したらどうしよう」と思って不安になる。 考え方を変えれば、「お昼までたくさん寝てすっきりした!」と元気になれるはずなのに、人前で話すなんて「好感度アップのチャンス!」とやる気に変えられるはずなのに。そう考えら

へこまないために。完璧な目標よりも最低ライン

どんな形であれ発信をしていると、毎回必ず反応をくれる人・たまに「よかったよ」と言ってくれる人・そして全然反応を示さない人の、3パターンの人間が存在する。 「毎回反応をくれる人」は、私にとって安心をくれる人。いつも気にかけてくれているような気がして、「こんなことでも言ってみていいのかもしれない」と思えるようになる。 残りの2パターンに出会うと、いつも少しだけへこんでいた。“いてもいなくてもいい人”の烙印が押されたような、自分の存在を消し去られたような気がして少しさびしくなる

大丈夫かな、大丈夫だよ

お店に続く階段の前で、しばらく立ちすくんだ。進めたい仕事がある。できればまっすぐ家に帰って仕事をしたほうがいいけれど、誰とも話さずに1日を終えたら明日に響く。そんな気がした。 階段の前で、何十回と見慣れたメニューをパラパラめくってみる。「行くならこれ」と、頭の中ではすでにメニューは決まってるのに、眺めずにはいられない、自分なりの時間稼ぎだ。 「端っこは寒いよ」と店員に促され、真ん中の席に座った。「いつものアレにしとく?」と聞かれて、「それが飲みたい」と答える。 今日はお

どうして自信が欲しいのか。どうして自己肯定感をあげたいのか。

もっと自分に自信がもてれば、もっと自己肯定感があれば、きっと世界は生きやすくなるだろうなぁと思うことがしばしばある。 「自分はここにいるに値しない」とか、「才能がないからつらいことでも耐えるしかない」なんて考えながら生きる人生は確かに旨味がない。もっと軽やかに、楽しく生きられればそっちのほうがいい。 マイナスな面がある一方で、ダメなことばかりではないよなぁとも思う。自信が無いことによって努力することを覚えたし、同じ気持ちの人に寄り添えたりもする。自信がないこと、自己肯定感