11年前のこと。
5月末から長旅をするのを前に、久しぶりに遠出しないで日本でやるべきことをやり準備に勤しもうと決めたゴールデンウィーク。
今日は、こんまりさんの本に出てくるような、「片付け祭り」をしていて、ごみを捨てに行ってくれた夫がなかなか帰ってこないなぁと思っていたら、大きなヒマワリと共に帰ってきました。
私「え、え、え、えーー!」
夫「生きていてくれて、ありがとう。」
その言葉を聞いて、私、ボロボロ号泣。
夫も、つられて号泣。
今日でがんを宣告されてから11年。
昨年の今日は、完治とみなせる「10年」という節目だったこともあり、仕事終わりに両家でハワイに行き、みんながお祝いしてくれました。
その時にも、大好きなヒマワリ。
今年からはもう、カウントするものじゃないかなと思っていました。
だってもう、11年前のこと。
そんな中での、完全なるサプライズ。
生きてこられて良かった…!!
脱サラしたばかりの私たちにはGWも何もないからと特別扱いしていなかったけど、みんなの出かけているリア充投稿を見てウズウズし、「しまったー、世の10連休というものを舐めるんじゃなかった!地味な作業に充てるんじゃなかった!無性に出かけたくなってしまうよー!」と若干後悔していた自分が恥ずかしい。
あの時には想像もできなかった新しい時代を愛しい人と感謝しながら迎えられて、それだけでどれだけ幸せなことか、はっと思い出しました。
特別なことなんていらない、日常がこんなに愛おしいんだった。
いつもありがとう。
GW後半も、片付け祭りと積み上がったタスクを、頑張ろうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?