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冥王星をきっかけにお金について考えてみた

こんにちは。カウンセリングサロンthe worldの奥乃美帆です。
5/2~5/5のGWは家族で宮崎に行ってました。

旅行のときは日常意識と違って、自分が持つ時間も空間も余裕が生まれ、
脳みそに隙間ができる気がします。

すると、その隙間を通して色んな気づきがあったりするのですね。

やっぱり旅行は大事だなと改めて思いました。

今回は、最近逆行を始めた冥王星についての記事です。

逆行を開始した冥王星

つい先日5/3に冥王星は逆行(地球からみて退行しているように見える現象)を開始しました。
太陽系の中では地球と最も離れた場所に位置する冥王星。

頻繁に逆行する個人天体の水星と違って、トランスサタニアン(土星以降)の天体は影響もより無意識的な領域となります。

冥王星が逆行に転じた際のサビアン度数は水瓶座3度「海軍からの脱走兵」

Miho Okuno on Instagram: "5/3 の深夜、天体界隈のドンと呼ばれる冥王星が逆行を始めました。 冥王星は今水瓶座にいます。 逆行して9月に山羊座へと入り、 10月に順行へと切り替わり、 水瓶座にまた戻ってくるのは11月の末(20日) トランスサタニアン(土星よりも遠い)天体の星座移動は 社会に目に見えぬところで大きな影響を与えます。 遠い天体になればなるほど、集合無意識だったり、宇宙意識だったり、意識の深い領域から影響を与えていきます。 冥王星はゴッドファザーみたいな天体。 冥王星が「やれ」といったら全てを破壊し、 冥王星に気に入られると、本人は大変かもしれませんが、 大きな繁栄が約束されます。 この冥王星の逆行、私は1週間ほど前から圧のようなものを感じていた気がします。 逆行する際のサビアン度数は 水瓶座3度「海軍からの脱走兵」 海軍は社会性だったり、集合的な価値観を示していると言われていて、 自分自身の自由・自立性を得るためにそこから逃げていく、 という度数になります。 この脱走兵が向かっている先は、自分の心の中。 自分自身の中心へと走って戻っているのです。 いま冥王星は時空を超えて、それぞれのソウルグループへと戻っていくことを促している気がしています(私の直感では!) というのも11ハウス(水瓶座の部屋)の水瓶座で逆行を開始していて、水瓶座のテーマである、グループ・ネットワークに光が当たっているからです。 このグループは、過去世・未来世からの繋がりをもつグループです。 この逆行は私たちに自分自身の中心にあるスピリットのようなものを思い出させせてくれます。 10月の順行切り替わりまでに出会う人々、繋がり合う人々、たまたま訪れる土地、どうしても惹かれる国、文化などは、 何か自分のスピリットを知る上で重要な手掛かりとなるかもしれません。 またこの期間、自分一人で成し得ないことをグループの力で達成することもいいかもしれません。 逆行中ですので、全てがスンナリ衝突なく進んでいく、というわけではなさそうですが、そのグループで取り組むことで、やはり大切な何かを思い出す可能性があります。 どんどん自分の中心に。 どんどん自由に。 天体達の力を使って、自分自身の枠や制限を溶かし、よりハッピーでフリーな存在へと変化変容していきましょう⭐️ #冥王星逆行 #サビアンシンボル #水瓶座3度 #海軍からの脱走兵 #サビアン占星術 #奥乃美帆 #theworld #星読み" 6 likes, 0 comments - myu_the_world on May 2, 2024: "5/3 の深夜、 www.instagram.com


で、逆行する際のホロスコープでは
美と豊かさの星、金星に冥王星がプレッシャーを与える配置をしており、
何か引っ掛かるものがありました。

こういう時は、金星がテーマとするお金や恋愛において、
何かしら大事なテーマが隠れていたりします。

冥王星とお金


冥王星は億万長者やビリオネアのホロスコープなどで、よく目立つ存在です。
木星とセットになった時など莫大な資産を生み出す強大な力となったりします。

冥王星と金星というと危険な香りのするペアというイメージ。
破壊的な流れでお金がなくなったのち、
自分が導かれるようにしてやった事業では信じられないような富を築く
といった金運の激しさを彩ります。

冥王星は破壊と再生の天体ですから、その作用を味方につけるかどうかは、
当人がどれだけエゴを超えて、超意識・宇宙意識につながるかがポイントとなります。

今回は冥王星が金星に90度のスクエアの配置で、金星は苦しそうなイメージ。
このGW、出費がきついなーなんて思う人も多かったのではないでしょうか。

私ももれなくその一人で、5月は値上げもあるし、GWもあるし、何かと物入りで
先の見通しもあまり経ってないという状況でした。

ふとしたきっかけで見た動画


そんな中、ふとしたきっかけである動画に辿り着きました。

それはちょうどホテルのスパを終えて、ぼーっと部屋で過ごしていた時です。
素晴らしいサービスだったけれど、去年に比べると全体的に値段が上がっており、
値上げの波を感じずにはいられない私は、頭の中でふわふわとお金の使い方について考えていました。

「欲しいものを全て手に入れてたら、簡単にお金は無くなってしまうよな〜。」

「でも自分を大切にする意識も大事だし、一体何を基準にお金と付き合っていったらいいんだろ〜」

そしてネットサーフィンをしていて出会ったのがこの動画です。

八木仁平さんのyoutubeですね。タイトルは「一生お金がない人(の)共通点」
ちなみに八木さんはnoteでも発信をしてらっしゃいます。

動画の雰囲気からして、私とは畑違いの人なんじゃないか?感が満載なのですが、
この動画を見て大変納得したことがありました。

それは、私たちが持つ集合無意識の中のイメージ、

”お金持ち=幸せでキラキラしておりこの世の勝利者であり権力を持つ”

という印象(ざっくり纏めましたがw)は

必ずしも絶対的なものではなく、

一度疑ってみることも大切かも…ということです。

お金と幸せの定義


動画の中で八木さんは

A:幸せに見られるために自分を犠牲にするのか

B:自分の幸せのために周りからの評価を犠牲にするのか

どちらが本当に幸せなんだろうか、と問いかけるところからスタートします。

SNSが広がってオンライン上で他人から見た目で判断されることが多くなった
現代では、Aの選択肢のように周りからの評価を上げるために努力をしている人が昔に比べて増えてきているのではないでしょうか。

FacebookやInstagramをみるとキラキラしたムードの加工された写真が並びます。あたかも毎日が光り輝いて、素晴らしい功績で満たされているかのような雰囲気ですが、その印象を演出するために、(無意識のうちであっても)たくさんの消費をしているんだとしたら、自分の核心的な部分は満たされず大事なお金は出ていくばかりだよ、と動画の中で説いています(実際の動画では統計なども用いてより説得力を持って解説しています)

結局は一人一人が本当に大切なものは何か、考えるところからスタートしていかなければならないのですが、

その”大切なもの”ですら、印象操作されているかのような錯覚を受けます。

ありのままという言葉とは裏腹の現実


・SNSで起業、手軽に年収2億円
・子育てしながら充実した毎日を送る綺麗なママ
・死ぬほど細いアパレルブランドのモデルたち
・贅沢な旅行の様子をアップする経営者

まぁありとあらゆる羨ましいイメージで溢れかえっているSNS界隈ですが、
その加速度ぶりと同じように脚光を浴びた言葉が

ありのままに!です。

みんな心のどこかで、他人に対して社会に対して頑張らなきゃいけないこの現実が
苦しくて、時に鬱になったり、引きこもったり・・・

自分の中のありのままを認めて欲しくて、もがいている。そんなところもあるのではないでしょうか。

普通の人でいることがこんな大変なんて・・・と思っているのはあなただけではないはず!

それもそのはず、私たちは消費社会の申し子。

お金を使うとこーーーーーーんなに幸せになれるんだぜ!とマスコミや企業に洗脳されまくっているわけですから、

幸せ=金を稼いで欲しいものをゲットだぜ!

になってしまうんですよね。そのイメージに踊らせて生きていたら、お金はいくらあっても足りなくなってしまうのです。だって本当に必要なぶん以上の何かを絶えず求め続けることになってしまうんですから。

でもお金は悪くない

でも当たり前のことですが、お金は別に悪くないんです。
消費することも悪いことではない。
お金を使うことによる素晴らしい作用はいっぱいあります。

美味しいご飯は私たちを感動させ、生きる活力を運んできてくれます。
品質のいいアロマや石は大変な工程をへて、私たちの手元へとやってきて
たくさんのメッセージをくれます。
スパは身体が喜ぶだけではなく、スピリットにも光るエネルギーを運んできてくれます。

だからお金を追いかけちゃダメだ!という単純な話ではないのです。

ここでやっと冥王星へと話を戻すのですが


そう、今回の旅行で得た気づきの一つは、
持っているものにせよ、お金の使い方にせよ、自分のキャリアにせよ、

人と比べなくていい

ということなんです。

お金だって時にはどかっと使ってもいいし、まーったく使わなくてもいいし、

でも自分のエネルギーに忠実に使うということです。

これこそ、今回の冥王星と金星ペアの教訓:

集団からの自立です。

私たち人類はそろそろ集団無意識からの自立をする時期のような気がするのです。

みんながいいと思うもの。
みんなが認めるもの。
みんなが欲しがるもの。

それを手に入れて成功する時代はそろそろ終わりを迎えるのではないかな、
ということ。

なぜならそれは自然の摂理に反しているから。

ある一つのイメージに需要が集中しすぎることは大変にアンバランスな行為とも言えます。

資本主義社会トップに君臨するものたちが
イメージを提示さえすれば、

私たちはいつでもそれが最高のものなんだとすぐに錯覚してしまいます。

集団に「あなたはまだ足りない」と言われれば、

「自分は足りないんだ」と錯覚してしまうのが私たちなのです。

でもそろそろ気づくタイミングなのかもしれません。

私たちはもうそんなに色々なものは必要ないのかもしれないということ。

どんな裸体だって美しいんだってこと。

これから10月まで続く冥王星逆行期間、
どんな風に社会が変わっていくか、
また私自身が変化していくか、興味深く見守っていこうと思います。

それでは今日はこの辺で。


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