#37 『水素の持つ優れた性質』

人は体の機能を維持するために酸素(O)を必要とします。
みなさんも意識なく、「呼吸」という行動をすることで体内に酸素を取り入れていますよね。
人体が酸素を利用する際に副産物として発生してしまうのが、活性酸素(かっせいさんそ)と呼ばれる化合物。

活性酸素には善玉活性酸素と悪玉活性酸素の2種類が存在します。

善玉活性酸素は、人体に良い影響を与える強い味方ですが、同時に生まれてしまう悪玉活性酸素(2・OH)というものは、人体に悪い影響を与えてしまいます。

例えば、老化現象は悪玉活性酸素が身体をサビさせてしまうことで起きます。
その他にも、癌(がん)・糖尿病・肺炎・心筋梗塞・アルツハイマー・シミ・くすみ等、あらゆる病気の原因とされています。

ここで、もう一度水素の性質をおさらいしましょう。


・水素(H2)は、酸素(O)と結びつくことで水(H2O)になる
・水素はこの世で最も小さい元素である

なんと水素は、この人体の悪者である悪玉活性酸素と結びつくことで、悪玉活性酸素を無害な水へ変化させてしまうのです。

悪玉活性酸素(2・OH)と水素(H2)が反応して、水(2H2O)へ変化し、無害な水として体外へ排出されるのです!

しかも、水素は最も小さい元素ですので、人体のどの組織よりも小さいのです。
人体の奥の奥深くまで容易にたどり着き、悪玉活性酸素を水へ変えてしまうという、非常に優れた性質を持った元素なのです。

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