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子どもの看病して思った、環境整備の大切さ

みなさんこんにちは!
株式会社IVRyで秘書とバックオフィス系の仕事をしております、大沼です。
4月に入社してもう4ヶ月が経ちました。

その中で、一時的に子どもの看病をしながら仕事をした時期があったので、どういう形で、また何を感じたのかなどをお伝えできればと思います。

子育てしながら仕事復帰を目指している人は「こういうケースがあるのか」、既に仕事と子育てをしている人は「まぁそうなるよね」「あるある」と気軽に読んでもらえたら幸いです。


前提

最初に、私の状況をご説明します。今回の話のメインが6月ごろなので、その時点での状況になります。

仕事面
リモートで8:30-17:00と、子どもが寝た後に1時間ほど稼働という形で働いており、バックオフィス系の仕事を少しずつ引き継ぎ始めた頃でした。

家庭面
子どもは6/1時点で生後7か月、腹這いからお座りへの移行が不安定ながらにできるようになった時期で、保育園にも慣れ始めた頃でした。
夫は朝5時台に家を出て21時ごろ帰宅の土日祝休みの仕事をしており、平日の子どもの世話は主に私が担当しています。

私の平日のスケジュールは下記のような状態でした。
5:30 子どもと起床
8:00 保育園に預ける
8:30〜17:00 勤務、終わり次第お迎え
18:00 子どもの夕食
19:00 お風呂
21:00 子ども就寝
21:00〜22:00 勤務再開
22:00〜 自分時間

怒涛の6月

序章

5月末頃までは、子どもが疲れからの微熱を出す程度で問題なく過ごせていたので、入園したてで起こりやすい体調不良はあまり出なかったなー普通に過ぎ去ってよかったーなどと甘い考えを持っていた頃でした。5/30の午後に微熱があり、あれまた風邪ひいたかな?なんて思っていたら下痢をする姿を発見。
今まで微熱以外の症状を出したことがない子だったので、初の感染症罹患(あくまで可能性)です。ノロウイルスでないことを祈りつつ、感染予防で手袋を嵌めて子どものお尻をふきふき・・・子どもはまだ微熱程度ということもあり、この時はまだ機嫌良くニコニコしていました。

そして子どもを寝かしつけ、帰宅した夫に状況説明し今後どうするかの話し合いが始まりました。

考えるべきこと

まずは明日どうするか。誰が病院に連れていき、その後面倒を見るのか。
下痢・発熱をしている子は、他児への感染防止のため保育園には預けられません。我が子を預けている保育園では、厚生労働省指定の感染症以外の普通の風邪の場合、下痢が治まって普通便になっていること、熱が下がってから1日様子見をして問題ないことが登園再開の目安でした。(他の園でもほぼ同様かと思います。)
私の夫は仕事の都合で月に何度も休みを取ることが難しい状況だったので、明日休みを取る代わりに以降は休みを取らないこととし、受診と丸一日の世話を任せることになりました。

次に、明後日以降の預け先をどうするか。
我が家が取れる手段は下記の3つでした。

  1. 勤務時間を調整して私が看病をする

  2. 近距離に住んでいる義両親に預ける
    (時間の融通が利きやすい仕事をしている)

  3. 他県の両親に預ける
    (会社員のため1日休みを取ってもらう)

1について、結局半休をとって看病が必要なのねと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私が勤める株式会社IVRyでは勤務時間を柔軟に変動できるので、半休を取らなくても例えば勤務開始を昼頃にして午前中は子どもの病院受診と看病をし、その後身内や病児保育に預けて午後から働くことが可能です。(IVRyの働きやすさは後半でお話します。)
2に挙げた義両親とは普段から仲良くさせてもらっていて、今回のことで相談をしてみたところ有難いことに快諾。
結果的に1と2を組み合わせて乗り越えていくこととなりました。(義実家から「病児保育に預けるならうちで預かっても一緒」と言ってもらえたので、病児保育・ファミリーサポートの選択肢は除外、9割義実家に預ける形です。)

やけにあっさりした療養期間

次の日の受診結果は「お腹の風邪」でした。内服で整腸剤と、頓服で解熱剤(高熱時用)に処方してもらい、療養期間がスタートです。
病気三日目は、義両親が我が家に来て1日看病してもらいました。下痢の辛さから機嫌が悪くなったりするのかなと心配していましたが、義両親が大好きな子どもは「いっぱい遊んでもらえる!」とずっとご機嫌で過ごすことができました。そんなスタートだったので、案外症状が長引かずに回復まで乗り切れるかもと思ってしまいました。
その後は一日中義両親に任せる日や、16時ごろまで義両親に面倒を見てもらってその後は仕事を早めに切り上げて私が看病する日など、お互いの予定に合わせて臨機応変に変え、土日を挟んだ1週間後の6/6にはなんとか登園ができる状態になりました。
土日を挟んだ1週間ではありましたが、連日義両親に看病をお願いする申し訳なさや、病院受診で会議はリスケをお願いしていたので、参加メンバーへの申し訳なさを感じており・・・。
そのため元の生活に戻れることがとても嬉しく、また仕事に集中するぞ!と気持ちが晴れやかになっていました。

体調の復活と悪化

次の日、朝も熱がないことを確認して保育園に登園ができてすっかり安心し切って仕事をしていると、保育園から「昼寝後に38.9度の熱があるから迎えに来てほしい」と電話が入りました。職場のSlackで事情を説明して離席し、お迎えに行ってそのまま病院に受診。医師に「あれまた来たの?」と言われつつ、今度は高熱で・・・と診てもらうと、アデノウイルスの咽頭炎と診断され、また療養期間が再スタートとなりました。アデノウイルスは厚生労働省指定の感染症で、登園は発熱が治ればできるので、今回も短めの療養だといいなと願っていました。

大変な中での子どもの成長

38.9度の発熱と喉に腫れがありつつも、食欲は全く減退せず普段と変わらない量をモリモリ食べていた我が子ですが、1点変化したことがありました。それは下痢が再スタートし、しかもお尻が荒れてきたことです。それまで元気に遊んでいても、下痢をする度に泣くようになり、次第にお尻が綺麗になった後もひりつきで泣き続けるようになりました。
お座りが自分でできるようになった頃だったので、本人はお座りをしたい気持ちが強く、うつ伏せにさせてもすぐに座る体勢になり、座ることでお尻が地面について泣く→私がうつ伏せにする→座るの繰り返しでした。

抱っこしていても私の腕がお尻に当たると泣くので支えられず、だからと言って胴を持ち続けるのも私が辛い状態・・・仕方なく掴まれるところに掴まらせ、立つ体勢を取るようにしてみました。すると、最初は慣れずにすぐに座っていましたが、立つとお尻が痛くないと分かったのか、私が掴まらせると立ち続けるようになり、気がつけば自分で掴まり立ちをするようになりました。そして、移動は腹這いだったのにいつの間にかお尻を高く上げる高這いになっていました。

子どもが成長したことは喜ばしいことですが、ほんの数日で成長した訳ではありません。咽頭炎での熱はすぐに下がりましたが、その後すぐに普通の風邪をひいてまた発熱し、結局登園できるようになったのは6/26でした。最初のお腹の風邪から、約4週間もかかりました・・・。

再スタートの看病と仕事の両立

では約4週間もの間どう看病していたのかというと、また義両親にお願いしていました。丸一日お願いできる日が基本で、時々短時間だけの預けられる日は勤務時間を調整したり、簡単な仕事をしながらの看病をしていました。
何度か仕事をしながら看病もしましたが、一日8回の下痢ですぐに呼ばれ、痛さで泣くので抱っこしてあやす間に離乳食の時間が訪れ、そのまま寝かしつけへ・・・と離席時間が長くなってしまい、そういう時は夜に多く仕事をして滞らないように調整していました。
勤務時間が調整がしやすい会社だから仕事を休まずにできているので、入社して本当に良かったと思っているのと、「お大事に」「無理せず」と言ってくださる会社の方々にとても感謝しています。

発熱した体にはひんやりした水が気持ちかったようで、自分から突っ伏して堪能してました。

働きながら看病してみたことで得たこと

今回のことで思ったこと

子どもの体調不良は本人にとっても親にとっても辛いことです。いつ治るんだろうという子どもへの心配は大きいですし、病気が長引けば関わる方への申し訳なさや、思うように仕事ができない焦りも溜まっていきます。今後も子どもの体調不良は起こるので、次回に活かせるよう反省すべき点・良かった点をまとめてみました。

反省点

今回の対応での反省点は、私と義実家のローテーションに病児保育とファミリーサポートを入れるべきだった、環境をもっと整えるべきだったということです。こんなに長引くとは思っていなかったので、頼らずに乗り越えられるだろうと甘く考えていました。今回の私の環境は整っていた方だとは思いますが、整えられるならもっと整えた方が自分の精神面にもいいと感じました。
毎日、そろそろ治るかな、明日はどういうスケジュールで看病しよう、という考えがずっと頭の中にあるので気になってしまい、なかなか気持ちが落ち着きません。スケジュール調整も気力と時間を奪われます。且つ、問題ないよ預かるよ!と言ってくれていても、身内に連日子どもを預けるのはやはり申し訳なさがあり気を使います。子どもの面倒を見るのは体力と気力を使いますから・・・。(もちろんお礼はしますが、それでも私は申し訳なさは0にはなりません。)
その点、病児保育やファミリーサポートは元々そういう利用のためのサービスであり、対価としてお金を支払うので、気持ちは大分違うと思います。次回からは必ずローテーションに組み込もうと思っています。
利用前には利用手続きと書類提出、預ける時に事前予約や医師の診断書を書いてもらうなどの対応が必須なので、もし使ってみようかなという方は事前に確認していただくと良いと思います。

また、法で定められた看護休暇というものがあるので、夫婦どちらかが取得して見ることも可能です。私の夫も取得できましたが、今後のために残しておこうと今回は取得しませんでした。

今回のように、思ったより療養期間が長くなってしまうこともあると思うので、頼れる手段は持てるだけ持っておいた方がいいです。

良かった点

逆に良かった点についてです。
頼れる環境が少なからずあったこと、子どもが掴まり立ちを習得したこと、IVRyという子育てしやすい会社に入社していて良かったということです。前2つは説明済みなので、3つ目についてお話しします。

株式会社IVRyは子育てしやすい会社である

柔軟な勤務時間

IVRyでは、勤務時間を自分で柔軟に決めることができます。フレックスタイム制ではあるのですが、勤務開始・終了を自由に決められるだけではなく、途中で病院受診や役所への手続きなどの私用で一時的に離席することが可能な会社です。
例として、今回の件での私の勤務時間ついてご紹介します。

通常時の私の勤務時間:8:30〜17:00、子どもが寝た後に1時間ほど
(これは私が自分の中で定めてる時間なので、人によって働く時間は様々です。)

例1 義両親が午後から看病してくれる日
 5:30〜6:30 勤務開始、メールや急ぎの件がないかチェック
 6:30〜8:30 子ども起床、朝の支度や義両親に渡すおむつなどの用意
 8:30〜9:30 子どもを1人で遊ばせつつ仕事
 9:30〜10:00 子どもの午前寝の寝かしつけで離席
10:00〜10:30 寝てる間に集中して仕事
10:30〜11:30 子どもの離乳食対応で離席、義実家に預ける
11:30〜17:00 仕事
17:00〜21:00 子どもが帰宅してお風呂や夕食など
21:00〜23:00 仕事
23:00〜 自分の時間

例2 保育園に発熱で呼ばれ、そのまま受診した日
   〜8:30 保育園に子どもを預け、帰宅
 8:30〜15:30 仕事
15:30〜17:00 保育園から発熱と電話がありお迎え、病院受診で離席
17:00〜21:00 帰宅してお風呂や夕食など
21:00〜23:00 仕事
23:00〜 自分の時間

このように一時的に席を外しつつ仕事をしていました。
IVRyでは「自由と責任」を大切にしていて、責任ある行動・結果を出した人には自由が得られるという考え方があります。
急な病院受診で離席したい時も、周囲の方との調整を済ませ、きちんと自分の業務が全うできるのであれば離席することに問題ありません。
離席ができない会社では半休や早退を使う場合が多いと思いますが、急な用事の場合は急遽仕事を切り上げなければならず、あの仕事は今日中に終わらせたかったのに!という時も夜にカバーすることが可能です。

子育て中のメンバーが多い

IVRyでは子育て中のメンバーが多く在籍しています。slackでは育児の情報交換や自分の子どもができるようになったことの報告などが行われているチャンネルがあり、よく「今日〇〇に行きました!」「〇〇ができるようになりました!」と楽しそうな画像が添付されて投稿されます。私は医師から聞いたお腹の風邪が流行っていることを注意喚起として投稿しました。

コメントやスタンプがあり、みんな経験してるんだなと感じました

すると「うちの子も下痢が…」や「インフルエンザも流行ってるらしい!」と続々とコメントやスタンプをもらい、育児の先輩からは「ペットボトルにお水を入れてシャワーにしてお尻を洗ってあげるといいですよ!」とライフハックをもらえたので、すぐに試しました。仲間がいることで気持ちも楽になります。
子育て中ではない方もチャンネルに参加しているのと、パパが画像やコメントを載せることが比較的多いので、男女問わずみんなが楽しめるチャンネルになっています。
子育て中の方が沢山いて、みんなが同じように急なお迎えでの離席や、看病することが当たり前とされているので、育児中の方は環境的・気持ち的にとたも働きやすいと思います。私は、環境が整ったこの会社に貢献できるようには、自分は何ができるのかを自然と考えるようになり、より頑張ろうという気持ちが強くなりました。

他にも子育て中の方が書かれた記事や、以前開催した子ども参観の記事があるので、興味がある方はぜひ読んでみてください↓

最後に 〜自分でできる環境の変え方〜

仕事と子育ての両立を頑張ってはいるものの、なかなか難しいなと日々感じています。今回のようにやってみてわかることも多いし、まだ育児と仕事を並行する形になってから4ヶ月のペーペーな人間なので、上手に均衡を保てていないことも原因の一つではあると思います。私はなんでもこなせる器用な人間でも全くなく、且つ体力もないので、日々起こる様々なことをこなしてひたすらに突き進んでます。
ではそんな人間がなぜこういう記事を書いたかというと、今回私が感じた、環境を整えることで仕事と子育ての両立がしやすくなるということを伝えられたらと思ったからです。もう満足にできている方もいるとは思いますが、そうでない方も沢山いらっしゃると思います。(私がそうなので、そう思いたいw)そういう方向けに、子どもの看病というよくあるケースを元にしてどういう部分が整備できるのかを書いてみました。

私は子どもは大好きですし、仕事も大好きです。どちらも大切にしたいし頑張り続けたいと思っています。
同じ気持ちの方で、今のお仕事が子育てと相性が悪い、子育てがしにくいので転職を考えているという方は、株式会社IVRyの入社を検討してみてはいかがでしょうか?まずは話だけ聞いてみたい、業務委託・副業から試しに入ってみたい、というのももちろんアリです。

どういう会社なんだろうと話を聞くだけでもOKです。まずは気軽にカジュアル面談に応募いただくのが良いかと思います。
採用概要↓

IVRyとは
IVRyは、 “Work is fun” 『働くことは、楽しい』をビジョンにかかげ、電話応対にかかる工数を削減し本来の業務に集中できる電話自動応答サービスを提供しています。↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
少しでもIVRyに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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